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大分地裁:伊方原発3号機の再稼働容認 ! 野党・識者の主張・詳報は ?
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/10883.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 10 月 01 日 20:31:35: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


大分地裁:伊方原発3号機の再稼働容認 !

   野党・識者の主張・詳報は ?


T 伊方原発再稼働は、不当決定 ! 「安全神話」で再稼働許されぬ !

(www.jcp.or.jp:共産党:2018年9月30日より抜粋・転載)

主張:

 四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐって、周辺住民が運転差し止めを求めていた仮処分で、広島高裁と大分地裁が再稼働を認める決定を出しました。
大きな争点となった火山噴火のリスクについては、根拠も示さずに同原発に及ぶ恐れは小さいと決めつけるなど、国民の不安に全く向き合おうとしない不当なものです。

再稼働を推進する国や電力会社のいい分をそのまま追認するだけでは、司法の役割は果たせません。「安全神話」の復活は認められません。

◆火山噴火のリスクを軽視

 伊方原発は四国の最西端、佐田岬半島の付け根にあります。
原発の北側およそ8キロには国内最大級の断層「中央構造線断層帯」が走っているほか、南海トラフ巨大地震の震源域内でもあります。

 伊方原発に重大な事故が起これば、半島の住民約4700人は、陸路からの逃げ場はなく、海路を逃げるしかありません。
しかし、実際に避難するのはきわめて困難です。同原発の再稼働を認めた国と原子力規制委員会の安全無視の姿勢は重大です。

◆広島高裁は、伊方原発の危険をふまえ  運転差し止めを命じた !

 伊方原発の危険をふまえ運転差し止めを命じたのが、昨年12月の広島高裁の仮処分決定でした。
同原発から約130キロ離れた、熊本県・阿蘇カルデラで約9万年前に起きた、巨大噴火の際に、火砕流が伊方原発敷地に到達した可能性が小さいとはいえない、として原発の「立地は不適」と結論付けたのです。

火山灰などの噴出量も四国電力の想定は「過少」と指摘するなど、火山国日本のどこにでもあるリスクに目を向けた重要な判断でした。

 この決定を覆した今回の広島高裁決定(25日)は、安全性に問題がないとする四国電力や国の主張を丸ごと容認したものに他なりません。

巨大噴火の予知は困難だと認めつつも、その可能性は低く国が破局的噴火を想定した対策をとっていないことなどを理由に、予測が難しい火山の巨大噴火のリスクは「社会通念」上受け入れられるという理屈を持ちだしたのです。原発の特別な危険を度外視した乱暴な議論です。

 原発はひとたび事故を起こせば、極めて広範な地域に、長期にわたって深刻な被害を及ぼす異質の危険があるものです。

 それは東京電力福島第1原発事故が7年半を過ぎても収束せず、県の発表でも約4万4千人が避難を続け、そのほかにも多くの人がふるさとに戻ることができないなどの被害実態からも明らかです。

 国が破局的噴火対策をとっていないから伊方原発の安全性に問題ないというのは、まさに「安全神話」そのものです。「社会通念」という言葉で原発再稼働を認めることは無責任です。

◆福島原発事故を忘れるな !

 大分地裁決定(28日)も「社会通念」をタテに、規制委や四国電力の地震や火山への対策についての主張に「不合理はない」と全面追従です。
四国電力は広島高裁の今回の決定で「お墨付き」を得たとして、10月27日から伊方原発3号機を再稼働させるとしています。

 福島原発事故を忘れたかのように、原発を次々と再稼働させる安倍晋三政権の姿勢は、国民の安全を危険にさらすものです。安倍政権を追い込むたたかいを強めることが必要です。

U 四国電力伊方原発3号機の運転差し止め

   仮処分決定の取り消しに断固抗議する(談話)


(www5.sdp.or.jp:社民党:2018年9月25日より抜粋・転載)

社会民主党幹事長 吉川はじめ:

1.昨年12月13日、四国電力伊方原発3号機について、2018年9月末まで運転の差し止めを命じる仮処分決定を下した広島高等裁判所は本日、運転を差し止める仮処分決定を取り消した。

前回の決定は、阿蘇山の破局的噴火の危険性から立地不適としていたが、今回の決定は、四国電力の主張を一方的に受け入れた今回の仮処分決定の取り消しに対し、断固抗議する。多くの住民の不安を全く無視し、いのちを危険にさらす再稼働は断じて容認できない。

2.ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使い、プルサーマル発電を行う伊方原発は、世界に類を見ないほど危険性が高い。
しかも伊方原発は南海トラフの震源域の真上に位置し、5キロ沖合には中央構造線の活断層があり、安全対策もきわめて不十分である。避難の実効性の確保もなされていない。

3.また、伊方原発の対岸に位置する大分県は最も近い場所で伊方原発から50キロ圏内に入り、重大事故が起きた場合は、大分県も深刻な放射能汚染に見舞われる危険性がある。
大分県の住民も大分県議会に対し、伊方3号機の稼働に反対する決議を求める約4万人分の署名と請願書を提出している。あわせて運転差し止めの仮処分を大分地裁に申し立てている。そうした動きの行方も注視したい。

4.伊方原発3号機をめぐって、山積している問題は何も変わっていない。社民党は、「伊方原発停止・廃炉」愛媛・大分・山口共闘会議や、「さようなら原発1000万人アクション」をはじめ、再稼働に反対する多くの市民の皆さんとともに、再稼働を許さない闘いの先頭に立つ。

V 大分地裁:伊方原発差し止めを却下 !

   「司法は、安倍政権に屈した」住民が怒り !

(www.jcp.or.jp:共産党:2018年9月29日より抜粋・転載)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐり、大分地裁(佐藤重憲裁判長)は、9月28日、大分県の住民4人が運転差し止めを求めた仮処分の申し立てを却下しました。

 伊方原発から約130キロ離れた、阿蘇山(熊本県)の噴火リスク、原子力規制委員会の新規制基準の合理性などが争点でした。

◆佐藤裁判長:原子力規制委員会の判断を肯定 !

 佐藤裁判長は、「巨大噴火が生じることが、差し迫ったものとは言えない。原発の危険性が、社会通念上、無視し得る程度にまで、管理され、客観的に見て、安全性に欠けるところがないと評価できる」とし、国の新規制基準や、伊方原発が、新規制基準に適合するとした、原子力規制委員会の判断について「合理性に欠けるところはない」などと断定し、住民側の申し立てを却下しました。

 決定後、裁判所前に「司法は屈した」などの垂れ幕が掲げられると、集まった約70人の支援者らから怒りの声が上がりました。

◆国、原子力ムラ言いなりの、極めて無責任な内容だ !

 弁護団の河合弘之弁護士は、「原子力規制委員会の火山ガイドを、『合理性を有する』と断定するなど、国、原子力ムラ言いなりの、極めて無責任な内容だ」と批判しました。

 申し立て人の中山田さつきさん(64)=杵築(きつき)市=は「大分で当たり前に生きる権利がどうして一発電所に脅かされねばならないのか」と憤り、「みんなと一緒に止めるまで頑張る」と決意を述べました。

W 「伊方原発の廃炉」の声響く ! 反原発連合が、官邸前で抗議 !

(www.jcp.or.jp:共産党:2018年9月29日より抜粋・転載)

 首都圏反原発連合(反原連)は、9月28日、首相官邸前抗議を行いました。大分地裁が、四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを求める仮処分申請を却下したこの日、参加者はプラカードなどを手に「再稼働反対」「伊方原発そのまま廃炉」と声をあげました。

 官邸前は、国民の願いを無視した原発再稼働への怒りの声であふれました。川崎市の男性(70歳)は、「大きな地震が発生するなど、万が一にも事故がおきればとんでもないことになる。避難計画にも問題がある。伊方原発3号機を再稼働してはいけない」。

 船橋市の男性(66歳)は、「政治が変わらないと原発はなくならないと痛感しました。安倍政権は、次の世代のことを考えていない。これ以上、日本の政治を任せられません」と訴えました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員が参加し、スピーチ。福島第1原発事故すら収束していないのに、伊方原発3号機の再稼働など許されないと強調し、「みなさんと思いは同じです。原発のない社会、故郷を取り戻しましょう。私も全力で頑張ります」と呼びかけました。

 この日は、600人(主催者発表)が参加しました。

X 日本原発の「根本的な問題」は、地震大国

・ウソ宣伝・ズサンな設計・隠蔽・無反省・無責任だ !

日本地震学会会長で京都大学大学院教授の平原和朗氏の主張:

■日本の巨大地震発生頻度は、世界平均の293倍 !

■日本の火山密度は、世界平均の百倍 !

■日本の原発密度は、世界平均の186倍 !

 米国人でさえカリフォルニア州ᄃ程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに

仰天 !原発ᄃ超過密国家日本。さらに狭い若狭湾には14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。福井県の面積は、地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。

 従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!

 ほとんど正気の沙汰ではありません。 「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。

また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、安全と言える場所はほとんど存在しない。こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、平原和朗氏(59歳)は「日本に安心して住める場所はない !」と主張する。

日本国憲法第13条に反する原発再稼働全面推進

 

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コメント
1. 2018年10月22日 11:10:19 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8671] 報告
2018年10月22日(月)

伊方3号機再稼働反対

えひめ県民集会開く とめる会

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-22/2018102215_01_1.jpg
(写真)「伊方原発は再稼働するな」と声をあげ、デモ行進する参加者=21日、松山市

 四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働が27日に狙われているのを前に、愛媛県の伊方原発をとめる会は21日、松山市で「伊方原発再稼働を許さない!えひめ県民集会」を開きました。参加した約150人は「原発ゼロへ!」と書かれたプラカードなどを手に、伊方原発の再稼働を中止し、廃炉にするよう求めました。

 伊方原発3号機は、昨年12月の広島高裁の運転差し止めを命じる仮処分決定により運転を停止していましたが、先月25日に同高裁が四国電力の異議を認め、決定を取り消しました。四国電力は27日にも運転を再開すると発表しています。

 草薙順一事務局長はあいさつで、伊方原発が日本最大の活断層「中央構造線」の直近にあり、南海トラフ地震の震源域の真上に立地していると強調。「南海トラフ地震は30年以内に必ず起こると言われている。再稼働は断じて許せません」と訴えました。

 日本共産党の田中かつひこ県議、秋本けいこ県議予定候補、ネットワーク市民の窓の武井多佳子、社民党の逢坂節子両県議らがリレートーク。明るい愛媛をつくるみんなの会の和田つかさ知事予定候補も参加しました。

 集会後、参加者は繁華街をデモ行進し、道行く市民にアピールしました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-22/2018102215_01_1.html

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

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