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元介護職員を逮捕:老人ホーム入所者を暴行、82 歳の黒沢氏を殺害した疑い !
高齢者への虐待が増加の一途 !
犯罪を、犯しやすい性格・タイプとは ?
(www.asahi.com:2019年5月22日11時17分より抜粋・転載)
朝日新聞デジタル:
勤務先の有料老人ホーム「サニーライフ北品川」(東京都品川区)で、入所者の男性・黒沢喜八郎氏(82歳)を暴行して、殺害したとして、警視庁は、5 月22 日、元介護職員の根本智紀容疑者(28歳)=東京都新宿区=を殺人の疑いで逮捕し、発表した。
根本智紀容疑者は、調べに「暴行を加えたことはありません」と供述し、容疑を否認しているという。
◆「男に腹蹴られた」必死に伝えた父:老人ホーム殺害事件
捜査1課によると、根本容疑者は、夜勤だった4月3〜4日、施設内で黒沢喜八郎さん=品川区=に暴行を加え、殺害した疑いがある。黒沢さんは、翌5日朝に搬送先の病院で死亡した。
司法解剖の結果、肋骨(ろっこつ)が折れており、内臓損傷に伴う、出血性ショック死だったことが判明した。警視庁は、暴行の程度が強かったとして、殺意があったと判断した。
4日午前1時45分ごろ、根本容疑者が、119番通報していた。
施設の運営会社によると、死亡した、黒沢さんは、3月初めに入所。自力で歩くのは、難しい状態だった。同社は、事件後、根本容疑者を解雇した。
☆高齢者施設で起きた入所者の主な死傷事件
・2014 年11〜12月
☆ 川崎市の有料老人ホームで、当時86〜96歳の男女3人が相次いで転落死。
ベランダから投げ落としたとして職員だった男が殺人罪で起訴され死刑判決
・2017 年7〜8月
☆ 岐阜県高山市の介護老人保健施設で当時80〜93歳の男女5人が死傷。うち2人に対する傷害致死と傷害罪で職員だった男が起訴
・2017 年8月
☆ 東京都中野区の介護付き有料老人ホームの浴室で男性(当時83)が死亡。浴槽に沈めて殺害したとして職員だった男が殺人罪で起訴
・2018 年8月
☆ 熊本市のグループホームで女性(当時88)が死亡。腹を殴るなどして死亡させた傷害致死罪で職員だった男が起訴され実刑判決
・2019 年1月
☆ 神奈川県横須賀市の老人ホームで女性(当時89)が死亡。
首を絞めて殺害した殺人罪などで職員だった男が起訴
(参考資料)
T 犯罪を、犯しやすい性格・タイプとは ?
(thinking-free.comより抜粋・転載)
○犯罪者になりうる、6 つの人格特徴
ドイツの精神医学者であるシュナイダーは、自分自身が悩むか、それとも社会が悩まされるような人格の異常を「精神病質」と呼びました。その中で、社会が悩まされる人格つまり犯罪者に多く見られるタイプを6つ挙げています。見た目にも犯罪を犯すような性格
◆爆発性精神病質:すぐにキレるタイプで些細な事でも気に障るとカッとなったり、いきなり暴力を振るう人です。一旦興奮すると自制が利かないので、感情のままに振る舞って、人に酷い暴力を加える事もあります。
◆情性欠如性精神病質:人間的な感情が欠如しているタイプ。良心や人に対する同情心、羞恥心、名誉感情などを持ち合わせていない事から、平然とウソをつき、人に危害を加える事に躊躇しません。冷酷な犯罪者に多く見られるタイプです。
◆狂信性精神病質:特定の考えを強く信じ、そのせいで周囲が、見えなくなってしまうような人のタイプです。宗教や政治活動にのめり込み、自分たちの行動や思想に疑問を持つ人、敵対する人などに対しては、罰せられると分かっていても、犯罪行為を犯す事があります。
一見犯罪を行うようには見えないタイプ
◆発揚性精神病質:明るく活発な反面、興奮しやすいタイプ。落ち着きが無く軽はずみなところがあります。感情の起伏が激しく、些細な事ですぐに、しかも極端に怒ったりするので、人と争う事が多い傾向があります。
◆意志欠如性精神病質:意志が弱く何事にも長続きしない事や人に依存する事が多いのが特徴です。悪い事をしないという抑制も弱く、悪い事と分かっていながら、ついつい犯罪を犯してしまう事があります。
◆顕示性精神病質:簡単に言うと、単なる目立ちたがり屋。出しゃばりで見栄っ張りでもあります。他人の注目をひくために自分を実際以上に見せるためなら、ウソもつくし人をだます事もあります。詐欺犯に多いタイプです。必ずしも犯罪と結びつくわけではないけれど・・・
このように犯罪を犯しやすいタイプとして挙げた6つの特徴は、実際に犯罪を犯した人間を鑑定した時に、このいずれかに当てはまる事が多く、また併せ持ったタイプもいます。
意志欠如性や顕示性タイプというのは、身の回りには結構いると思います。しかしこういう人達が必ず犯罪を犯すという事ではありません。あくまでも社会が悩まされる人格として6つの特徴が挙げられるという事です。もっとも犯罪こそないにしろ、程度の差はあれ、社会的には色々と迷惑をかけている事は、多いかもしれません。
U 平気でうそをつく自己愛性人格障害
(mora110.blog.fc2.comより抜粋・転載)
平気でウソをつく(都合のいい妄想)
・みえみえのうそをつきます。失敗をしてもすぐに埋め合わされ、プライドはすぐに復活します。
◆自分を正当化するために嘘をつく
・自分の身を守るため、話のつじつまを合わせるために嘘をつく
・周囲に対して思いやりに欠けた行動を正当化するために、もっともらしい理由を付けようとする。
◆注目を集めるために嘘をつく
・自尊心を保つため、虚栄感から安易に嘘をつく。
(大袈裟、話を盛る、つくり話をする、ホラをふく等)
◆ターゲットを貶めるために嘘をつく
・自分が勝る為には平気で事実を捻じ曲げ、他者を貶め、嘘もつく。
・客観的事実はどうでもよく、事実を勝手に曲げ、自分に対する錯覚を必要とあらばうそをつくこともかまわない。
●もともと、裏付けのない優越感ですので、話のつじつまを合わせるために嘘をつくこともありますが、本人には嘘をついているという意識はあまりありません。ときにはホラ話のように、話がどんどん大きくなっていって、どこまで本当なのか分からなくなります。
●仮病・心配・誇張・噂話などの演技的な言動をしてみたり、大げさに自分の感情や都合をアピールしたり、あからさまな嘘を堂々とついてみたりすることで、相手の注意・関心を自分にできるだけ引きつけようとする。相手の興味や活動が自分に向いていないことが耐えられず、常に自分への語りかけや承認を必要としている。
ある程度人生経験のある人は、自分の観察眼に少し自信があったりするのね。
だから、若い人みたいに、ぱぱっと行動して確かめるより
相手を見ていて、嘘ついているかどうかを判断しようとするんでしょうな。
ところが、ここで自己愛性人格障害(ナルシズム)の本領発揮なんです。
普通の人は、嘘をつくとどこかしら嘘っぽさがある。
だけど、奴らにはない。全然無い。平然とさりげなく堂々と嘘をつく。
それは、彼らにとって「嘘じゃない」からなんです。
そう、彼らは嘘をついているわけじゃない。
彼らの脳内では「事実」なんですよね。彼らの脳内だけ、ではね。
だから、嘘に聞こえない。嘘を感じさせない。
その上に彼らは、「脳内事実」の苦労話や、エピソードを得々と語るんです。
たぶん、それはどこかの誰かから聞いた話や、マンガ・小説などからの焼き直しでしょう。
そして、被害者は、自己愛性の自己紹介を嘘だと思うことも無く、彼らの術中にはまるんですね。
V 統合失調症とは ?
(www.mental-navi.netより抜粋・転載)
統合失調症:症状の種類
精神機能のネットワークがうまく働かなくなる状態をいいます
イラスト:精神機能のネットワークがうまく働かなくなっているイメージ
私たちは喜びや怒り、悲しみ、楽しみといったさまざまな感情をもっています。また、「人間は考える葦である」という言葉があるように、私たちは常に思考しています。こうした感情や思考は、脳内の精神機能のネットワークを使って行われています。
ところが、何らかの原因でさまざまな情報や刺激に過敏になりすぎてしまうと、脳が対応できなくなり、精神機能のネットワークがうまく働かなくなることがあります。その為、感情や思考をまとめてあげることができなくなります。この状態が統合失調症です。統合失調症とは、このように脳内の統合する(まとめる)機能が失調している状態をいいます。
精神機能のネットワークは脳内のさまざまな場所で行われています。その不調の場所によって、実在しない人の声が聞こえるなどの現実にないものをあると感じる幻覚が現れたり、周りで自分の悪口を言われていると思いこむ被害妄想が出たりなど、さまざまな症状が出現します。
統合失調症の症状は大きく、幻覚や妄想などの「陽性症状」、意欲の低下などの「陰性症状」、臨機応変に対応しにくい「認知機能障害」に分けられます。
◆3 つの病
統合失調症は、症状の現れ方や経過などから、破瓜(はか)型、緊張型、妄想型の3タイプに大別されます。ただし、これらに分類できないタイプも数多くあることから、統合失調症は単一の病気ではなく、複数の病気の集まりではないかとも考えられています。
<破瓜型(解体型)>意識低下や感情の平板化が中心
思春期から青年期にかけて発病することが多いために破瓜型と呼ばれます。
最初に、感情の起伏が、なくなったり、意欲が減退するなどの陰性症状が現れ、その後、徐々に陽性症状が出てきます。症状は慢性化することが多く、人柄が変わってしまうなど予後はあまりよくないとされています。
<緊張型>極度の緊張や奇妙な行動が特徴
青年期に急に発病します。
大声で叫んだり、奇妙な姿勢をとるなどの緊張病症候群や行動の異常などがみられます。多くは数カ月で消失しますが、再発もまれではなく、再発するたびに破瓜型に似た病像に変化していく場合があります。ただし、人柄が変わってしまうことは少なく、破瓜型よりは予後はよいとされています。
<妄想型>幻覚や妄想が中心
破瓜型や緊張型よりも発病年齢が遅く、多くは30歳前後に発病します。
幻覚や妄想が中心で、陰性症状はそれほど現れません。対人コミュニケーションは比較的良好に保たれていることが多く、人柄の変化もあまり目立ちません。予後はよいとされています。
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