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日本政治刷新のためには、共産党を含む共闘の確立が不可欠である !
日本の支配者の謀略とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/08/25より抜粋・転載)
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1)安倍政権を打倒するためには、「共産党を含む
反自公連帯」を構築するしかない !
2)絶対投票率で、自民は約17%であり、
自公は、約24%で反自公より少ない !
3)玉木雄一郎氏は、「共産党を含む、反自公連帯」に反対である !
4)絶対投票率で考えれば、安倍一強は誇大宣伝
であり、薄氷の上の安倍政権だ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
5)既得権益勢力の謀略は、「共産党と共闘する勢力」
とそれ以外に分断する事である !
分断の方法は、「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に分断すること。
こうすれば、4人に1人しか支持されていない自公でも、必ず選挙に勝つことができる。
選挙のたびに安倍首相が「民共共闘」と絶叫するのはこのためなのだ。
問題は、「反自公」の仮面を被りながら、実際は自公の応援団である勢力が存在することだ。
私はこれを「鵺(ぬえ)勢力」と呼んでいる。
この「鵺勢力」を取り除くことが、反自公連合勝利の条件になる。
「鵺」を見分ける方法は非常に簡単だ。
6)「共産党との共闘に反対する勢力」こそ、
隠れ自民党・鵺である !
「共産党との共闘に反対する勢力」こそ「鵺勢力」である。
反自公陣営分断工作を跳ね返すための方策は、「共産党を含む共闘体制」を確立することである。
これを確立すれば、選挙が必ず伯仲選挙になる。そうなると投票率が上昇する。
自公の票は「限界値」で伸び代がないが、反自公の票は、いくらでも出てくる。
投票率が上昇すれば「反自公」の勝利は確実になる。
7)国民民主党は一刻も早く「共産党を含む共闘に
賛成する勢力」と鵺勢力に分離すべきだ !
国民民主党は一刻も早く「共産党を含む共闘に賛成する勢力」と「共産党との共闘に賛成しない勢力」に分離するべきだ。
沖縄県知事選で、自由党衆院議員の玉城デニー氏が、出馬のための体制固めに動いている。
「オール沖縄」とは、実態としては、「反安倍自公勢力の結集体」である。
安倍自公政権は、金の力で沖縄の主権者を、服従させようとしているが、そんなことは、許さないと考える、毅然とした主権者が多数存在する。
8)安倍政権の札束の力に屈服しない、毅然とした
沖縄の主権者が「オール沖縄」を支えている !
札束の力に屈服しない、毅然とした沖縄の主権者が「オール沖縄」を支えている。
もちろん、経済問題は重要だ。
安倍内閣が、「基地を受け入れるなら金を恵んでやるが、基地を受け入れないなら干してやる」
とのスタンスで沖縄を蹂躙(じゅうりん)していることが問題なのだ。
このことは、選挙のたびに露骨に顕在化している。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、人物破壊工作と
「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、
それとも「保革二大勢力体制」かである !
野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。
米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。
2)「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」を目指しているが、
「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」=悪徳ペンタゴンの巨大資本・CIAが、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。*公明党は1998年以前は、反自民党・改革政党だったが、1999年から大変節して自民党従属・自公連立の政党になった。
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、
明確に対峙する政策方針を、明示した !
日本では、2009年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。
鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。
その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。
この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。
1948年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。
4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を目指した、
鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。
「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
5)小沢−鳩山両氏が主導する政治は、日本の既得権政治を、
根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。
この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。
「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、人物破壊工作と
「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。
この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。
安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。
7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、
日本政治の刷新が実現する !
これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。
「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。
米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。
この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。
政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、事実上、政治路線は、固定されている。
8)「保保二大政党体制」が構築されれば、
「二党独裁制」になってしまう !
9)「日本の支配者」の実行部隊の中核を担ってきたのが、
米国・CIAである !
10 )「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、すべてが、
CIAによる工作である !
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