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遠藤未希さんの生存を願ってやまない…
こんな涙頂戴の記事も胡散臭い…
防災無線で呼びかけることを指示した上司は何をしていたのか?
彼女は、イザと言うときの退避の呼びかけはあるものと、組織を信じて、職務に励んでいた筈だ。
組織全体が、全くの混乱・想定外の状況であったのなら別であるが…
多分、そうであることを祈るが…
こういう人こそ、公務員の鏡である…
彼女と同じくらい、自分の職務に命を掛けている役人が、今、どのくらいいるのか?
本省に…そして都道府県庁市町村にどの程度いるのか?
いるのなら、ささやくだけでもいい…
日本のこれからの社会を変えていくためにも、自分の信念を持ち、変革を求めていって貰いたい。
各自が自覚し、決意を決めれば、世の中は動くと思う。
今回の大震災は、寝耳に水・泣き面に蜂的な局面ではあるが、日本再起の最後の機会であるように思う。
追伸
ちなみに、俺は小沢支持派。空き菅はこれで少し延命するかも知れないが、いずれにせよ、若い輩も、少しは目を覚まし、自分で考えて行動せよ!…と言いたい。ヨロッ!
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東日本大震災 「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸
毎日新聞 3月13日(日)22時37分配信
東日本大震災 「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸
東日本大震災の発生から3日目の13日、明らかになりつつある被害状況は拡大の一途をたどり、死者が1万人単位に及ぶとの見方も出てきた。難航する救出作業、あふれる避難所、行き届かない食料や物資。福島第1原発1号機の爆発事故で、新たに約8万人の住民が避難を余儀なくされ、想像を絶する巨大地震に襲われた被災地は、大きな不安や疲労に包まれた夜を迎えた。
「早く逃げてください」−−。街全体が津波にのみ込まれ約1万7000人の人口のうち、約1万人の安否が分からなくなっている宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。
「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」。同町の遠藤美恵子さん(53)は、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。娘の未希(みき)さん(25)は町危機管理課職員。地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。
難を逃れた町職員(33)によると、地震から約30分後、高さ10メートル以上の津波が町役場を襲った。助かったのは10人。庁舎屋上の無線用鉄塔にしがみついていた。その中に未希さんはいなかった。
遠藤さんは「(生き残った職員から)『未希さんが流されるのを見た』という話を聞いた。もうダメだと思う」とつぶやいた。
地震直後、遠藤さんの知人、芳賀タエ子さん(61)は「6メートル強の波があります。早く逃げてください」という未希さんの放送の声を聞きながら、携帯電話だけを持ち、着の身着のままで車で避難所の志津川高校のある高台を目指した。停電で信号が動いておらず、周辺道路は渋滞していた。高台への道路を上がる時、振り向くと渋滞の列からクラクションが鳴り響き、その背後から津波が家屋などをなぎ倒しながら追いかけてくるのが見えた。
芳賀さんは懸命にアクセルを踏み、数十メートルの高さの高台に逃れた。車を降りて避難所の階段を上がった。遠藤さんもたまたま避難していた。
芳賀さんは遠藤さんの手を握って言った。「娘さんの声がずっと聞こえたよ」
高台から見下ろす街は濁流にのみ込まれていた。【比嘉洋、写真も】
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- 投稿可能になりました。本番投稿をお願いします。 管理人さん 2011/3/14 07:21:56
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