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小泉進次郎の役割とは? 次期首相候補の人気投票に常に登場し、時には自民党でトップの位置を占めるこの30歳そこそこの青年。小泉進次郎が果たしてどんな役割を担うことになるのか、それを探ってみよう。 以下、http://shinjiro.info/policy.html よりの引用: 人口減少・少子高齢化・悪化し続ける財政という課題は、今すぐ改善に向けた取り組みが必要であると同時に、目先のことだけではなく、未来の世代に対する責任を果たすという視点も求められます。 さらに、日本を取り巻く安全保障環境をより平和にしていく為の外交・安全保障の取り組みや、気候変動・地球温暖化防止も日本だけでは解決することは出来ません。 目先の利益を追っていても解決はしません。 私たちの先人は平和で豊かな日本を私たちに残してくれました。 今度は私たちが果たす番です。 目先の利益にとらわれず、「未来に対する責任」を果たし、「明るい未来」を一緒に創っていきましょう! ☆より平和で安定した安全保障環境の追求− ☆世界の平和と安定に貢献− 以上http://shinjiro.info/policy.html からの引用終わり。 それなりに正統的な内容だが、政策として掲げるにはあまりにおおざっぱであり、現実の政治課題と遊離してしまっている。このような言い方なら、多少政治に関心のある中学生にもかなり簡単に書けるはずだ。 では、小泉進次郎が期待されている役割とは今後どんなものだろうか。 1.今後の日本が直面する重大なリスクは大きく分けて二つある。一つが財政破たんリスク。もう一つが原発と地震による大規模震災だ。大規模震災について、小泉進次郎は神奈川県選出議員としてその被害を直接被る立場にいる。つまり、原発や地震による大規模震災について彼は、かなり重要な態度表明ができ、世論の動向に大きな影響を及ぼすことのできる立場にいると言うことだ。 2.現在、国会議員から県知事への転身が目立ちつつある。国会議員は数多くの議員がいて、たとえ首相になろうとも国会議決というハードルがあるが、地方自治体の首長ならたとえ地方議会があってもかなりその政策を自分の一存で決めることが出来る。つまり、神奈川県知事への転身があり得るし、その可能性はかなり高いと思う。2月20日現在、神奈川県知事選告示を3月24日に控え、現役知事である松沢成文氏はまだ態度表明をしていない。自民党神奈川県連も候補者を決めていない様子だし、神奈川県議会与党の民主党県連も決めていないのだ。 都知事候補として正式に立候補表明しているのは、神奈川県と同じく共産党候補と外食大手「ワタミ」前会長の渡辺美樹氏だ。首都圏の知事が告示一月前にもなるのに二大政党の候補者が未だに決まらないのは、明らかに首都圏大震災をにらんだものだろう。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<356>>
2009年8月の総選挙で初当選を果たす。そして、10月には遊説局長代理に抜擢されるが、それは、中川昭一元財務大臣の死の直後だった。中川昭一氏は国際会議での酔いどれ会見が有名だが、あの会見は仕組まれたものだ。なぜなら、あそこまで酔っていたのだから、事前に会見自体の中止、または、中川昭一氏のみ会見欠席をして日銀総裁単独での会見をするのが当然だったからだ。付き添いの政府関係者は10名以上いたはずで、酔いの状況を首相官邸に連絡し、首相からの指示を受けて、中川昭一氏の会見出席を止めることが出来たし、そうすべきであった。なぜ、あのような失態をさらすことになったかというと、日本が持っている米国債をIMFに拠出する案を中川昭一氏が出したからだと言われている。
小泉進次郎の最初の国会質問は2009年11月18日だが、これは、自民党総裁の谷垣禎一氏が自転車で事故に会った直後のことだ。谷垣氏はサイクリストとしてベテランであり、当然、自民党総裁としてSPもついていたのだから、自転車での転倒事故に会うこと自体が非常にまれなことだ。
自民党が野党転落したのは、何も議員スキャンダルが続出したからではない。郵政民営化に伴う郵政資金の国外投資を自民党議員が嫌がったためだ。小泉純一郎が推し進めた郵政民営化があまりにもひどい売国政策だったため、その後の政権はみなその見直しを進めざるを得なかった。その結果起こったのが、安倍晋三氏、福田康夫氏と続く政権投げ出しだった。それぞれ体調のためとか、民主党との連立交渉失敗のためなど説明されるが、実態はアメリカからの圧力があまりに強くて、一時的にでもその圧力をかわすためであった。その後を継いだ麻生太郎元首相は、さまざまな圧力や中傷に耐え、孤独な宰相として任期を最後まで勤め上げて、郵政資金の流出を完全に防いだ。
だから、本来、小泉進次郎は自民党にとって決して歓迎するような議員ではないのだ。それどころか、一般の自民党議員にとって党の衰退の原因を作った議員の子供なのだ。彼が国会で質問時間を与えられたり、党の役職に就くことは、ほぼすべてが彼の実力というよりも作られたものであるはずだ。
小泉進次郎のサイトには彼の政策として次のことが書かれている。
☆明るい未来のための社会保障−
老後を安心してくらせるような社会保障制度を構築し、若者から高齢者まで世代を超えてお互いの支え合い、安心できる生活を次の世代へと継承していくような社会をつくります。
平和のない国に経済の発展はありません。日本の平和を守るためにはアメリカとの同盟関係をより信頼できるものとすると同時に、日本の発展に必要な食糧とエネルギーを確保するため世界各国と友好協力関係を構築していきます。
環境・気候変動、核軍縮、テロ・海賊対策・アフガニスタン支援などの問題はどの国も一国では解決不可能であり、国際社会と共に取り組むことは日本の平和と発展のために重要です。
同様な傾向は彼のブログにも見て取れる。2009年7月に始まるブログは「毎日どこで、どのような活動をしているのか、活動報告みたいなものですね。それと、日々の活動や生活の中で感じたことなどをお伝えしたい」ためのものとしているが、その内容に国会議員としての視点を含むものは皆無であるようだ。ほぼ毎日更新されている点は立派であり、努力しているのが分かる。しかし、全てを読んだわけではないので断言できないが、その大部分の内容は、小学生の日記と同じでいつ何時ごろどこへ行ったがそれは面白かったと言うようなものなのだ。社会状況を分析することもなく、国の政策がどのように一般市民へ反映しているかを検証もしていない。ただただ個人的な愉快不愉快といった感想が述べられている様子だ。http://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/
がそのブログのURLなので皆さん自身で読んでご覧になることをお勧めする。僕の評価が不当に低いものではないことが分かるだろう。
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