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安倍政治を刷新する主役は、政党でなく主権者だ !
日本の支配者の謀略とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/12/11より抜粋・転載)
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1)大資本従属・暴走・ペテン師・安倍政権に、怒り心頭の主権者が、多い !
2)自民党の絶対得票率は約17 %であり、自公で
約24 %なのに、強行採決を継続してきた !
3)投票者の半分弱が、自公に投票し、半分強が、反自公に投票している !
4)反自公の国民と野党が大同団結して、
多数議席を確保する事が、政治刷新の要件だ !
5)安倍政治を刷新するためには、反安倍政治連合
を構築して、選挙に勝利する事が最優先だ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
6)共産党の支援で、立憲民主党は、多数議席を
獲得し、野党第一党の地位に躍り出た !
結党間もない立憲民主党は、多数議席を獲得し、野党第一党の地位に躍り出た。
しかし、この選挙結果で、見落としてならないことがある。
それは、立憲民主党が、多数議席を獲得した最大の功労者が、共産党であったという事実だ。
共産党が、候補者を自ら降ろし、立憲民主党候補を支援した。
その結果として、立憲民主党が、野党第一党に躍り出たのである。
政治の現状を打破するためには、来る国政選挙において、反自公勢力が、多数議席を獲得する必要がある。その目標を実現するには、反自公陣営が大同団結、連帯することが、必要不可欠である。
7)反自公陣営の大同団結のために、オールジャパン
平和と共生も、行動している !
オールジャパン平和と共生も、その目的のために行動している。
ところが、肝心かなめの野党勢力の対応が、不明確なのである。
本当に政治刷新を実現しようとしているのか、疑わしいとさえ言える。
この現状を踏まえれば、私たち主権者は、政治刷新に、真剣に取り組んでいるように見えない政治勢力とは、一線を画して、主権者主導で、選挙での勝利を主導するしかないだろう。
政治の流れを決める主役は、主権者である。政治を選択する権利を有するのは、主権者である。
8)国民が主導して、反安倍政治の国民と野党の
大同団結を構築すべきだ !
政治刷新に不熱心な政党と一定の距離を置いて、主権者に選挙への対応を、呼び掛けてゆくしかないと考える。
2019 年3 月2 日(土)午後1時半から、東京神保町にある、日本教育会館一ツ橋ホールにおいて、来る統一地方選、国政選挙に向けて「総決起集会」を開催する。
「愛・夢・希望の市民政権樹立へ!」向けての総決起集会である。
選挙に勝利して主権者が希求する政治を実現するためにはどうしたらよいのか。
9)反安倍政治を実現するためには、政策基軸
・超党派・主権者主導が不可欠である !
方法は、政策基軸、超党派、主権者主導、である。目指すべき、政策の方向を明示する。
この政策を公約として、明示する候補者を、支援する。
ただし、選挙に勝利するために、何よりも重要なことは、候補者を絞り込むことである。
同じ政策を掲げる候補者が、乱立すれば、投票が分散し、自公の勝利に協力してしまうことになる。
反安倍自公勢力が大同団結、強い連帯を構築できないなら、主権者が、主導するしかない。
10 )反安倍政治の候補者を選別し、この候補者への、
投票一本化を呼び掛けるべきだ !
主権者が、適正な公約を明示する候補者の中から、主権者が支持するにふさわしい候補を選別し、この候補者への、投票一本化を呼び掛けるのである。
政党が、政党エゴむき出しの行動を示すなら、主権者が、調整役を担うしかない。
本来は、政党が率先して大同団結、連帯を構築するべきである。
しかし、その重要な役割を担う、野党第一党の行動が不明確なのである。
自民の側に公明がついていることを踏まえれば、野党勢力に共産党が加わらなければ、勝負にならない。
共産党が明示する政策は、主権者多数が求めている政策と、一致する。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、
それとも「保革二大勢力体制」かである !
野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」
かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。
米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。
2)「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」を目指しているが、
「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」(=悪徳ペンタゴンの巨大資本・米国CIA)が、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。*公明党は1998 年以前は、反自民党・改革政党だったが、1999 年から大変節して自民党従属・自公連立の政党になった。
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、
明確に対峙する政策方針を、明示した !
日本では、2009年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。
鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。
その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。
この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。
1948年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。
4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を目指した、
鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
5)小沢−鳩山両氏が主導する政治は、日本の既得権政治を、
根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。
7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、
日本政治の刷新が実現する !
これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。
「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。
米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。
この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。
政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、事実上、政治路線は、固定されている。
8)「保保二大政党体制」が構築されれば、
「二党独裁制」になってしまう !
9)「日本の支配者」の実行部隊の中核を担って
きたのが、米国・CIAである !
10 )「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、
すべてが、CIAによる工作である !
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