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玉城デニー氏が沖縄県知事に就任 ! 国政野党の見解・主張は ?
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 10 月 07 日 21:15:12: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


  玉城デニー氏が沖縄県知事に就任 !

     国政野党の見解・主張は ?


T 玉城デニー氏が初登庁 知事に就任

(mainichi.jp:2018年10月4日12時41分より抜粋・転載)

毎日新聞: 翁長雄志(おなが・たけし)知事の死去に伴う9月30日の沖縄県知事選で初当選した玉城(たまき)デニー氏(58)が4日、県庁に初めて登庁し、当選証書を受け取って知事に就任した。玉城氏は「真摯(しんし)に県民の皆さんの声を受け止め、日々精進して頑張る」と決意を語った。午後に就任記者会見に臨む。

U 沖縄知事選結果を受け「安倍政権に県民は明確にノーを突きつけた。

    真摯にそして重く受け止めるべき」福山幹事長

(cdp-japan.jp:立憲民主党:2018年10月1日より抜粋・転載)

 福山哲郎幹事長は、10月1日午前、昨日の沖縄県知事選挙の結果を受け記者団の取材に応じました。
 冒頭、福山幹事長は、「まずは玉城デニー候補が当選されてとても良かったと思っています。政府与党が総力戦で戦かったにも関わらず、このような大差がついたということは安倍政権の今までのやり方に、沖縄県民は明確にノーを突きつけたということだと判断します。特に翁長前知事が命をかけて決められた、埋め立て承認の撤回について、政府は真摯にそして重く受け止めるべきです。

今朝、総理が『選挙結果を真摯に受け止める。沖縄の振興、基地負担の軽減に努める』と述べられたと報道で拝見をしました。これは受け止め方が間違っています。沖縄の振興、基地負担の軽減しか言わなかった与党側の候補者が負けたわけですから。

これではなく沖縄県民が強く求めている埋め立て承認の撤回を含め辺野古の基地建設について見直すことに対して真摯に受け止めることが、私は安倍総理そして政府の努めだと考えています」と語りました。

 立憲民主党としてこの結果にどのような意味合いがあるかとの問いには、一定の支持をいただいていることに感謝の意を示し、「今後の参議院選挙、特に1人区の選挙について、この結果を見れば、一本化すれば安倍政権に対して十分に勝機が見出せる戦い」ができるとして来年に向けて1人区の戦い方、一本化に向けて加速をしていくと語りました。

 さらに「直近の民意は安倍政権ノーですので、臨時国会が始まれば、これまでのような乱暴な国会運営ではなく、野党の対応に対して、真摯に謙虚に言葉だけではなくきっちり対応していただくことを求めたい」と語りました。

 また、間もなく自民党の役員人事と閣僚人事が決まるが、沖縄県知事選の結果が与える影響について問われると、「4年前の翁長前知事と仲井真元知事の戦いで10万票の差がついた。

今回、これほどの総力戦を繰り広げたにもかかわらず39万票という玉城デニー候補が史上最多の知事選の得票をした。

2回の知事選挙でこれだけ沖縄県民の意思がはっきりと表に現れたので、明らかに今の自民と政権のやり方についてノーだということと、辺野古の基地建設についてもノーだということが明確」と語り、「沖縄の負担を軽減するとか、沖縄を振興するという抽象的な問題提起ではなく、辺野古の基地建設について安倍政権と与党はアメリカにどうこの状況を説明し、見直しに対して議論を始めるのかを検討するべき」と述べました。


V 【談話】沖縄県知事選挙結果を受けて

(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2018年9月30日より抜粋・転載)

沖縄県知事選挙結果を受けて(談話):国民民主党・玉木 雄一郎:

 本日、沖縄県知事選挙が実施され、わが党が支援した玉城デニー候補が当選しました。玉城デニー候補にお祝いを申し上げるとともに、絶大なるご支持、ご支援を賜りました多くの皆さまに、心より御礼申し上げます。

 玉城候補は、これまで沖縄市議から衆院議員を歴任しながらも、政治分野だけでなく幅広いフィールドで沖縄の心を持って活動してこられました。その玉城候補の「沖縄のアイデンティティを大切にする」「豊かで誇りある、新しい時代の沖縄を創る」という決意にわが党は共鳴し、全力で支援を行い、当選を勝ち取ることができました。

 国民民主党は、今後とも全国の地域の皆さまと連携し、中央からの押し付けではない、自立した地域の実現を目指して取り組んで参ります。

 選挙の争点となった辺野古の新基地建設問題については、今回示された沖縄の民意を尊重し、政府において、強引に手続きを進めることがないよう、沖縄県との丁寧な話し合いを行うことを求めます。

 あわせて、与党の推した候補も公約に掲げた日米地位協定改定に向けた具体的な作業を開始することを求めます。

 わが党としては、先般設置した沖縄協議会を中心に、辺野古の新基地のあり方についてゼロベースでレビューするとともに、日米地位協定改定の具体案について、速やかに議論をとりまとめていきます。


W 玉城デニー沖縄県知事、初登庁 「辺野古新基地阻止へ全身全霊」

(www.jcp.or.jp:共産党:2018年10月5日より抜粋・転載)

◆辺野古新基地建設の阻止に向けて 全身全霊で取り組む !

沖縄:沖縄県知事選で40万票に迫る、史上最多得票で当選した玉城デニー新知事(58歳)が、10月4日、県庁に初登庁しました。
就任記者会見では「翁長雄志前知事の遺志を引き継ぎ、今こそ県民が心を一つに誇りある豊かな沖縄を実現していく必要がある。普天間飛行場(基地)の閉鎖・返還、辺野古新基地建設の阻止に向けて全身全霊で取り組んでまいりたい」と述べました。

玉城デニー氏は、黒いスーツにオレンジ色のネクタイ姿で登場した。拍手が鳴り止まず、吹き抜けの3階天井まで響きました。女児が笑顔で花束を差し出し、デニー知事も満面の笑みで受け取りました。

沖縄県庁の1階は、職員や一般の県民でごったがえし、2階と3階の吹き抜け廊下からも笑顔がびっしり並んで新知事を出迎えました。デニー氏は、笑顔と手ぶりで応えました。

 県選挙管理委員会で、当山尚幸委員長が、「前知事の逝去で選挙が前倒しになり、台風24号の影響も受ける中、厳しい選挙戦を制し、見事に当選したことに、敬意を表します」と述べ、デニー氏に当選証書を手渡しました。

 証書を受け取ったデニー氏は、「これから県民の皆さまと共に歩む日々。真摯(しんし)に気負わず、しかし、しっかり腹に力を入れて頑張りたい」と語りました。

 知事室で、記者団からイスの座り心地を聞かれ、デニー氏は、「ここで前任の翁長知事が、取り組んだことを回想しながら、自分の役割と責任に重ねて、仕事をさせていただけると思うと感慨深い」と述べました。

◆自立と共生、誇りある豊かな沖縄の

   実現に向けて、全力で取り組む !

 記者会見で、玉城デニー氏は、「自立と共生の沖縄、誇りある豊かな沖縄の実現に向けて、全力で取り組む」と決意を表明した。アジアのダイナミズムを取り入れ、沖縄の豊かな自然、歴史、文化を生かし、2022年の復帰50年を、「新時代沖縄」と位置付けて、「新たな沖縄振興計画を策定し、日本経済をけん引する、トップランナーとして、力強く導いていく」と述べました。

◆新たな米軍基地の建設は、到底容認できない !

 「すべての県民が、安心して暮らせる沖縄らしい、優しい社会の構築に努めていく」と、子どもの貧困対策を、最重要政策に位置付ける考えを示し、「自立型経済と、沖縄らしい優しい社会を、構築するため、何よりも沖縄が、平和で安全に暮らせることが、かかせない。

そのためには、米軍基地の整理縮小が急務なのに、新たな米軍基地の建設は、到底容認できるものではない」と述べました。
 デニー氏は記者会見で、翁長前知事を支えてきた富川盛武、謝花喜一郎の両副知事、基地問題を担当する吉田勝広政策調整監の留任を明らかにしました。(詳報)


X 沖縄県知事選挙の結果について

   (談話)

(www5.sdp.or.jp:社民党:2018年9月30日より抜粋・転載)

社会民主党・幹事長・吉川はじめ:

1.本日、翁長知事の死去にともなう沖縄県知事選挙の投開票が行なわれた。
結果は、翁長知事の遺志をつぎ、オール沖縄勢力が支援した前衆院議員の玉城デニー候補が、米軍辺野古新基地建設を強行する安倍政権が全面的に支援した前宜野湾市長の佐喜真淳候補との短期間の総力戦を制し初当選した。社民党は、県政与党第一党としてオール沖縄に結集し、玉城候補の勝利と辺野古移設阻止をめざし全力で闘った。

 玉城候補を勝利に導いた沖縄県民の決断とともに選挙活動を支えた関係各位のご奮闘に心から敬意を表する。

2.今回の選挙は、辺野古新基地建設の是非や普天間飛行場の返還問題を中心に、沖縄のビジョンや経済振興、子育てや教育、子どもの貧困、雇用改善や若者政策、さらに県による辺野古埋め立て承認撤回への対応なども含め沖縄の針路を決める闘いとなった。

 玉城候補は、沖縄のアイデンティティをもって政府の圧力に屈せず、新基地建設阻止と普天間飛行場の閉鎖・撤去にむけて全力を尽くした翁長知事の遺志を貫いていくとし、「誇りある豊かな沖縄」、「新時代沖縄」を訴えた。

玉城陣営は、県民とともにある選挙と位置づけ、支援する各政党、企業や労働組合の支持を基盤に、高い知名度をいかし、特に期日前投票に注力、翁長氏の地元の那覇市での支持拡大、ネット動画も発信し、都市部、無党派層や女性、若者の支持を広げ、移設反対の保守・中道層の支持もつなぎとめ勝利した。

 自民・公明・維新推薦の佐喜真候補は、政府との連携を強調、普天間飛行場の早期返還を掲げる一方で、辺野古移設の是非や埋め立て承認撤回の評価については明言を避け、争点隠しに終始した。

自公は、自民党総裁選の最中から国会議員や秘書を投入、業界回りなど組織戦を展開するとともに、菅官房長官、二階幹事長、小泉副幹事長らが何回も現地入りし、街頭で経済振興策を訴えた。

またネットでの卑劣な攻撃や投票用紙を写メさせるなどしめつけを展開した。さらに小池都知事まで投入するなど安倍総裁3選後の初の大型選挙で権力むきだしの異常なテコ入れを行った。

しかし、翁長県政の継承と沖縄の平和・自立を求め、辺野古移設を許さず政府の抑圧に抗する県民の民意の前に敗北した。安倍政権は、辺野古移設を断念し、県民が平和に生きる権利の具体化に努めるべきである。

3.社民党は、玉城新知事とともに誇りある豊かな、アジアとの懸け橋になる沖縄の実現をめざすとともに、国土の0.6%に米軍基地の70%以上が集中させられている沖縄県の過剰な負担を全国で受けとめ、辺野古新基地建設阻止、普天間基地の即時運用停止と閉鎖・撤去、日米地位協定の抜本改定、オスプレイ配備撤回、海兵隊の撤退、対米従属外交からの転換を強く求めていく。

そして、安倍首相がねらう改憲の策動を阻止し、戦争をさせない運動を強めるとともに、次期参院選での野党共闘の推進に取り組んでいく。

Y 沖縄県知事選挙の結果を受けて

(www.seikatsu1.jp:自由党:2018年9月30日より抜粋・転載)

自由党・代表・小沢一郎:

このたびの玉城デニー候補の勝利は沖縄の未来、そして、日本の民主主義にとって本当に大きな勝利です。応援いただいた方々に心から厚く御礼を申し上げます。

玉城候補は、翁長前知事の心をしっかりと受け継ぎ、沖縄のあるべき姿、あるべき未来について、具体的に、情熱的に、沖縄のすべての人々の心に訴えかけて参りました。こうした姿勢が多くの県民に理解された結果であると理解しております。

特に辺野古移設問題も含めた基地問題については、今回の選挙で、はっきりとした民意が示されました。国はこのことを重く受け止め反省し、これ以上沖縄に重荷を押し付けることのないよう、今度こそしっかりと沖縄県と向き合って解決のため力を尽くすべきであります。

自由党といたしましても同志であります玉城デニー新知事の県政を引き続き全力で支援して参ります。


 

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