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日本の刑事司法の崩壊は、限界を超えている !
日本の検察・裁判官の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/01/01より抜粋・転載)
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1)カルロス・ゴーン被告が、海外逃亡した !
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年がみなさまにとりまして、素晴らしい一年になりますよう、お祈りいたします。
新年より、本ブログ、メルマガをご高読くださり、深く感謝申し上げます。
本年も「知られざる真実」の情報発信に、努めて参りますので、引き続きご愛顧賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
大晦日の除夜の鐘が、鳴る前から「ゴーン」という音が、響いた。
「ゴーン元会長、無断出国」の見出しで報じたメディアもあるが、客観的に表現すれば、「ゴーン被告 海外逃亡」以外の何者でもない。
2)ゴーン被告に対して、保釈申請を認めた
刑事司法の判断に、誤りがあった !
ゴーン氏の逮捕、勾留、起訴に、さまざまな見解があるのは当然としても、日本の刑事司法の手続きに従って、処理が進められているのであり、海外逃亡の恐れのある者の、保釈申請を認めた判断に、誤りがあったということになる。
裁判所の判断は、「法の下の平等」に反するもので、その海外逃亡の、おそれのある者に対する、監視を怠り、海外逃亡を許してしまった失態は、前代未聞のものである。
3)日本の刑事司法の崩壊は、限界を超えている !
政官業癒着・自民党政権・自公政権下、日本の刑事司法の崩壊は、限界を超えてしまっている。
刑事司法の歪みは、法の執行に際しての公正さが完全に失われていることに最大の特徴がある。
日本の刑事司法は、犯罪が存在するのに犯罪者を無罪放免にする。
日本の刑事司法は、犯罪が存在しないのに、無実の人間を犯罪者に仕立て上げる。
日本の刑事司法は、犯罪者の国外逃亡を阻止できない。
日本の刑事司法は、官僚OB、現役官僚、与党議員は、重大な罪を犯しても、特別な処遇で処せられる。日本の刑事司法は、政治的敵対者は、無実であっても、犯罪者に仕立て上げられる。
4)不正が蔓延しているのが、日本の刑事司法である !
政官業癒着・自民党政権・自公政権下、このような不正が蔓延しているのが、日本の刑事司法である。刑事司法の行動、判断を相対化することが必要になっている。
歪んだ刑事司法の行動、判断を尊重する必然性が存在しない。
このようなお粗末極まりないニュースで、幕開けを迎えた、2020年である。
庚子(かのえね)の2020年は、重大な変動の起点の年になる。
5)悪政の安倍政権下、内外ともに、激動の一年になる、可能性大だ !
悪政の安倍政権下、内外ともに、激動の一年になることが、予想される。
国内では、7月5日に、東京都知事選が、投開票日を迎える。
東京都知事選の告示は、6月18日になる。
ここから逆算して、通常国会は、6月17日までに終えなければならず、1月20日が、通常国会召集日になる見込みだ。
当初は、1月初旬に通常国会が召集され、冒頭解散が行われる可能性が指摘されていた。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
T 「CIAの対日工作員」が幹部になる、米国・自民党従属が、検察の正体 !
1 歴代トップは、「全員CIAに留学」する 東京地検特捜部
東京地検特捜部の歴代トップは、「全員CIAに留学」し、「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受け、日本に帰国するらしい。 この教育を受けた者でなければ、東京地検特捜部、そして日本の警察機構の中で、上層部に出世する事は出来ないそうだ。 防衛省・元事務次官守屋を東京地検特捜部が逮捕した理由は、表向きの増収賄等とは全く別の、米国諜報組織「CIAの対日工作」であった。
2 佐久間達哉・東京地検特捜部長の正体
(1) 佐久間達哉は、対米隷属・清和会系 の中曽根康弘に近い
東京地検特捜部長の佐久間達哉は1980年代に駐米日本大使館にいた。ここで「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受けたと思われる。 当時の駐米日本大使は大河原良雄であった。大河原良雄は、太平洋戦争当時から中曽根康弘とは戦友であり、駐米大使当時も中曽根の総理としての対米外交に二人三脚だった。
大河原良雄は、退任後に「財団法人世界平和研究所」の理事長になった。この法人は、外務省管轄ではなく防衛省の管轄であり、主な目的として、「日米関係を良好なものとし、中国の軍事戦略について研究する」というものであった。
そして、大名誉会長には「中曽根康弘」、そしてブレーンはあの「ナベツネ」だった。 ナベツネ&中曽根−大河原−佐久間は、生粋の「親米反中ライン」であり、さらには、同団体の研究主管の薬師寺泰蔵は、「竹中平蔵」とツーカーなのだ。 この団体は面白いことに、あの「柿澤弘治」も理事になっている
(2) 役所内で酒を飲みながら犯罪構想を練る悪徳・東京地検特捜部長
役所内で酒を飲みながら「小沢一郎をぶっ殺せ」と喚く東京地検特捜部長
法務省職員の証言によれば、佐久間達哉東京地検特捜部長らのチームは、毎晩、庁内で酒を飲み、「小沢をぶっ殺せ」と喚いているらしい(週刊朝日2010年1/28号21ページを参照)。
仕事をする役所内で年末の仕事納め以外の時に酒を飲むのは、違法行為ではないのか。それとも東京地検特捜部長らのチームだけは、酒を飲んでもいいと言う法律があるのか。まず、東京地検特捜部は、人様に対してガタガタ偉そうなことを言う前に、自分たちが役所内で酒を飲むことの是非の説明責任を果たしてもらいたいものだ。
しかもその酒は税金で買っているのだろうから泥棒行為にも相当する訳で、二重、三重に違法行為だ。こいつらの仕事ぶりのいい加減さが、法務省職員の証言で見えて来る。
U NHK等が隠す自民党政権・自公政権下、裁判所と裁判官の暗闇 !
(元裁判官生田暉雄弁護士が証言する)
(1) 最高裁は裁判官に憲法違反の統制をしている
裁判官というのは、みんな自分は勉強ができると思い込んでいるので、人よりも落ちると言われることに一番弱い体質なんです。比べられて落ちると言われる ことにです。 そういうことから、これを逆手にとれば、一番、裁判官を「うまく統制できる」ということになります。現在、最高裁は裁判官に「憲法違反の統制」をしています。
それは どういうことでやるかといいますと、裁判官になって20年目までは、月給はみんな平等に上がっていきます。20年目までが4号と いうところです。 「21年目」に4号から3号になるかどうかということで、「ふるい」にかけられるわけです。
3号にならないと「裁判長」にもなれません。それから、4号から3号になる 「給料差」ですが、これはだいたい2000年、平成12年の基準でいきますと、4号俸の月額が90万6000 円、3号俸になると106万9000円で、16万3000円差があります。
毎月で16万3000円違って、これがボーナスや諸手当、給料の1割がつく大都市手当、それらを 合わせると、だいたい年間で、「500万円」の差になる。結構大きいんですよ。
だけど、その給料差だけじゃなしに、相手は3号になったのに、会合の座席 でいえば、自分を飛び越して「上座」に行っちゃったのに、自分は行っていないという、こういう屈辱感みたいなものも大きいんですよね。そういうことで、非常に「3号」にみんななりたくて仕方がない、21年目ぐらいからは。
(2)最高裁に嫌われないため検事の要求と違う判決は出さない !
だけど最高裁は、どういう要件があれば、3号になって、どういう要件がなければ、3号にならないかという基準を明らかにしないのです。
だから、こういう行動をとっていたら、最高裁は自分を嫌わないだろうかとか、最高裁に評価されるんじゃないかということを非常に気にして生活や判決もします。
だ から、まず考えられるのは、組合関係の判決なんかで、検事と違うような判決を出せば、まず最高裁からもにらまれるであろうということ は、推測は立ちますから、検事の要求と「違うような判決」は、まず出さないと思います。裁判官としてはまず出さない。
(3)最高裁に気を使うヒラメ裁判官が多い理由は ?
そういう最高裁が何を考えているのかという、上ばかりを見るというので、「ヒラメ裁判官」といわれています。ヒラメというのは海底で砂 の中にうずくまって、目だけを上に上げて生活しているらしいのですが、そういう上ばかり見ているというので、ヒラメ裁判官という。そういうことです。
給料をそういうふうに餌にする。それで3号にならないと、2号にもならない、1号にもならない。1号にならないと所長にもなれないということです。給料で、1号と4号とでは、月にして30万円 以上の差がありますから、これが年間になって、諸手当、ボーナスから全部含めますと、「1000万」くらいの差になってくる。
それから、退職金も全部そういう ことで計算されてきますから、生涯所得では相当の差になってくるということです。みんな3号、2号、1号に早くなりたいということで、最高裁の方ばかりを向いて仕事をする。―以下省略―
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