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近い将来、東京電力は、福島・放射能汚染水を海に流す可能性大だ !
原発利権複合体・日本原発の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/12/01より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)セシウム137 は、フクシマ事故で人間に
最大の脅威を与える放射性物質である !
セシウム137は、ウランが核分裂して生成される、核分裂生成物の一種であり、フクシマ事故で人間に最大の脅威を与える放射性物質である。」そして、いまなおフクシマ事故はまったく収束していない。
さらに炉心の溶融が進めば、セシウム137を含む放射性物質が再度環境に放出される。
これを防ぐために、「どこかにあるであろう炉心に向けて水を注入している。」多くの写真が併用された衝撃の書である。
8)背徳の東京五輪を、私たちは、黙認するべきでない !
各国オリンピック委員会に、文章が伝えられれば、大きな反響があるはずだ。
背徳の東京五輪を、私たちは、黙認するべきでない。まずは、小出氏による渾身の新著にお目通しを賜りたい。
「2017年1月に、東京電力は、原子炉圧力容器が乗っている、コンクリート製の台座(ペデスタル)内部に、いわゆる胃カメラのような、遠隔操作カメラを挿入した。」
9)溶け落ちてきた炉心が、さらに下まで落ちていることが分かった !
「圧力容器の底を抜いて、溶け落ちてきた炉心が、さらに下まで落ちていることが分かった。」
「人間は、全身で8シーベルト被曝すれば、確実に死ぬ。
圧力容器直下での放射線量は一時間当たり20シーベルトであり、それすら大変な放射線量である。
しかし、そこに辿り着く前に、530あるいは、650シーベルトという放射線が計測された。
そして、この高線量が計測された場所は、円筒形のペデスタルの内部ではなく、ペデスタルの壁と格納容器の間の壁の間だったのである。」
10 )溶けた核燃料が、ペデスタルの外部に流れ出、飛び散ってしまっている !
このことは、溶けた核燃料が、「ペデスタルの外部に流れ出、飛び散ってしまっている」ことを示す。
こうなると、溶け落ちた炉心を回収し、容器に封入することはできなくなる。
炉心を冷やすために水を注入してきたが、「そのため、毎日数百トンの放射能汚染水が貯まり続けている。東京電力は、敷地内に、1000基近いタンクを作って、汚染水を貯めてきたが、その総量はすでに100万トンを超えた。敷地には限りがあり、タンクの増設にも限度がある。
11 )近い将来、東京電力は、福島・放射能汚染水を海に流す可能性大だ !
近い将来、東京電力は、放射能汚染水を海に流さざるを得なくなる。」
安倍首相は、2013年9月7日のブレノスアイレスにおけるIOC総会で、「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています」
「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の、0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされています」と述べた。いずれも真っ赤な嘘である。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
T 独裁者より怖い、自民党・自公体制下の原発利権複合体 !
(kasakoblog.exblog.jp/い: 2011年 12月 20日より抜粋・転載)
★東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家・学者が、
一体となり、原発利権に群がっている !
独裁者よりはるかに恐ろしいのは、個人が見えない組織だ。
2011年は、金正日、カダフィ、ビンラディンの3人が死んだ。
(ビンラディンは“独裁者”といえるかは微妙だが)サダムフセインもアメリカに殺された。
憎い独裁者のせいで悪政が行われ、そいつさえぶっ殺せば、もしくはそいつさえ政権から引きずり降ろせば、社会がよくなるというのは幸せな国家だろう。
★最も恐ろしいのは、特定の悪玉がいない組織による悪政だ !
もっとも恐ろしいのは、特定の悪玉がいない、「組織による悪政」だ。
東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家・学者が、一体となり、原発利権の甘い汁を吸い続け、事故が起きてもなお、国民の安全をないがしろにして、自らの利益保持のためにとんでもないイカサマを行っている。
★原発利権で利益を獲得するシステムとルールに従って、罪の意識
も悪の意識もなく生きている原発マフィアのメンバー !
東電も原発メーカーも経団連もマスコミも、官僚も政治家も学者も、みんながみんな一人で“善なる”行為ができないよう、どんなに国民の安全が危険にさらされようが、自分たちの組織の利益が最大化することだけをもとに、組織に属する個人が、単なる部品として、それぞれの役目を果しているに過ぎない。だからそこに所属する人に、罪の意識も悪の意識もない。
U 日本原発の「根本的な問題」は、地震大国
・ウソ宣伝ズサンな設計・隠蔽・無反省・無責任だ !
日本地震学会会長で京都大学大学院教授の平原和朗氏の主張:
■日本の巨大地震発生頻度は、世界平均の293倍 !
■日本の火山密度は、世界平均の百倍 !
■日本の原発密度は、世界平均の186倍 !
米国人でさえカリフォルニア州ᄃ程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに
仰天 !原発ᄃ超過密国家日本。さらに狭い若狭湾には14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。福井県の面積は、地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。
従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!
ほとんど正気の沙汰ではありません。 「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。
また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、安全と言える場所はほとんど存在しない。こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、平原和朗氏(59歳)は「日本に安心して住める場所はない !」と主張する。
V 小泉純一郎元総理の今までの 脱原発に関する発言まとめ !
「政府は、原発は低コストだとしてきたが、高レベル放射性廃棄物を
処分するには、膨大な費用と数万年単位の時間がかかる」
「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでいるよ。
日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」
「脱原発は、政治がリーダーシップを発揮しないと進まない。
自分は数十年後には死んでいて、原発のない日本は見られないかも
知れないが、それをするのが本物の政治家だ」
「東日本大震災を考えると、原発をゼロにした方がいい。日本の能力
を考えればできる。ピンチをチャンスに変え、原発ゼロの
循環型社会をつくる契機にすべきだ」
「震災の困難をチャンスに変えることが、日本ならできる」
W 小泉・細川元首相、原発ゼロ法案を提起
=「即時停止」、与野党に呼び掛け !
(www.jiji.com:2018年1月10日より抜粋・転載)
「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」の発表記者会見で質問に答える小泉純一郎元首相(右)。左手前は細川護熙元首相=10日午後、東京・永田町の衆院第1議員会館
小泉純一郎、細川護熙両元首相が顧問を務める原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟は、1月10日、衆院議員会館で記者会見し、脱原発に向けた「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」の骨子を発表した。国内の原発の運転を即時停止する内容。小泉氏は、22日召集の通常国会中に議員立法として提出されることを目指し、与野党に幅広く協力を求める方針を示した。
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