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近い将来、東京電力は、放射能汚染水を、海に流す可能性大だ !
原発利権複合体・日本原発の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/12/31より抜粋・転載)
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1)「人間は、全身で8シーベルト被曝」すれば、確実に死ぬ !
「2017年1月に、東京電力は、(フクシマ原発の)原子炉圧力容器が乗っている、コンクリート製の台座(ペデスタル)内部に、いわゆる胃カメラのような、遠隔操作カメラを挿入した。」
「圧力容器の底を抜いて、溶け落ちてきた炉心が、さらに下まで落ちていることが、分かった。」
「人間は、全身で8シーベルト被曝」すれば、確実に死ぬ。
圧力容器直下での放射線量は、一時間当たり、20シーベルトであり、それすら、大変な放射線量である。しかし、そこに辿り着く前に、530あるいは、650シーベルトという、放射線が計測された。
そして、この高線量が、計測された場所は、円筒形のペデスタルの内部ではなく、ペデスタルの壁と、格納容器の間の、壁の間だったのである。」
2)溶けた核燃料が、ペデスタルの
外部に流れ出、飛び散ってしまっている !
このことは、溶けた核燃料が、「ペデスタルの外部に流れ出、飛び散ってしまっている」ことを示す。
こうなると、溶け落ちた炉心を回収し、容器に封入することは、できなくなる。
炉心を冷やすために水を注入してきたが、「そのため、毎日数百トンの放射能汚染水が、貯まり続けている。
東京電力は、敷地内に1000基近いタンクを作って、汚染水を貯めてきたが、その総量は、すでに、100万トンを超えた。敷地には限りがあり、タンクの増設にも限度がある。
3)近い将来、東京電力は、放射能汚染水を、海に流す可能性大だ !
近い将来、東京電力は、放射能汚染水を、海に流さざるを得なくなる。」
安倍首相は、2013年9月7日の、ブレノスアイレスにおける、IOC総会で、「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています」
「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の、0・3平方キロメートルの範囲内で、完全にブロックされています」と述べたが、真っ赤な嘘である。
12月31日で、2019年が幕を閉じ、2020年が明ける。
4)1月以降、安倍内閣と御用メディアは、
五輪五輪とますます騒ぎ立てるだろう !
年が明ければ、利権五輪に突き進む、安倍内閣と御用メディアは、五輪五輪とますます騒ぎ立てることになるだろう。
五輪に投下する血税は、3兆円にも達する可能性がある。
フクシマ事故の被災者に対する補償を打ち切りにして、人心を五輪に逸らさせる。
フクシマ事故を忘却の彼方に押しやり、日本全国で原発を再稼働させる路線が敷かれている。
5)安倍政権の日本全国で原発を再稼働の
路線に、野党・国民は、反対すべきである !
この流れに抗うことが必要だ。
原発廃絶に全力を注いでこられた、小出裕章氏(こいで・ひろあき、1949年8月29日生まれ、70歳)が新著を出版された。
『フクシマ事故と東京オリンピック【7ヵ国語対応】』
“The disaster in Fukushima and the 2020 Tokyo Olympics”
(小出裕章著、径書房):https://amzn.to/2OAIdzO
小出裕章氏は、「私は自分の本を出すことに興味がなく、本を出すために文章を書いたことはない。
しかし、止むに止まれぬ思いで書いた文章を、多くの人に届けて下さるというお申し出はありがたいことと思う。」と記している。
1年間に20ミリシーベルトという被曝量は、「放射線業務従事者」に対して国が初めて許した被曝の限度である。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
T 独裁者より怖い、自民党体制下の原発利権複合体 !
(kasakoblog.exblog.jp/い: 2011年 12月 20日より抜粋・転載)
★東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家
・学者が、一体となり、原発利権に群がっている !
独裁者よりはるかに恐ろしいのは、個人が見えない組織だ。
2011年は、金正日、カダフィ、ビンラディンの3人が死んだ。
(ビンラディンは“独裁者”といえるかは微妙だが)サダムフセインもアメリカに殺された。
憎い独裁者のせいで悪政が行われ、そいつさえぶっ殺せば、もしくはそいつさえ政権から引きずり降ろせば、社会がよくなるというのは幸せな国家だろう。
★最も恐ろしいのは、特定の悪玉がいない組織による悪政だ !
もっとも恐ろしいのは、特定の悪玉がいない、「組織による悪政」だ。
東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家・学者が、一体となり、原発利権の甘い汁を吸い続け、事故が起きてもなお、国民の安全をないがしろにして、自らの利益保持のためにとんでもないイカサマを行っている。
★原発利権で利益を獲得するシステムとルールに従って、罪の意識
も悪の意識もなく生きている原発マフィアのメンバー !
東電も原発メーカーも経団連もマスコミも、官僚も政治家も学者も、みんながみんな一人で“善なる”行為ができないよう、どんなに国民の安全が危険にさらされようが、自分たちの組織の利益が最大化することだけをもとに、組織に属する個人が、単なる部品として、それぞれの役目を果しているに過ぎない。だからそこに所属する人に、罪の意識も悪の意識もない。
U 日本原発の「根本的な問題」は、地震大国・
ズサンな設計・ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任だ !
日本地震学会会長で京都大学大学院教授の平原和朗氏の主張:
■日本の巨大地震発生頻度は、世界平均の293倍 !
■日本の火山密度は、世界平均の百倍 !
■日本の原発密度は、世界平均の186倍 !
米国人でさえカリフォルニア州ᄃ程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに
仰天 !原発ᄃ超過密国家日本。さらに狭い若狭湾には14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。福井県の面積は、地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。
従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!
ほとんど正気の沙汰ではありません。 「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。
また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、安全と言える場所はほとんど存在しない。こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、平原和朗氏(59歳)は「日本に安心して住める場所はない!」と主張する。
V 小泉純一郎元総理の今までの 脱原発に関する発言まとめ
「政府は、原発は低コストだとしてきたが、高レベル放射性廃棄物を処分するには、膨大な費用と数万年単位の時間がかかる」
「10万年だよ。300年後に考える(見直す)
っていうんだけど、みんな死んでるよ。
日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」
「脱原発は、政治がリーダーシップを発揮しないと進まない。
自分は数十年後には死んでいて、原発のない日本は見られないかも知れないが、それをするのが本物の政治家だ」
「東日本大震災を考えると、原発をゼロにした方がいい。日本の能力を考えればできる。ピンチをチャンスに変え、原発ゼロの
循環型社会をつくる契機にすべきだ」
「震災の困難をチャンスに変えることが、日本ならできる」
W 小泉・細川元首相、原発ゼロ法案を提起
=「即時停止」、与野党に呼び掛け !
(www.jiji.com:2018年1月10日より抜粋・転載)
小泉純一郎、細川護熙両元首相が顧問を務める原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟は、1月10日、衆院議員会館で記者会見し、脱原発に向けた「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」の骨子を発表した。国内の原発の運転を即時停止する内容。小泉氏は、22日召集の通常国会中に議員立法として提出されることを目指し、与野党に幅広く協力を求める方針を示した。
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