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「れいわ新選組」の経済政策公約のルーツは何か ?
野党共闘への野党の見解・詳報は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/08/09より抜粋・転載)
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1)〜10 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
11 )「れいわ新選組」は、参院選に
向けて「8つの緊急政策」を提示した !
本年4月に創設された「れいわ新選組」が参院選に向けて提示した「8つの緊急政策」で掲げた政策公約が以下のものだ。https://bit.ly/2ZMc9w6
1.消費税は廃止、2.全国一律最低賃金時給・1500円「政府が補償」
3.奨学金徳政令、4.公務員増やします、5.一次産業戸別所得補償
6.「トンデモ法」の一括見直し・廃止、7.辺野古新基地建設中止
8.原発即時禁止・被爆させない、である。
6の「「トンデモ法」の一括見直し・廃止」のなかに、TPPに関連した一連の法律が含まれている。
12 )「れいわ新選組」は、「オールジャパン
平和と共生」の政策提言を活用している !
微妙な相違はあるが、「れいわ新選組」が、「オールジャパン平和と共生」の政策提言を丸呑みした事実が浮かび上がる。
重要なことは、山本太郎氏が、この政策実現を訴えていることだ。
「誰が政権を担うか」が重要なのではなく、「どのような政策を実現するのか」が重要なのだ。
これを私たちは、「政策基軸」、「主権者主導」、と訴えてきた。
13 )政権を樹立するには、大きな連帯
を形成する事が必要不可欠である !
そして、安倍政権を打倒して、改革政権を樹立するには、大きな連帯を形成することが必要不可欠だ。
このことを私たちは、「超党派」と訴えてきた。
基本政策が異なる者、勢力が連携するところに最大の矛盾が生まれる。
立憲民主党と国民民主党の院内会派創設の話が浮上しているが、基本政策の一致を無視した合流なら「野合」と言わざるを得なくなる。これまでの失敗を繰り返すだけに終わる。
14 )基本政策公約の共有を基本にして、
野党の大同団結、連帯は絶対に必要不可欠だ !
野党の大同団結、連帯は絶対に必要不可欠なものだが、基本に据えなければならないことは、
「基本政策公約の共有」、である。
この点を踏まえて、私たちは、1.「消費税廃止へ」、
2.「最低賃金全国一律時給・1500円政府補償」、3.「原発稼働即時ゼロ」
の三つを基本政策公約として共有することを提唱している。
15 )消費税廃止等、三つを基本政策公約
として、大同団結を実現すべきである !
野党は、この基本政策の上に大きな連帯、大同団結を実現する。
大同団結という意味は、すべての小選挙区にただ一人の統一候補を擁立するということだ。
これに成功すれば、必ず政権を奪還することができる。
党利党略を抑えて、主権者の視点に立つ政治運動=市民運動を一気に拡大してゆかねばならない。
(参考資料)
T より強力な野党第一会派に向け国民、社保、社民に
「立憲民主党・無所属フォーラム」への加入を呼びかけ、枝野代表
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2019年8月5日より抜粋・転載)
枝野幸男代表は、8月5日午後、国民民主党の玉木雄一郎代表、社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦代表と国会内で会談。衆院での会派「立憲民主党・無所属フォーラム」に加わって、ともに戦っていただきたいと呼びかけました(写真上は、国民民主党玉木代表との党首会談の様子)。
会談は、党の両院議員総会で枝野代表の提案が了承されたことを受けて開かれたものです。参院で統一会派を組む社会民主党には福山哲郎会派代表(党幹事長)から又市党首に提案したところ、「大きな趣旨については理解、賛同するが、まずは参院で一緒にやらせていただくなかで、衆院については留保させていただきたい」との回答がありました。
枝野代表は、国民民主、社会保障を立て直す国民会議との会談後に記者会見を開き、提案内容(下記PDF参照)を読み上げました。国民民主の玉木代表からは「ありがたいご提案である」としたうえで党に持ち帰って検討すること、野田代表からは「歓迎したい」旨発言があったことを報告しました。
残念ながら安倍政権は、議席数を背景とした強引かつ不条理な議会運営を行い、必要な資料を開示せず、時には資料を改竄・隠ぺいし、聞かれた問いに正面から答えないという暴挙を繰り返しています。また、参議院規則に基づいて要求された参議院予算委員会審議に応じなかったことに代表されるように、十分な実質論議の場を設けることすら逃げ回ってきました。
こうした実態に対抗し充実した国会論戦を実現して、行政監視という野党としての役割を果たすとともに、安倍政権に代わる政策を的確に示すことで、政権の選択肢としての期待と信頼を高めるには、「数の力」を背景とした与党に対抗しうる強力な構えが必要であることを認識するに至りました。
こうした認識に基づき、本年5月29日の「立憲野党4党1会派の政策に対する市民連合の要望書」に記された13項目にわたる政策要望を踏まえるとともに、立憲民主党の政策、すなわち、立憲主義の回復など憲法に関する考え方、いわゆる原発ゼロ法案等のエネルギー関連政策、および、選択的夫婦別氏制度や同性当事者間による婚姻を可能とする一連の民法一部改正法案等の多様性関連政策などにご理解ご協力いただき、院内会派「立憲民主党・無所属フォーラム」に加わって、衆議院でともに戦っていただきたく、ここにお呼びかけさていただきます。
これに賛同いただくことで、数の上でも、論戦力の上でも、より強力な野党第一会派を作り、充実した国会論戦を実現して、政権交代へと向かっていきたいと決意しています。
次の臨時国会には、体制を整えた上で十分な準備をして臨む必要があることから、8月中旬を目処にご意向を伺いたいと思います。
よろしくご検討いただきますよう、お願いいたします。令和元年8月5日
立憲民主党代表・枝野幸男:
〇質疑応答での主なやりとり
記者:「院内会派『立憲民主党・無所属フォーラム』に加わって」ということは統一会派を組むこととは別なのか。
枝野代表:あくまでもここに申し上げている通り。院内会派「立憲民主党・無所属フォーラム」という、現在存在している会派にお加わわりをいただきたいとお願いした。
記者:「衆院で」となっているが、なぜ衆院だけなのか。参院に関しても同じような呼びかけをしていくのか。
枝野代表:参院では一緒に戦ったところもあり、切磋琢磨して戦ったところもある。その参院選挙が終わった直後である。
また、参院では新しい政党・会派がいくつも生まれておられる。そうした皆さんと、どこまで野党としての連携ができるのかは先方のご事情もあるので、これから順次段階的に最大限可能なことを模索していくことになろうかと思っている。
秋の臨時国会に向けて、まずは次の主戦場である衆院においてより大きな構えを作り論戦力を高めることを現時点では進めさせていただきたいということで、衆院での会派の呼びかけをさせていただいた。国民民主党さんは衆参での話を検討したいとの話がございましたが、それは党内でのご検討を踏まえてご提案があればいただければと申し上げた。
記者:市民連合の要望書には共産党も含めてだったと思うが、共産党に呼びかけていないのはなぜか。
枝野代表:総合的な判断のなかで、こうした呼びかけを3つの党派にさせていただくことには共産党さんにもお伝えをし、ご理解をいただいていると理解している。
U 国民、社保国民会議、社民の3党派に対し
衆院会派への参加提案を了承 両院議員総会
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2019年8月5日より抜粋・転載)
立憲民主党は、8月5日、臨時国会閉会にあたって両院議員総会を国会内で開催。秋の臨時国会に向け、枝野幸男代表から国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党の3党派に対し衆院会派への参加を呼びかける旨提起があり、党としてこれを了承しました。
枝野幸男代表は冒頭、「今の安倍政権、そして内外でいろいろな問題が起きており、閉会中審査を含めしっかりと国会の論戦を迫っていかなければいけないなかでの会期末だ。選挙が終わったばかりだが、次の衆院の政権選択選挙に向けてそれぞれの地域で活動を進めていただきたい。同時に、いまの政治状況をしっかりと有権者の立場から正していくためには、充実した国会論戦を進めていかなければならない。
第2次安倍政権発足以降、文書の隠ぺいや改ざん、国会でも問われたことに正面から答えない状況がますますひどくなっている。先の通常国会では参院規則に基づく予算委員会の開会要求すら無視する状況だ。
こうした理不尽な、不条理な暴挙を繰り返す政権に対し、われわれの行政監視、もう一つの政権選択を示していくという役割を果たすため、さらに力を蓄えて秋以降の論戦でより力強く迫っていきたい。暑い夏、それぞれの地域、それぞれの分野で頑張っていただき、力を高めて秋に臨んでいきたい」とあいさつしました。
その上で、総会では枝野代表が、「第2次安倍政権発足以降、国会論戦が空洞化している。数の力による暴挙が繰り返され、しかもひどくなっている。われわれは国会での論戦を通じて政府の問題点、そしてわれわれのもう一つの選択肢を有権者の皆さんにしっかりお伝えしていくのが王道であると思っている。
そうしたなか、いまの国会の状況を考えると最大野党としての国会での戦いをさらに強力に進めていく構えが必要なのではないかとの考えに至った。
秋の臨時国会に向けて国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党の皆さんに対して衆院において私どもの会派『立憲民主党・無所属フォーラム』に加わっていただいて、より強力な体制で臨んでいきたい。
このことを私から3つの党派に提起させていただきたい」と提案。これを受け、枝野代表の提案とともに今後の段取り等については枝野代表に一任することを了承しました。
福山哲郎幹事長からは、今年の通常国会まで3年間参院副議長を務めた郡司彰議員(茨城選挙区)が参院の会派「立憲民主・民友会・希望の会」に入ったとの報告がありました。
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