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塚田一郎副大臣、辞任を拒否 ! 「忖度」発言を野党が追及 !
野党の見解・詳報は ?
(www.tokyo-np.co.jp:2019年4月4日より抜粋・転載)
東京新聞・夕刊:
安倍晋三首相は、四月四日の参院決算委員会で、首相と麻生太郎副総理兼財務相の地元の道路整備を巡り「忖度(そんたく:他人の気持ちをおしはかること。)した」と発言した、塚田一郎国土交通副大臣の罷免を重ねて拒否した。
「事実と異なる発言をしたことは、問題だが、既に撤回、謝罪している。本人がしっかり説明し、そのことを肝に銘じて、職責を果たしてもらいたい」と強調した。
◆又市社民党代表:塚田副大臣を直ちに更迭すべきだ !
立憲民主党会派の又市征治氏(社民党)は、塚田副大臣を直ちに更迭すべきだと主張し、「事実と異なるのなら、うそをついて、票を集める利益誘導まがいのことをした」と批判した。
決算委で、塚田副大臣は、「一日に事実と異なる発言をし、多くの皆さまに多大なるご迷惑をおかけした。撤回、謝罪したい。説明責任を果たすことで職責をまっとうしたい」と話した。
塚田副大臣は、二日に自身の発言について、撤回、謝罪するコメントを発表した。
安倍首相は、山口県下関市と北九州市を結ぶ「下関北九州道路」との関わりについて、「かつて一国会議員として、『可能性を追求していきたい』と言ったことがあった。首相として、要望することはないが、地元の陳情等は、うかがったことはある」と説明した。
麻生副総理は、「関門トンネルの通行止めの回数が多くなり『何とかしないと』という話がずっとあった。今は(自身の)選挙区ではないので、その種の話は、直接来た記憶はない」と話した。
決算委で、安倍首相は、五月一日の「令和」への改元後も、金融緩和と財政支出、規制改革の「三本の矢」の経済政策を継続し、デフレ脱却を目指す考えを、強調した。
「平成から令和時代へ、今後も『三本の矢』を継続することで、成長と分配の好循環をより強いものとしなければいけない」と話した。自民党の西田昌司氏への答弁。
(清水俊介)
◆塚田副大臣コメント全文
塚田一郎国土交通副大臣が二日に公表した自身の発言を巡るコメントの全文は次の通り。
四月一日の自民推薦候補の応援演説で「安倍晋三首相とか麻生太郎副総理が言えないので、私が忖度(そんたく)した」、「これは首相と副総理の地元の事業だよ」と言われた、「私は物わかりがいい。すぐ忖度する。分かりましたと応じた」と発言しましたが、一連の発言は、事実と異なるため撤回し、謝罪申し上げます。
下関北九州道路については、今般、国において事業の必要性等を鑑み、直轄調査を実施することとしたところです。
(参考資料)
T 玉木代表:「政府に徹底的な検証を」
塚田国土交通副大臣の発言について
(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2019年4月3日より抜粋・転載)
玉木雄一郎代表は、4月3日、定例記者会見を国会内で開いた。
玉木代表は、下関北九州道路の整備をめぐって、安倍総理大臣らの意向を「忖度(そんたく)した」と発言した塚田国土交通副大臣について、「塚田副大臣は発言を撤回されたが、それで済む話ではない。発言を確認したところ、『吉田自民党参院幹事長に指示をされて、自らの親父とも呼ぶ麻生副総理の地元の企業をひきとった』と明確に言っておられる。
典型的な公共事業の地元での利益誘導の可能性がある」と政府の姿勢を断じた。また、この道路は「安倍麻生道路」(安倍総理大臣の地元山口県下関市と麻生副総理兼財務大臣の地元の福岡県を結ぶ道路の事業化)とやゆされ、政権交代する前の自民党政権で一度凍結されたが、安倍政権になって復活した経緯を取り上げ、「背景に権力の驕(おご)り、緩(ゆる)みがないのか、税金の私物化があるのではないか」について、政府に徹底的な検証を求め、厳しく追及していく姿勢を示した。
日本財団による17〜19歳対象の意識調査を引用し、「国会は国民生活の向上に役立っていない」と答えた人が30%に留まったという調査結果について、玉木代表は「深刻に受け止めている」と述べた。国会が有意義な政策議論の場になっていると思う人が5%、思わない人が54.8%と半数を超えた結果について、「与野党とも反省して、国会のあり方を見直していかなければならない」と述べた。
また、国民民主党の動画配信「こくみんトーク」の第1回目を見た高校2年生から面談を希望され、対談した際に、「対決ばかりの国会ではなく、政策議論をやってほしい。国民民主党は政策議論を試みていることはわかるので貫いてほしい」と言われたエピソードを紹介し、「私たちは国会で建設的な政策議論をやっていきたい。
安倍総理をはじめとした政府の、聞いたことに答えない、不誠実な対応は国民もおかしいと思い始めている。与野党を越えた国会改革を進めていきたい」と強い決意を示した。 記者からの野党連携に関する質問に対して、玉木代表は「このままでは国民から野党全体が見放される。野党の大きな塊をつくっていく。その中で過去を乗り越えて、自民党に代わる選択肢をつくっていかなければいけない」と野党連携を強化していく姿勢を示した。
U 塚田国交副大臣の罷免を要求で野党が一致 !
「忖度」発言 塩川議員、衆院内閣委で追及 !
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年4月4日より抜粋・転載)
塚田一郎国土交通副大臣が「下関北九州道路」計画について「私が忖度(そんたく)した」と発言した問題で、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、自由党、社民党の6野党・会派の国対委員長は、4月3日、国会内で会談し、塚田副大臣の罷免を直ちに要求することで一致しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は記者会見で、塚田氏を直ちに罷免すべきだとした上で、国政を私物化する安倍政治の典型だと指摘。「安倍首相の責任が改めて問われる」と述べ、徹底追及すると表明しました。
一方、日本共産党の塩川鉄也議員は同日の衆院内閣委員会で、安倍晋三首相に塚田氏の罷免を要求しました。
塩川氏は、吉田博美参院自民党幹事長が会長を務める「下関北九州道路の整備促進を図る参議院議員の会」の設立総会(昨年11月2日)で、吉田氏が塚田氏ら国交省幹部に「政治生命をかけてという気持ちでやるので、よく肝に銘じてしっかりとやっていただく」と求めていたことを示し、「こういう動きを背景に、今回の発言があったのではないか」と指摘。
自民、公明両党の議員でつくる「関門会」の同道路早期実現を求める要望書(16年3月提出)には安倍首相の名が記載されており、計画推進は「総理自身が直接指示したのではないか」とただしました。首相は「私が指示したということはない」と否定しました。
塩川氏は「事業を所管する塚田氏の発言は、福岡県知事選での利益誘導による選挙利用が問われる大問題だ。きっぱりと罷免すべきだ」と主張。安倍首相は、塚田氏の発言は「問題だ」と認めながら「まずは本人からしっかりと説明すべきで、そのことを肝に銘じて職責を果たしてもらいたい」と擁護し、罷免を事実上拒否しました。
V 塚田副大臣の「忖度」発言 ! 安倍政権の体質自体が問題だ !
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年4月4日より抜粋・転載)
主張:
北九州市と山口県下関市を新たに結ぶ「下関北九州道路」計画をめぐり、塚田一郎国土交通副大臣が、安倍晋三首相と麻生太郎副総理・財務相を「忖度(そんたく)」して、計画の調査を国の事業に格上げしたと発言しました。
自民党推薦の福岡県知事候補を応援する集会の中での発言です。あけすけな利益誘導にほかなりません。しかも、首相と副総理の意向をくんで道路行政を動かしたことを所管官庁の副大臣自身が公然と語ったものであり、ことは重大です。本人の発言撤回や謝罪で済む話ではありません。安倍政権の姿勢と体質自体が厳しく問われます。
◆「安倍・麻生道路」の異名
「下関北九州道路」計画は、安倍首相の地元である下関市と、麻生副総理の地盤である北九州市を、道路でつなぐという構想です。すでに関門海峡には二つの道路が通っており、無駄な公共事業だという批判の中で2008年に凍結されましたが、安倍首相の政権復帰後に計画は再び動きだし、17年度から自治体の調査費がつきました。さらに19年度から国直轄調査として費用を国が全額負担することになりました。
1日夜、北九州市内で開かれた集会での塚田氏の問題発言は、国直轄の調査に格上げされた経過を生々しく語ったものです。
塚田氏は、副大臣室で自民党の吉田博美参院幹事長から「これは総理と副総理の地元の事業だ」と言われ、「分かりました」とすぐに答えたことを明らかにし、「総理とか副総理がそんなこと言えません。でも私は忖度します」「私は麻生太郎命、筋金入りの麻生派」「できるだけ早くみなさまのもとに、橋が通るように頑張りたい」などと述べたと報じられています。
もともと「下関北九州道路」をめぐっては、安倍首相が昨年10月に早期実現を求める発言をしたと伝えられるなど、地元では「安倍・麻生道路」と呼ばれています。
道路行政を担当する国交省の副大臣という立場の者が、政権トップとナンバー2をおもんぱかって、国の事業にわざわざ引き上げ、予算も手当てしたというのなら事態は深刻です。
この道路計画は総額2000億〜2700億円とされる巨大開発事業です。政権中枢の政治家の地元だから公共事業をもっていくというのは、文字通りの利益誘導です。この計画は、ただでさえ税金の無駄遣いと大問題になっている事業です。それがこんな形ですすめられてきたとなれば、まさに、政治の私物化です。
選挙応援で、その“政治力”を自慢し、自民党が推薦する知事候補の票獲得につなげようという発想は「利権政治」そのものです。
塚田氏は「忖度した」などの一連の発言は事実と異なるとして、撤回・謝罪しましたが、事実関係の説明はなく、説得力はありません。副大臣の資格がないのは明白で、即刻辞任すべきです。
◆森友疑惑・加計疑惑にも通じる、あいまいにできない !
「職責を果たしてもらいたい」と塚田氏を擁護し、罷免を拒む安倍首相の姿勢は重大です。
塚田氏の発言は、安倍首相の意向に沿う形で政治や行政をゆがめた「森友」「加計」疑惑にも通じる安倍政権の体質自体の問題ではないのか―。安倍政権下で相次いで発覚した疑惑の解明と合わせて、今回の問題も絶対にあいまいにすることはできません。
(参考資料)
T 安倍昭恵氏の秘書・谷査恵子氏の財務省への折衝により、
国有地が、実質タダ同然の価格で、森友学園に払い下げられた !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/08/22より抜粋・転載)
U 森友学園の44倍の大スキャンダル !
自公政治家・NHK等は隠蔽するが、安倍首相夫妻「腹心の友」
・加計学園に流れた血税440億円・公有地・約17ヘクタール
=東京ドーム敷地の約3.5倍 !
(http://79516147.at.webry.info:2017/04/20 11:25 より抜粋・転載)
☆森友学園・籠池理事長と安倍首相は右翼の同志である。
☆加計学園・加計理事長と安倍首相は岸信介元首相(戦犯)の孫である。
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