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徴用工の問題も、根底には、日本の植民地支配に関する
日韓の合意形成が、不十分だ !
徴用工・従軍慰安婦の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/09/07より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)疑似目標には自衛隊機だけでなく、
米軍機も民間航空機も含まれている !
これは多くの国で同様な訓練を実施していると思われる。民間航空機を目標として危険な訓練を実施していると騒ぐ人たちがいるかもしれないが、ミサイルが飛んでいくことはないので、全く安全である。
射撃管制レーダーの電波照射自体は別に危険なことではない。世界中で日常的に行われていることであり、いま日本と韓国が戦争をしているのではないのだから、電波照射とミサイル発射は別物である。
韓国海軍が、敵意むき出しで海上自衛隊に向ってきた、と考える日本国民もいるかもしれないが、私はそうではないと思っている。」と指摘している。
しかしながら、日本ではレーダー照射の問題について、韓国が日本に宣戦布告をしたかのように大騒ぎをした。
8)徴用工の問題も、根底には、日本の
植民地支配に関する日韓の合意形成が、不十分だ !
徴用工の問題も、根底には日本の植民地支配に関する日韓の合意形成が十分ではないとの現実が横たわっている。50年以上も前の協定を金科玉条として「国際法違反だ」一点張りの日本政府の主張自体があまりにも柔軟性を欠くものである。
対韓国敵対外交が日本の主権者に多大な損失を与える結果となって跳ね返ってくることを忘れてはならない。
9)安倍首相:日韓関係の悪化の原因は、
韓国が国と国との約束を守らないからだ !
安倍首相は、「1910年から1945年まで続いた、朝鮮半島支配時代の請求権問題は、1965年に結ばれた日韓請求権協定により、完全かつ最終的に解決された」と主張し、日韓関係の悪化の原因は、「韓国が国と国との約束を守らないところにある」と主張している。その契機になったのが、昨年11月の韓国大法院による判決である。
韓国大法院は、三菱重工に第二次世界大戦中に同社の軍需工場で労働を強制された韓国人の元徴用工らに対する賠償を支払うことを命じる判決を下した。
10 )安倍首相:韓国大法院判決が、日韓請求権協定に反している !
安倍首相はこの韓国大法院判決が、日韓請求権協定に反していると主張している。
この点に関して、日本の最高裁判所は、日本と中国との間の賠償関係等について外交保護権は放棄されたが、被害者個人の賠償請求権については、「請求権を実体的に消滅させることまでを意味するものではなく、当該請求権に基づいて、訴求する権能を失わせるにとどまる」としている(最高裁判所2007年4月27日判決)。
11 )韓国大法院:元徴用工の慰謝料請求権
は、日韓請求権協定の対象に含まれていない !
これに対して、韓国大法院は、元徴用工の慰謝料請求権は、日韓請求権協定の対象に含まれていないとして、その権利に関しては、韓国政府の外交保護権も被害者個人の賠償請求権もいずれも消滅していないとした。(2018年10月30日)。
日韓司法当局の判断の相違について、「元徴用工の韓国大法院判決に対する
弁護士有志声明」
http://justice.skr.jp/statement.html
は、韓国大法院判決について「被害者個人の救済を重視する国際人権法の進展に沿った判決である」として、次のように指摘している。
12 )重大な人権侵害に起因する、個人の損害賠償
請求権を、国家が一方的に消滅させられない !
「本件のような重大な人権侵害に起因する被害者個人の損害賠償請求権について、国家間の合意により被害者の同意なく、一方的に消滅させることはできない、という考え方を示した例は、国際的に他にもある(例えば、イタリアのチビテッラ村におけるナチス・ドイツの住民虐殺事件に関するイタリア最高裁判所(破棄院)など)。
このように、重大な人権侵害に起因する、個人の損害賠償請求権を、国家が一方的に消滅させることはできない、という考え方は、国際的には特異なものではなく、個人の人権侵害に対する効果的な救済を図ろうとしている、国際人権法の進展に沿うものといえるのであり(世界人権宣言8条参照)、「国際法に照らしてあり得ない判断」であるということもできない。」
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 日本統治時代の朝鮮人徴用とは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
◆朝鮮人徴用:
日本統治時代の朝鮮人徴用(にほんとうちじだいのちょうせんじんちょうよう)は、第二次世界大戦中の日本統治時代の朝鮮において日本が朝鮮人労務者を1944年9月[1]から労務動員したこと。
「強制連行」と表記されることもあるが、朝鮮人が日本国籍を持っていた「朝鮮系日本人」だった当時、戦時中の朝鮮人に対する動員(労務動員)や徴用を「強制連行」と表現することの妥当性については議論がある[2][3][4][5]。戦中の労務動員について朝鮮人労働者移入ともいわれる[6]。戦後、戦時の朝鮮人徴用は歴史認識問題・歴史教科書問題、戦後補償問題として取り上げられてきた[7]。
◆概念・定義:
「強制連行#概念・定義」および「在日韓国・朝鮮人#徴用・強制連行と渡航」も参照
日本が動員・徴用、または斡旋した際に、集め方が強制的であったとして「強制連行」と呼ばれ始めたとされている[8][7]。しかし、この「強制連行」という言葉には疑義が出されており、在日朝鮮人運動史研究家の金英達は、「定義が確立しておらず、ひとによってまちまちな受け止め方がなされている」「もともと、強制連行とは、『強制的に連行された』という記述的な用語である。
そして、強制や連行は、実質概念であり、程度概念である。その実質や程度について共通理解が確立されないまま、強制連行という言葉だけがひとり歩きして、あたかも特定の時代の特定の歴史現象をさししめす歴史用語であるかのように受けとめられていることに混乱の原因がある」と指摘している[2]。
◆戦時動員・労務動員との関連
金英達は、日本語の文脈で「強制連行」と記述する場合、ほとんどの場合は国家総動員法を制定した戦時体制下の大日本帝国政府が朝鮮半島で行った労務動員を指して使われる言葉となっていると指摘している[9]:32[3]:61。金は、戦時中の朝鮮人の強制動員については「戦時動員」を使い、そのなかの具体的な暴力的なケースを「強制連行」とすることを提案している[2]。
また、鄭大均も朝鮮人の労務動員を「強制連行」と呼ぶのは、「日本人の加害者性や朝鮮人の被害者性を誇張しすぎている」として、当時の朝鮮人は大日本帝国の国民であり、日本人男性が戦場に送られていたのを代替するものとして朝鮮人の労務動員があったとしている[10]。
これらのほか、山田昭次立教大学名誉教授は1980年代には「朝鮮人強制連行」と論文で記していたが[11]、2005年の共著『朝鮮人戦時労働動員』(岩波書店)で「朝鮮人戦時労働動員」と呼ぶこととした[12]。
ただし、これは「強制連行」という言葉が攻撃されたからではなく、強制連行というと強制労働、民族差別の問題に目を向けなくなる恐れがあるためと述べている[13]。山田は「戦時動員」には労働動員と軍事動員の二つがあり、同書ではこのうち軍事動員を除外した労働動員、それも日本内地に限定しこれを「朝鮮人戦時労働動員」と呼び、「強制連行・強制労働・民族差別」の三つの問題点を含めるとした[12][13]。
U 美輪明宏氏の話:日本人慰安婦の話と、美輪明宏氏の主張:
元日本軍慰安婦に関する正確な知識 !
(kajipon.sakura.ne.jp:2015.1.14より抜粋・転載*
【日本人慰安婦の話〜橋下“維新の会”は聞け !美輪明宏】
(2013年6月のライブドアニュースより)
◆韓国と中国の従軍慰安婦だけでなく、日本人の
従軍慰安婦の人たちもいた !
これでいろんなメディアが昔を語るという、終戦記念日に近くなると、よく昔の焼け跡だとか兵隊さんの話とか色々なものを聞いて、爆撃でやられた話とか、そういった人たちを取材した話ができますでしょう。でも従軍慰安婦の人たちというのは、直の話を聞けないんですよね。
そして、聞けるのは、大体、韓国と中国の従軍慰安婦の人ばかりが取り上げられますけれども、日本人の従軍慰安婦の人たちもいたんですよ。いっぱいいたんです。
◆貧しい農家の娘さんとか、貧しい家の子供たちが、
家族の生活維持のために、身を売っていた !
貧しい農家の娘さんとか、貧しい家の子供たちが、自分が売られていけば、お父さんもお母さんも弟たちも飢え死にしないで済むからといって、女衒(ぜげん)と言われる、人買いの人に話をしてもらって、遊郭に身を売られて、身を売っていったんですね。
一家の犠牲になっている貧しいお嬢さんたちが多かったんです。
◆従軍慰安婦は、表には兵隊たちが木札をもってズラリ
と並んで、それを一人ひとり相手をしていた !
従軍慰安婦というのは、街ならその街にずっと居着いて遊郭にいて、そして男の人たちの相手をするというだけではなくて、従軍慰安婦の人たちは「従軍」と言いますでしょう、軍に従うと書いてあって第一線を付いて周るんですね。
そして筵(むしろ)みたいなものを敷いて、筵みたいなものを立てて、コーリャンという麦よりももっと不味い穀物で作った、真っ黒いおにぎりですけれど、私も長崎で食べたことがありますけれど、食べられた物じゃないです。
それを枕元に置いて食べながら、表には兵隊たちが木札をもってズラリと並んで、それを一人ひとり相手をして。
◆従軍慰安婦は、死んだら、埋めてももらえない、
焼いてももらえない、野ざらし雨ざらしで、山犬の
食い荒らすままになっていた !
◆女郎屋さんが再開して、進駐軍の
国人・兵隊たち相手に遊郭が復活した !
◆もっと人間には、尊厳があるということを、
新の会の人たちは、もっと知るべきだ !
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