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消費税を増税した、1997年も2014年も、日本経済は、深刻な不況に陥った !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/10587.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 8 月 09 日 20:50:14: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


消費税を増税した、1997年も2014年も、日本経済は、深刻な不況に陥った !

自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、自民党・自公政治の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/08/07より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)経済が停滞しているのに、消費税増税を強行実施すれば、

   日本経済は、深刻な不況に陥る !

日本経済に深刻な影響を与えるのに、財務省は、なぜ消費税増税に突き進むのか。

安倍内閣は、消費税率を8%から10%に引き上げることを2度延期した。

安倍内閣は、2014年4月に消費税率を5%から8%に引き上げた。

消費税増税を強行実施すれば、日本経済は、深刻な不況に陥る。

日本経済を撃墜することを避けるべきだと、私は主張した。

『日本経済撃墜−恐怖の政策逆噴射−』(ビジネス社)http://goo.gl/lgZ9ky

これに対して、日本経済新聞は、「消費税増税の影響軽微」という、大キャンペーンを展開した1997年4月に、消費税率を3%から5%に引き上げたときと、まったく同じキャンペーンだった。

2)消費税を増税した、1997年も2014年も、日本経済は、深刻な不況に陥った !

そして、消費税を増税した、1997年も2014年も、日本経済は、深刻な不況に陥った。

消費税増税の影響は、「軽微」でなく、極めて「甚大」だった。

1997年の消費税増税を決定、実施したのは、橋本龍太郎内閣だった。

橋本内閣が、消費税増税の方針を閣議決定したのが、1996年6月25日であった。

日経平均株価は、1996年6月26日の22666円を転換点に、大暴落に転じた。

3)消費税増税後、1998年10月、日経平均株価は、1万円の大暴落を演じた !

1998年10月9日の12879円まで、2年3ヵ月で1万円の大暴落を演じた。

これに連動して、金融危機が発生した。

1997年11月以降、三洋証券、北海道拓殖銀行、山一證券、日本長期信用銀行、日本債券信用銀行が相次いで破綻していった。日本経済は、金融恐慌の淵にまで足を踏み入れたのである。

橋本内閣は、1998年7月の参院選に大敗して、内閣総辞職に追い込まれた。

4)日本経済は、金融恐慌となり、橋本内閣は、1998年

    7月の参院選に大敗して、内閣総辞職した !

不良債権問題という、マグマが存在するなかで、性急な大型増税を強行したことで、日本経済は、深刻な金融危機に突入してしまったのである。

2014年も、日本経済は、深刻な不況に陥った。

生産活動は、2014年1月をピークに大幅に落ち込んだ。

極めて深刻な、消費税増税不況が、日本経済を襲ったのである。

5)二度とも日本経済新聞が「消費税増税の影響軽微」という、

   ウソの大キャンペーンを展開した !

二度とも日本経済新聞が「消費税増税の影響軽微」という大キャンペーンを展開した。

「日本経済新聞」は「日本重罪新聞」に名称を変更するべきだろう。

2014年増税の場合は、4月増税に続いて、翌2015年10月に、消費税率をさらに10%に引き上げることを決めていた。

この増税を実施していたなら、日本経済は、完全に奈落の底に転落していたはずだ。

拙著『日本の奈落』(ビジネス社):https://amzn.to/2KBdQUR

上掲書では、2014年内に安倍内閣が、解散総選挙を打つ可能性を言及した。

安倍首相は、2014年12月に総選挙を実施し、これに合わせて、2015年10月の消費税増税を2年半延期する方針を掲げたのである。―この続きは次回投稿します―

(参考資料)

T ペテン師手法:アベノミクス成功演出のため

   安倍政権・NHK等がインペイする近年の状況 !

麻生・自公政権下、2008年9月、リーマンショック、世界同時不況。

2009年9月政権交代、鳩山政権への自民党体制からの破壊工作で経済も混迷。

2011年3月、東日本大震災・原発(建設推進は自民党)大事故でさらに不況深刻化。

自公政治家・NHK等は、民主党政権時の希な厳しい経済環境を隠蔽して、
安倍政権の成果を誇大宣伝する、ペテン師手法を駆使している。
2012年12月まで、20年間・長期不況にあった世界唯一の日本。
長期不況・大失政の最大の責任は、自民党・自公政権にある。


U 自民党政権・自公政権・政府の巨額ムダ使い

*天下り法人への補助金:12.5兆×65年=812兆円。

高すぎる公務員給与・2割分:5兆円×20%×65年=65兆円

公共事業の割高ムダ分:2兆×65年=130兆円。

 自衛隊装備費 割高ムダ分:1.5兆×65年=97兆円。

輸出戻し税・輸出企業の消費税還付:3.5兆×24年=84兆円

★政官業癒着・自民党・自公体制下・政府のムダ使い合計:1188兆円

V 大企業・高額所得者優遇の

自民党・自公政権下、シロアリ官僚

とハイエナ栄えて国民亡ぶ国・日本

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/11/26より抜粋・転載)

日本の税収構造は過去27年間に劇的な変化を示した。
27年ほど前、日本の税収構造は次のものだった。
所得税が27兆円(1991年度)、法人税が19兆円(1989年度)、消費税が3兆円
(1989年度)
これが、2015年度、所得税16兆円、法人税11兆円、消費税17兆円、になった。
所得税、法人税が激減して、消費税だけが突出して拡大しているのだ。
そして、ついに、2015年度、消費税は最大の税目になったのである。
所得税、法人税が激減して、消費税だけが突出して拡大しているのだ。

そして、ついに、2015年度、消費税は最大の税目になったのである。

所得税や法人税の税収が多いということは、税金の負担を、負担能力の高い者に負わせているということを意味する。

ところが、現在の税収構造は、税金の負担能力の低い国民に負わせるものになっているのだ。

2016年:所得税297兆円(11兆円×27年間)、法人税216兆円(8兆円×27年間)、

計513兆円

★27年間の所得税・法人税の減収分概算:計513兆円

W 自公政治家・NHK等が隠す、政官業癒着

・長期自民党・自公政権の大悪政・大失政は ?

◆世界の「年金ランキング」日本は先進国27カ国中、中国より下の26位 !

 ☆日本は2017年の幸福度ランキングでは世界・51位 !

◆非正規社員が初の4割突破 !高齢者再雇用、パート増加 !

◆合計特殊出生率:(2015年)日本:1.43(189位)、  フランス:2.00 、

 イギリス:1.92 、 スゥエーデン:1.93、米国:1.88、

  ニジェール:7.57(世界一位)

成人数:1970年は約247万人、2016年は、約123万人で半減した。

生産年齢人口:1997年は、約8699万人、2016年は、約7665万人で、1034万人減少した。

少子高齢化社会・格差拡大にしたのは、自民党・自公政権の弱肉強食

・大資本従属・ペテン師政治だ !


◆自民党政治悪政の結果、 2040年、市町村約50%、消滅予測 !?

自民党政治の大都市集中・巨大企業優遇政策

の結果、格差拡大、少子高齢化、限界集落激増 !

◆巨額の企業団体献金・裏献金を長期的に最大に収受して政治を

歪めてきたのは自民党である。

◆政権交代できないよう、官房機密費・外交機密費などをフル活用(塩川発言・野中発言・平野発言等)して、マスコミなどを裏から支配し、自民党一党支配を永続させた。政・官・財・マスコミ・御用学者の癒着構造は続いている!

◆高級官僚や世襲議員・与党族議員に、都合のよい社会が形成されていた !

 

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