http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13104.html
Tweet |
歌手・小林幸子:歌手生活55周年は 「人との出会いに期待 !」
(article.auone.jp:2019年09/12 19:37 より抜粋・転載)
東スポWeb:グッドエイジャー賞を受賞した、小林幸子
歌手の小林幸子((こばやし・さちこ、1953年12月5日生まれ、65歳)が「第17回グッドエイジャー賞」に選ばれ、12日に都内で行われた授賞式に参加した。
同賞は、年齢を重ねても魅力的な人生を送っている著名人に贈られるもの。演歌歌手だけでなく、近年ではネットの世界にも新境地を開き、若い世代から支持されていることが評価された。
「こういう賞をいただいて励みになります」という小林はステージで往年のヒット曲「おもいで酒」を披露。「ネットの世界で私を応援してくれている人は『おもいで酒』を知らないかもしれませんね」と笑みを見せた。
歌手生活55周年を迎えた、小林幸子は、「長かった55年ですけど、デビューのころを、ふっと思い出せる」と、あっという間でもあったという。55周年でやりたいことについては、「白紙」と明言。
それでも「白紙の時に出会った人で、方向性が変わる。新たな出会いで、違う小林幸子にもなる。
人との出会いに期待したい」と目を輝かせた。
○小林幸子、歌手生活55周年 !
(spice.eplus.jp :2019.8.8より抜粋・転載)
小林幸子芸能生活55周年で見えてきた「ホンモノ」の生き方がすごい !〜書籍「ラスボスの伝言」を通じた魅力に迫る
今年芸能生活55周年を迎え、尚も勢力的に活動されるラスボスこと小林幸子さん。勿論知っての通り「おもいで酒」の大ヒットから国民的な演歌歌手として名を馳せ、紅白歌合戦での衣装の豪華さなどでも多くの国民から愛されている。
※補足説明:ラスボスとは ?(dic.nicovideo.jpより抜粋・転載)
『ラスボス』とは、ラストにいるボスキャラ、即ち最終ボスである。和製英語の一種。
「最後に立ちはだかる最強の存在」的な意味合い。
近年ではポケットモンスターの劇場版主題歌や、ニコニコ動画へボカロP楽曲をカバーして動画をアップしたり、はたまたコミックマーケットへも参加し、自身でCDを手売りするなど、大御所歌手としては前代未聞の型破りな活動でも活躍する。そんな小林さんが先ごろ出版した書籍「ラスボスの伝言」はそんな小林さんの歌手人生と、現在の活動を支えている信念であふれた、現代に生きる我々にとっての金言にあふれたものだった。この書籍の中身と小林さんの人柄に迫ってみた。
ーー今年芸能生活55周年を迎えられ、相当色々な活動をされていらっしゃいます。その中の一つとして今回書籍「ラスボスの伝言」を出版されましたが、そちらの内容について沢山伺いたいと思います。まずはこの55周年という活動を振り返っていかがでしょうか。
考えてみると、デビューが前回の東京オリンピックの年でした。そしてまた来年、東京でオリンピックが開催されるということで、その間も歌をずっと歌わせていただき、歌手として2回の東京オリンピックを経験させてもらうというのは、あまり他にはない貴重な経験だなと思っています。
ーーすごいです。そして現在も真っ最中ですが、55周年のスペシャルコンサートを1月の9日からやられていて、まだまだコンサートも決まってらっしゃいますよね。
そうですね。来年を股にかけてやらせていただきます。今はちょうどポケモン関連のお仕事を頂いていて、こちらも98年にやらせていただいた一番最初のポケモン映画が、今年リバイバルするということで、すごく御縁を感じています。エボリューション(『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』)として新しく3DCGで上映されるにあたって、そこには「是非幸子さんに」とオファーをいただき、主題歌も歌わさせていただき本当に嬉しい。しかも、ポケモンの関連記事で、「あの、名曲『風といっしょに』……」と書かれていたのを見かけて、ビックリしちゃいました。
ーー名曲ですよ。
私は21年前、最初に自分が歌っていたとき、本当に良い曲だなと思いましたし、これを自分なりに歌いました。ただその時に名曲という二文字で残るという想像はなかったのですが、そういってもらえた時にきづいたんです。あ、歌というのはきっと、名曲として作られた作品を歌ったから、名曲になるわけじゃないのだと。
例えば当時聴いてくれた方々、子供さん方がもう大きくなって、そして最初の私の主題歌を聴いたことがない今のお子さん方も、この歌を聴くという時間のなかで、総合的にみんなが名曲にしてくれたんだなと思ったのです。こういう経験をすることって、ものすごく珍しいことですよね。
ーーそうですね。幸子さんが歌い継いできたことと、皆さんの思い出がそこにあって、名曲というものになってるんですね。
ぜんぶ思い出だと思います。今回イベントとかキャンペーンをやらせて頂いて感じたのが、人生って、それぞれの思い出の積み重ねというのが人生になるんだなと。だから、なるべくだったらいい思い出をたくさん積んでねという、なんかそんな気持ちを感じました。
ーー本当にそうですね。しかも幸子さんの場合は、ヒット曲が『おもいで酒』ですもんね。
確かにおもいで繋がりになっていますね。でもそう考えると、『風といっしょに』という曲は、まったく演歌じゃないので、自分なりに声楽の先生の所に行って、練習して歌ったんです。だって私は完璧に演歌ですから。そうしたらこういう歌も楽しいな、とおもい、お受けして歌った作品なんです。
「ダメなら辞めればいいじゃん」と思っています。
ーーそれこそ本当に、ニコニコ動画で歌われ出してから、幅が広がられたな、みたいな歌もあるんですか?
もともと演歌というもの自体が、明治維新の頃くらいから始まっていて、だからある意味では歌舞伎とか落語などの文化に比べると、歴史としてはそんなに長くはないんです。
ーー:なるほど。
歴史は長くないけど、演歌の世界が、演歌ってこういうものであるみたいな域から出ないんですよね。30年前の曲と、「新曲出しました」って歌い手さんの歌を比べると、テーマもメロディラインもあんまり変わってない。それはそれとしていいと思いますが、私はそうではない歌を歌いたいなと。勿論私は演歌で育ててもらったので、これはこれ。
でも別の歌を聴いちゃうと、体の中の回路が、「え、ええええっ、こここ、こんなのあるの!?」という作品がたくさんあって(笑)。それを面白がっているのだと思います。
ーーわかります。
だから先ほど言った、私は演歌の歌手だからという思い込みを、捨ててしまえば、なんでも歌える。指をさされて「なんだよ!」と言われても、やってみてもいいじゃん? という風に(笑)。ニコニコ動画に関してはそこからスタートしました。
ーーたぶん幸子さんの好奇心が、そういう固定観念を打ち破ったんでしょうね。
でも本当に、「ダメなら辞めればいいじゃん」と思っています。
ーー今回の書籍「ラスボスの伝言」にも書いてありましたね。素敵な言葉でした。
辞める勇気はとっても必要なことだと思います。でも、辞めるにも、やらないと辞められないですから。とりあえずやってみるということをやった。それだけなんです。でもそれにしても皆さん、怖いもの知らずで曲を持ってきますよね(笑)。
ーー確かに !
『脳漿炸裂バーサン』おいおい(笑)
ーー本当怖いもの知らずです(笑)。でも、それも書籍に書いてありましたけど、信頼されてるスタッフの方が面白いって、言ったから「まずやってみる」みたいなところが。
ポケモンの主題歌のお話いただいたときだってそうでした。私、「ポケモンって何?ポケットモンキー?」とか、わけのわからない話をしてたんです(笑)。でも「そんなに面白いの?」と聴くと「子供が夢中になってます」「これ歌うと、子供は喜ぶ?」「喜びます」「じゃあ歌う!」と本当にそんな流れでした(笑)。
そのときの仲間の中に、なんとしょこたんのお母さんがいたんです
ーーそんなところからだったんですね。そしてポケモンもその後長くやられて、今回はしょこたん(中川翔子さん)と一緒に歌われています。しかも前回はソロでしたが今回はデュエットで。
そうなんです。しょこたんが、子どものころお爺ちゃんと一緒に映画館で観に行ったときの思い出があって、その時に、目から「ハイドロポンプ」だったそうです。
ーーしょこたんっぽい表現で号泣だったと。
そのときに「この曲を歌ってる幸子さん、神だと思います。」と。会ったときに、「神」って言われた(笑)。でもそのときにそれを思った彼女と、いま私がデュエットしているって、これはすごく、楽しくありません?
ーーそうですね。その巡り会わせが一番グッときちゃうし、楽しいですよね。しかもポケモンの劇場1作目でしたし、いまだに破られてない興行成績の、伝説の作品ですもんね。今回試写会にも行かれていて、涙の嵐だったという話を。
そうですね。最初の試写会もそうでしたし、「大人試写会」といって、18歳以上の試写会があったのですが、こちらにサプライズで伺わせていただき、後ろでずっと観てたんです。上映後に「実は小林幸子さんがいます」と、客席の後ろから登場して歌い始めたら、皆様タオル持って泣いていました(笑)。
ーーそれはそうなりますね。
その方たちは21年前の作品を観てるから、色々重なってそうなったのだと思います。
ーーラゾーナ川崎では、イベントにも参加されたとのことで、どうやら色々な記事に、しょこたんがその際に言った「宇宙最強同士が並んでる」みたいな表現がありました。(笑)。
しょこたんは話が上手ですよね。言葉を紡ぎだす天才だと思います。彼女はとてもマルチな才能の持ち主ですよね。可愛いのは勿論のこと、絵は描く、漫画描く、歌も上手、お芝居もミュージカルもやる。しかも、そして実はすごい縁があることがわかったんです。
ーーそれはどんな。
私、子供の頃デビューしたのですが、その時少女雑誌の「マーガレット」とか「少女フレンド」の、小学生や中学生の洋服を着るモデルをやらせて頂いてたんです。そしてそのときの仲間の中に、なんとしょこたんのお母さんがいたんです !
ーーえーーーー !そうなんですか !
縁というのは本当にあるのだなと、とてもビックリしました。しょこたんのお母さんとしてお会いした時に「初めまして、しょこたんママ」と私が言ったら、「初めまして……何言ってんのよ! 一緒に仕事したじゃない」「え?」という感じでした(笑)。
ーーそうなんですね、そんなことあるんですね !
あるんですよ! 世の中本当、不思議だなって思いますね。
ニコニコ生放送に出演させて頂いた時に、いきなりコメントが「歌うめえ」でしたから
ーーそんなポケモンも、ちょうど節目の今年にあり、本も出されて。これ多分、幸子さんでしか迎えられない55周年だと思うんです。「普通の」って言ったら、何が普通って定義かわからないですけど、本当に、演歌歌手の方が55周年をたどってきたら、こういう55周年にはならないんじゃないかなって。
けっこう、私おもしろい人生歩んでるなって自分でも思います。自分の出す本で、『小林幸子の伝言』ならわかりますが、『ラスボスの伝言』というのも。本を出すとなったときに「『ラスボス』ってタイトル付けたいです」といわれて、「随分、斬新なことを考えるな」という感じでした。
ーーいや、そうですよね(笑)。でも、「ラスボス」という言葉で認知が広がっている時点ですごいなと。
「ラスボス」と検索したとき「小林幸子」と出てきて、そのときビックリしました。でも今でもご年配の方からは「幸子ちゃん」とよばれ、かたや若い子たちの間では「ラスボス」と言われるようになり、名前がいくつもあるのは嬉しいです(笑)。
ーーでも、それだけ様々な価値観を持ってる方が「良い」とするってことじゃないですか。年代の価値観も超えて。それって本当にすごいことだなって思うんです。特にやっぱり、今の時代って、ものすごくセグメントされていく時代じゃないですか。
そうそう。みんな細分化されていますよね。
ーー細分化がけっこう増えていますけど。逆にこんなオールラウンダーはあまりいないんじゃないかと。
そういうつもりで生きてきたわけじゃないですけど、気が付いたらそうなっていました(笑)。そう考えてみると、やはり面白がってるのかもしれません。それが結果的に後からくっついてきてるのかなと思います。
ーーそうですよね。そこにつながるのですが、この本の中の話もちょっと触れさせてもらうと、すごい印象的な言葉として「型破りと型無しは違う」というのがあります。やはり基礎、幸子さんの場合は演歌という基礎があって成り立つ言葉ですよね。
そうですね。ジャンルとしては演歌です。それで育って、生きて来たわけで、育ててもらったということだと思います。
ーーその基礎があって、他のことを積み重ねてらっしゃるうちに、オールラウンダーになったんですね。
どうなんでしょう。でもこの時代に、私より歳が上の方は「幸子ちゃん」とよく知っていただいているし。この間のラゾーナの時は、幼稚園の子たちがやっぱり「さっちゃん」って言うんです。この時代に、そんな人って、他にいるのかなとは思います。
ーーいや、いないんじゃないですか?しかもそれって、いま幸子さんにたどり着くための入口が、様々なところにあるということですよね。まずニコ動もそうですし、コミケもそうですし。
それって、いろんな「好き」の形があると思うんです。例えば、「面白がってる人」もいますが、「本当に好きな人」、「本当に、幸子さんの歌に救われた人」、もいる。浅いところから深いところまでいろんな「好き」の形が幸子さんにはあると思っていて。
これがさっきの基礎の話に照らし合わせると、「ちょっと面白いな」と思って幸子さんのことを「ラスボス」と言うぐらいの認識でいたかたも、「歌、うめぇ!」ってなると思うんですよ。それは嬉しいですね。
―以下省略―
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。