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財務省の最大の手先になっているのが、NHKと日本経済新聞である !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 11 月 18 日 21:02:50: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


財務省の最大の手先になっているのが、NHKと日本経済新聞である !

政官業癒着・自民党政権・自公政権下 の官僚の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/11/15より抜粋・転載)
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1)日本経済新聞の報道は誤魔化しで、実際は、

「消費税増税の影響は、極めて甚大」だった !

2)自民党政権・自公政権に従属した、偏向報道の日本経済新聞の罪は重い !

3)日本経済新聞の報道:「日本経済、10〜12月期

    はプラス成長回帰へ 予測は年率2.1%増」

4)日本経済新聞は、増税論議を封殺するために、

   マイナス成長の重要ニュース否定の報道をする !

5)多額の税金を還付するくらいなら、はじめから

    増税などしなければよいだけの話だ !

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

6)財務省は、NHKと日本経済新聞を巻き込んで、

   増税推進キャンペーンを始動させている !

このプロジェクトは、財務省で「TPR」と呼ばれているものである。

「TPR」が創設されたのは、1985年のことだ。

財政金融研究所研究部に事務局が置かれた。

私は「TPR」プロジェクト創設時メンバーの一人であるから、この活動の詳細を知っている。

その重要な柱の一つがメディアへの「指導=締め付け」である。

7)大蔵省幹部が、メディア幹部を高級料亭に集めて、「指導」を実行した !

大蔵省幹部が、メディア幹部を高級料亭に集めて、「指導」したこともあった。

事務局は、政界、財界、学界3000人リストを作成した。

この3000人全員に、大蔵省幹部が説得に行く。

同意を得たら、その人物に関する工作活動は、とりあえず完了する。

財務省は、情報統制を行っているのだ。

8)財務省の最大の手先になっているのが、NHKと日本経済新聞である !

その最大の手先になっているのが、NHKと日本経済新聞なのである。

3000人の氏名を、左端に記載し、右側に日付とメモ書きをできる空欄を並べた「電話帳」が作成された。大蔵省幹部が説得に行き、合意を得たら、完了のマークが付される。

同意を得られない場合は、一階級上の職員が説得に訪れる。

最後は、事務次官まで動員される仕組みだ。

大蔵省は、あらゆる権力、権限を有していたから、最後まで大蔵省の説得を拒絶する者は、例外的にしか存在しない。他方、「TPRウィークリー」と題するレポートが、毎週作成された。

テレビ、新聞、雑誌等のあらゆる媒体における消費税(当時は「売上税」)に関する発言等が網羅される。

9)増税批判・問題発言が確認されれば、

    直ちに、大蔵省職員が面談に向かう !

問題発言が確認されれば、直ちに、大蔵省職員が面談に向かう。

こうした情報統制に頑強に抵抗する者は、別途作成された「ブラックリスト」に掲載される。

末端の職員は、徹夜作業で、「電話帳」を、毎日更新するのである。

私が特命で担当したのは、「税制改革の経済効果の試算」だった。

10 )売上税を導入したら、所得税、法人税等の減税実施、

   税収規模は、税制改正前と後で同様にする !

当時の税制改革案は、売上税を導入するが、セットで、所得税、法人税等の減税を行い、税収規模は、税制改正前と後で変わらないようにする、というものだった。

「レベニュー・ニュートラル」の前提が置かれた。

*補足説明:(「レベニュー・ニュートラル」とは、増税による税収の増加と減税による税収の減少が同額で、全体としての税収が変化しないこと。増減税同額。)

この税制改正を実施した場合に、日本のGDP成長率、個人消費、住宅投資、設備投資等に、どのような影響が生じるのかについての、政府試算を行うことを命じられた。

担当したのは、私と直属の上司2名だった。

この仕事をしていたときの間接的な上司が、大臣官房参事官をしていた、黒田東彦氏である。

11 )マクロ計量モデルを作成し、税制改正の影響試算を実行した !

私は、直属の上司と二人で、マクロ計量モデルを作成し、税制改正の影響試算をした。

「レベニュー・ニュートラル」であるから、日本経済に与える影響も、当然のことながら、全体としては中立になるのだが、与えられた課題が、違っていた。

税制改革を行ったときに、成長率、個人消費、住宅投資、設備投資のすべてが拡大する結論を示せというのが、与えられた命令だった。―この続きは次回投稿します―

(参考資料)

「失敗から学ぶ」「失敗学」で「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !

   国の巨額債務は多すぎる官僚の高給と天下りが原因 !

(logs.yahoo.co.jp:2006/9/14より抜粋・転載)

1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !

素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。タイトルは「失敗学」―――。ー中略ー畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。

「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。やはり素晴らしい。

2)タテワリ、横並びの官僚組織、

「省益」「局益」「課益」への固執 !

ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。

この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。

その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。

つまり<部分最適>―――。

3)国と地方の借金合計約1400兆円、

   歳出削減せず民間の2倍の高給を貪る !

   天下り、渡りの法人へ年間12.1兆円歳出 !

    65年間で約787兆円の出費 !

だが国と地方を合わせた借金はなんと<1061兆9000億円>(日経・2005年1月3日)(2015年度は約1400兆円)―――。その後も減ったという話を聞かない。GDP(国内総生産)の2倍超。先進諸国中の最悪。

歳出カットは全然進まないのに民間に比べ<倍>近い<高給>を貪る。自民党の中川秀直政調会長ですら、憤然と「給料は半分でもよい」とテレビで絶叫する。火山は3回もテレビで観た。つまり<全体最悪>―――。民間だったら会社が<破産状態>だったら、給料カットは当然起る。それが<民間の掟>。だが<お上>は<無謬>―――。

4)マスコミは大部分インペイしているが官僚の汚職・腐敗は蔓延 !

しかも最近の社会保険庁の不正・腐敗を筆頭に過去、財務省、外務省、厚生省、防衛庁など「汚職・腐敗のオンパレード」である。日経朝刊のコラム<春秋>も9月5日、「このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺―――。

政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。(中略)国家賠償の費用も国が裁判の投じるカネも、同じ税金である。

『役所は絶対間違わない』などという今どき誰も信じない、「官僚の無謬神話」を守るために、これまでどれほど「ムダな訴訟費用」を費やしてきたことか」と書いたばかり。<部分最適>を主張するから<全体最悪>―――。

公務員の「腐敗事例」は事欠かない。岐阜県庁の<裏金><17億円>。梶原拓前知事は4期16年も務め、その前は県企画部長、副知事も務めた。
それでも「知らなかった」「やましいことは何もない」と言い切って見せた。
火山は「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」という米国ATT前社長F・R・カッペル「企業成長の哲学」(ダイヤモンド社)の言葉が好きだ。
企業の教育担当として「管理職研修」の教材にずっと使ってきた。

5)「権限委譲」は「責任放棄」ではない、

   「知りませんでした」で責任逃れ !

「結果として…」―――。不祥事で官僚や企業のトップが謝罪会見をすると、必ずといってよいほど飛び出す<決まり文句>。こんな言葉「カッペルの<辞書>にはない」―――。「知りませんでした」というのも同じ。「権限委譲」は「責任放棄」ではない。

逆だ。<委譲>すればするほど<責任>は重くなる。それこそがトップの<器>―――。「知りませんでした」など、恥ずかしくて口にできる言葉ではない。「失敗学」に話を戻そう。「先生は技術、設計分野で研究し始めた『失敗学』を経営のジャンルまで敷衍し、『波長のための失敗学』も上梓された。『失敗学の方法論は全て同じだ。必ず自分なりに観察して一つの仮説を立てる。次にそれを実証する。

そこでもう一度仮説を作り直す。この繰り返しである』という考えは説得力をもつ」―――と続く。何を言っているか。カッペルと一緒。「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」だ。<予見>とは<仮説>なのだ。火山の「管理職研修」は<問題解決>学。。問題を分析、<仮説>を立てる。それを<検証>する。

そうして<問題>を解決する。そうやって<仮説><設定能力>を高めていく。<戦略>とは<仮説>―――。<先手必勝>とは<仮説>で<状況>を分析、環境に秘められた<好機>と<脅威>を<予見><洞察>する。そして自分の<強み>と<弱み>を掴み<必勝条件>を整える。もう一度<失敗学>…。

「日本の社会全体が成果主義といって、結果だけを見て誤った賞賛や誹謗をし、その成功や失敗から学ぶことを怠る。挙句の果てに、失敗そのものを恐れて何もしない風潮を作り出していることを大いに憂うべきだ」―――。ここからは火山の意見。

お役人の<無謬神話>―――。<神話>とはウソという意味。むしろ<誤謬>だらけ。<腐敗><不正>だらけ。でも<無謬>だから<失敗から学ぶ>こともない。ナンタルチーア。断固<官僚>リストラだ。豪腕維新の小沢一郎に期待したい。

 

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