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日本の景気、後退局面の可能性あり !=基調判断下方修正−内閣府(上)
アベノミクス・自公政治への識者の見解は ?
(news.headlines.auone.jp:2019 年3月7日18:39より抜粋・転載)
時事通信社 :
◆日本の景気は、3カ月連続で悪化 !
内閣府が、3月7日発表した、1月の景気動向指数(2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が、前月比2.7ポイント低下の97.9となり、3カ月連続で悪化した。
内閣府は、中国経済の減速を受け、日本国内の景気が、後退局面に入った可能性があるとみており、基調判断を4カ月ぶりに下方修正した。2012年12月に始まった景気拡大が、今年1月に戦後最長を更新したかどうかは微妙だ。
◆実績を誇示したい安倍政権に冷や水 !
「戦後最長の景気拡大」は、実体を欠く、看板倒れに終わる恐れがあり、実績を誇示したい安倍政権に冷や水を浴びせかけた。
内閣府は、1月までの数カ月間に「景気の山」があった可能性が高いと分析。基調判断を、前月までの「足踏みを示している」から「下方への局面変化を示している」に変更した。この表現を使うのは、2014年11月以来、4年2カ月ぶりである。
景気拡大期間がどう判断されるにせよ、安倍政権の支持率を支えてきた好調な経済に変調が訪れていることは間違いない。主因は、最大の貿易相手、中国の景気減速である。中国は、米国との貿易摩擦などを背景に成長鈍化が鮮明になっている。
(参考資料)
T 安倍内閣は、統計不正をして、「虚偽の」
プラス数値を発表したのである !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/02/08より抜粋・転載)
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1)アベノミクスの下で労働者一人当たりの
実質賃金指数は、約5 %も減少してきた !
アベノミクス偽装が、国会で審議されるなか、厚生労働省が、2018年の実質賃金伸び率を公表した。
厚生労働省が2月8日に発表した、2018年12月の毎月勤労統計調査速報値によると、物価変動の影響を除いた実質賃金が前年を0.2%上回ったとのことである。
実質賃金指数が、前年比プラスになるのは、第2次安倍内閣発足後2度目で1度目は、2016年の前年比+0.3%である。
アベノミクスの下で労働者一人当たりの実質賃金指数は、約5%も減少してきた。
2018 年もこの流れが変わらず、実質賃金が前年比プラスになったのは、2016年の1年だけだった。
2)2016 年は、「デフレ」に回帰したため、
実質賃金が辛うじてプラスになった !
2016年は、インフレ率が前年比マイナスの「デフレ」に回帰したため、名目賃金が増えていないが実質賃金が辛うじてプラスになったのである。
実体上は、2018年の実質賃金は前年比減少であったと見られるが、厚生労働省は前年比プラスの統計数値発表を強行した。
前年比プラスになったのは、2017年の統計数値が、異なる手法で計測された低い数値になっているからだ。
3)厚労省は、東京都についてのみ3分の1
のサンプルを用いる抽出調査を行っていた !
厚生労働省は、全数調査でなければならない調査について、東京都についてのみ3分の1のサンプルを用いる抽出調査を行っていた。
このこと自体が法律違反であるが、これを全数調査の数字に引き戻すために「復元」と呼ばれる作業が必要になる。
厚生労働省は、2018年の数値のみ、「復元」作業で数値修正を行いながら、2017年以前のデータは「復元」を行わずに、数値を公表している。
4)統計不正により、2018年の数値は高い数値に
なり、2017年以前の数値は低い数値になった !
このため、2018年の数値は高い数値になり、2017年以前の数値は低い数値になっている。
今回政府が発表した前年比伸び率は、「復元」した高い水準の2018年数値と「復元」しない低い水準の2017年数値を比較したものである。その結果、プラス0.2%という数値が発表されているが、この数値は「間違ったデータ」ということになる。
5)安倍内閣は、統計不正をして、「虚偽の」
プラス数値を発表したのである !
統計処理方法を同一にして前年比数値を算出することができながら、安倍内閣は正しい統計数値を発表せず、「虚偽の」プラス数値を発表したということになる。恐るべき事態である。
統計不正が発覚し、問題が明らかになるなかで、虚偽のデータを発表する安倍内閣の存続は一刻たりとも許されない。
一人当たり実質賃金伸び率は、実質GDP成長率と並ぶ、主権者にとって最重要の二大経済データである。
6)安倍内閣の実態は、二大経済データで、
「不可」の成績しか取れていない !
安倍内閣はこの二大経済データで「不可」の成績しか取れていない。
「アベノミクス失敗」を明白にする二つの経済データなのだが、この現実を踏まえて政策を修正するのではなく、不都合なこのデータそのものを「改ざん」、「ねつ造」するという驚異の行動に踏み出している。さすがは、森友疑惑で、14の公文書の300箇所を改ざんした実績を、誇る内閣である。
「安倍偽装隠蔽改ざんねつ造内閣」と表現するのが、妥当である。
国会は国政調査権を活用して、適正な経済統計の開示を政府に強制する必要がある。
7)間違ったデータを強引に押し通す安倍内閣は、
主権者国民から内閣失格と評価される !
間違ったデータを修正するなら理解されても、間違ったデータを強引に押し通す内閣は、主権者国民から内閣失格の烙印を押されることになるだろう。
拙著『国家はいつも嘘をつく--日本国民を欺く9のペテン』:https://amzn.to/2KtGR6k
に多くの方がレビューを掲載くださっている。深く感謝申し上げる。
アマゾンに「カスタマーHaaa」さまが、掲載くださったレビューを、以下に転載させていただく。
8)自民党・安倍政権のウソが、掲載され、
改めて、この政権の空恐ろしさに驚愕した !
自民党・安倍政権のウソを、これほど集めて、コンパクトな新書にしたことで、改めて、この政権の空恐ろしさに驚愕した(2019年2月2日)
「前言撤回、言い換え、隠蔽、ねつ造、データ改ざん、犯罪のなすりつけ最近では、毎月勤労統計のデータ改ざんもあったな。「国家は、いつも嘘をつく」。じゃあ、どうすればいいの、一般庶民は。どうしようもないよね、だから、選挙に行く人も、少なくなってるの?国政選挙でも投票率は、6割いってないし、地方選挙はもっと少ないらしい。
9)ウソが列挙された本を読むと、特に、
安倍政権の幼稚な嘘がひどすぎる !
本書を読むと、特に、安倍政権の幼稚な嘘がひどすぎる。しかも、犯罪級の嘘もこの間の自民党政権の中であったらしい。古くは日航機墜落。
本書の指摘通り、圧力隔壁の損傷での墜落ではないのであれば、恐ろしすぎる(ネタバレになるので詳細は本書を読んでください)。
郵政民営化、国民の年金保険料で作られたかんぽの宿の乗っ取りも、財界・アメリカの言うなりに行われた。
10 )日航機墜落・りそな銀行の乗っ取りなど重大な
嘘が野放しなのは、司法も警察も権力の家来だからだ !
りそな銀行の乗っ取りなど、犯罪級の重大な嘘が野放しなのは、司法も警察も権力のいいなりだからと指摘される。
そもそも自民党はTPP反対だったのに、手のひら返しでTPP参加を打ち出し、グローバル企業のいいなりに日本の富を売りわたそうとしている。自民党の選挙公約なんて信じちゃいけない。
安倍政権発足直後にオリンピック招致で「福島の汚染水の完全ブロック」を世界に発信したときは度肝を抜かれたし。
11 )安倍政権・NHK等は、アベノミクスの成果
を、強調されているが、庶民に実感はない !
アベノミクスの成果も、強調されているが、庶民に実感はない。実感がないのも当然ということで、本書はそのからくりを暴く。
消費税の増税も社会保障のためと言われているが、結局、大企業大金持ち減税に消費税増税分は相殺されているという。
政権が、国民のためではなく、グローバル大企業、しかも、日本の企業だけではなく、アメリカの企業優遇で、政策を動かしているのだという・・・
12 )識者の暴露本を読んで、自民党・安倍政権の
ウソを確認し、この政権の空恐ろしさに驚愕した !
これまで、様々な他の著作でも指摘された自民党・安倍政権のウソを、これほど集めて、コンパクトな新書にしたことで、改めて、この政権の空恐ろしさに驚愕した。
先の世論調査では、国民の半分が支持していると報道されていたが?今はそのことの不思議を誰か解説してほしいよ。と思っていると、著者は3つの原因を挙げる。
―この続きは次回投稿します―
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