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三だけ主義・悪政・安倍政治を打倒する、決定的方策がある !
「日本の支配者」の大謀略とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/09/28より抜粋・転載)
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1)〜14 )は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
15 )隠れ自民党を見破り、反安倍政治・野党が
大同団結して、安倍政治を刷新すべきだ !
そのとき、もう一つ大事なことは、この大結集=大同団結=連帯に際して、「反安倍政治勢力」に「隠れ安倍勢力」を入れないこと。(三だけ主義:「いまだけ、金だけ、自分だけ」)
「隠れ安倍勢力」が、くせ者というか、がんなのだ。
「隠れ安倍勢力」が何に一番力を入れるのが、本当の「反安倍政治勢力」の一部を「排除」することだ。
16 )共産党を排除したがる勢力は、隠れ自民党
である事を認識すべきだ !
一番わかり易いのは、「反安倍政治勢力」の結集から共産党を排除することだ。
「反安倍政治勢力」の核とも言うべき共産党を排除しておいて、「隠れ安倍勢力」をこの枠組みに入れようとする。これをやられたために、反安倍政治勢力が選挙で勝利できなかったのだ。
もう少し正確に言うと、それが「隠れ安倍勢力」の目的そのもの、役割そのものなのだ。
共産党は、真正面から安倍政治に異を唱えている。
17 )安倍政治の悪政・違憲・腐敗を徹底的に追求するのが、
共産党である事を認識すべきだ !
国会審議でも、いつでも、無駄のない、周到に準備した追及を展開している。
これに匹敵する追及力を示しているのは、自由党の山本太郎参議院銀くらいのものではないか。
他にも優れた国会議員は存在するから、山本太郎議員は、その代表格の議員だと表現を改めるが、反安倍政治の主権者にとって、共産党は、極めて頼りになる政党だ。
18 )自党候補者を下げて、反安倍政治の候補者に
選挙区で共闘してきたのが、共産党だ !
TPP反対、TPPプラス反対の市民運動を続けてきたが、これらの運動に対しても、もっとも熱心に、そして、真摯に対応し続けてきているのが、共産党である事実も明らかにしておきたい。共産党を「排除」する理由がない。
そうではなく、「共産党排除を主張する勢力」を「排除」するべきだ。
大事なことがらの二番目にあげた「「反安倍政治」のグループに「隠れ安倍勢力」を入れないこと」というのはこのことだ。
19 )反安倍政治の政策を明示し、共産党と
共闘する政治家が、改革政治家である !
別の言い方をすると、「政策を基軸に」大同団結をすることが大事だ。
これを実現するには、主権者が主導権を持つ必要がある。
利敵行為に走る「隠れ安倍勢力」の政党が存在するから、これらを排除するために、「賢明な主権者」が主導権を持つ。そして党派の壁を超えて行動する。
20 )政策基軸、超党派、主権者主導で、
平和と共生の政治実現を目指すべきだ !
政策基軸、超党派、主権者主導で、平和と共生の政治実現を目指す。
これが「オールジャパン平和と共生」の連帯運動である。
この連帯運動を主権者主導で大きく発展させなければならない。
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、
それとも「保革二大勢力体制」かである !
野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」
かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。
米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。
2)「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」を目指しているが、
「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」=悪徳ペンタゴンの巨大資本・CIAが、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。*公明党は1998 年以前は、反自民党・改革政党だったが、1999 年から大変節して自民党従属・自公連立の政党になった。
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、
明確に対峙する政策方針を、明示した !
日本では、2009 年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。
鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。
その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。
この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。
1948 年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。
4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を目指した、
鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006 年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。
「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
5)小沢−鳩山両氏が主導する政治は、日本の既得権政治を、
根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。
この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。
この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。
安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。
7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して
初めて、日本政治の刷新が実現する !
これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。
「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。
米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。
この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。
政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、事実上、政治路線は、固定されている。
8)「保保二大政党体制」が構築されれば、
「二党独裁制」になってしまう !
9)「日本の支配者」の実行部隊の中核を担って
きたのが、米国・CIAである !
10 )「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、
すべてが、CIAによる工作である !
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