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政治刷新のため、反自公結集は、市民主導で進めるしかない !
「日本の支配者」の大謀略とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/06/24より抜粋・転載)
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1)安倍首相・マスコミの評価は、間違いであり、
アベノミクスの真の評価は極めて低い !
2)第2次安倍内閣発足後の実質GDP成長率
平均値は、民主党政権時代より大幅に低い !
3)労働者一人あたりの実質賃金は、民主党政権時代
よりも、第2次安倍内閣発足後がはるかに悪い !
4)全体として、アベノミクスは成功したのではなく、失敗した事が実態である !
5)0.1%の大企業のみが、利益を増大させたが、
大多数の国民には、アベノミクスは大失敗である !
6)日本経済は、景気後退の入り口に
差し掛かっている可能性がある !
7)2019年に消費税を10%に増税すれば、日本経済は大崩落する !
8)過去5年間の国政選挙で、自民党の絶対得票率は、約17%にすぎない !
9)反自公陣営が、複数の候補者を擁立するから、
絶対得票率17%の自民党が議席の60%超になる !
以上は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
10 )反自公がひとつにまとまることを妨害しようと
する、隠れ自民党を見破るべきだ !
それは、反自公のふりをしながら、実は、反自公がひとつにまとまることを妨害しようとする勢力が確実に存在することだ。
「隠れ自公」あるいは「あいまい勢力」がこれにあたる。
この勢力が、反自公勢力の一本化を妨害すると、自公勢力が全体の4分の1の支持によって国会議席の3分の2を占有してしまう。
「隠れ自公」、「あいまい勢力」は、自公に3分の2勢力を付与するためにアシストしているのだと言える。
11)隠れ自民党は、維新の会・希望の党・
国民民主党である事を認識すべきだ !
「維新」は、はっきりと「自公」側の勢力であることを明示するようになったから、これは除外するとして、「希望」と「国民」勢力が「隠れ自公」、「あいまい勢力」としての色彩が濃い。
また「立憲」も共産党との連携に背を向けるなど、反自公勢力の結集に対する基本姿勢に疑問がある。
この問題を解消しないと、今後の選挙でも、4分の1の支持しか得ていない自公が、国会3分の2議席を占有し、17%の支持しか得ていない安倍自公が、国会議席の6割を占有してしまう事態が発生しかねない。
12 )安倍政治を刷新するためには、主権者自身が
主導して、刷新行動する必要がある !
現状を打破するには、既存の政党ではなく、主権者自身が主導して行動する必要がある。
オールジャパン平和と共生は、主権者が主導して反自公勢力の候補者を一本化しようとする運動である。https://bit.ly/2JfYXeR
13 )反安倍政治の基本政策を明確にして、選挙区に
1人の候補者を擁立して、団結して戦うべきだ !
基本政策を明確にして、その政策を明示する候補者を各選挙区にただ一人擁立するのである。
イタリアで五つ星運動という、まったく新しい市民勢力が第一党に浮上して新しい政権を樹立した。
既存の政党ではない勢力が新しい政権を樹立することなど不可能と言われてきたが、見事に現実によって、その見方を否定した。
日本でも市民が動き、ブームを引き起こすことに成功すれば、同じ偉業を成し遂げることができるだろう。はじめから否定しまわずに行動を巻き起こしてゆくしかないと考える。
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、
それとも「保革二大勢力体制」かである !
野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。
米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。
2)「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」を目指しているが、
「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」=悪徳ペンタゴンの巨大資本・CIAが、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。*公明党は1998年以前は、反自民党・改革政党だったが、1999年から大変節して自民党従属・自公連立の政党になった。
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、
明確に対峙する政策方針を、明示した !
日本では、2009年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。
鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。
その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。
この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。
1948年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。
4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を目指した、
鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。
鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して、「日本の支配者」が、苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは、周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。
「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
5)小沢−鳩山両氏が主導する政治は、日本の既得権政治を、
根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。
この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。
「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、人物破壊工作と
「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。
この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。
安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。
7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、
日本政治の刷新が実現する !
これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。
「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。
米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。
この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。
政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、
事実上、政治路線は、固定されている。
8)「保保二大政党体制」が構築されれば、「二党独裁制」になってしまう !
9)「日本の支配者」の実行部隊の中核を担ってきたのが、
CIAである !
10)「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、
すべてが、CIAによる工作である !
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