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日曜討論:「6.12 シンガポールで、米朝首脳会談の行方は ?」
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/10124.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 5 月 15 日 21:37:52: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


日曜討論:「6.12 シンガポールで、米朝首脳会談の行方は ?」


(tvtopic.goo.ne.jp:2018年5月13日

放送日 2018年5月13日(日) 9:00〜10:00

放送局 NHK総合大阪:番組概要

司会者:牛田茉友(うしだ・まゆ)・奥薗秀樹

キャスト:岡本行夫・礒崎敦仁(慶應大学)・伊藤雅之・久保文明(東京大学)
・国分良成

オープニング (その他):09:00〜

オープニング映像。米朝首脳会談が来月12日にシンガポールで開催。これに先立ち、アメリカのポンペイオ国務長官が北朝鮮を電撃訪問。金正恩朝鮮労働党委員長と会談し、米朝首脳会談について協議したとみられる。その後、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人が解放され帰国した。こうした中、日中韓首脳会議が2年半ぶりに開催され、北朝鮮の完全な非核化や拉致問題早期解決に向けて連携を強化することを確認した。

キーワード トランプ大統領 米朝首脳会談 ポンペイオ国務長官 金正恩朝鮮労働党委員長 迎賓館 日中韓首脳会議 拉致問題 シンガポール ワシントン(アメリカ)

6.12 シンガポールで米朝首脳会談の行方は (バラエティ/情報)

09:01〜

伊藤雅之、牛田茉友があいさつした。米朝首脳会談が来月12日にシンガポールで行われる。先立って先週首脳会議を行った日中韓など、関係各国のあいだで調整・駆け引きが一層活発になるものとみられる。日本は北朝鮮問題にどう向き合うべきか、専門家に分析し討論してもらう。

会談が行われるシンガポールは、アメリカ・北朝鮮と国交がある第三国で、過去には両国の政府間協議が行われた経緯もある。トランプ大統領は会談の成功に自信を示している。安倍総理大臣は「日本側の考えを米国に伝えながらともに準備を進めていきたい」と話している。

一方北朝鮮外務省は昨夜、核実験場の廃棄を今月23〜25日に米報道機関を招き坑道爆破で実施することを明らかにした。また北朝鮮国営メディアはきのう日本と拉致問題について「全世界が米朝首脳会談を歓迎しているときに日本が既に解決した『拉致問題』を持ち出すことは朝鮮半島の平和の流れを阻もうとする愚かな行為」と批判した。

◆米朝首脳会談について

米朝首脳会談について久保は、他の国の首脳が加わる可能性はよっぽどのことがない限りないという。争点は、北朝鮮から大胆な譲歩をするというが、トランプ大統領が向いてくれるかには既存の核兵器やミサイル、検証の方法、長い期間の譲り合いについて不安があるという。

また、トランプ大統領は決定について最善の理由だと言い張る傾向があり、欠陥を認めない可能性もあるといい、こうした中で生産的な議論ができるかどうかにも不安があるという。礒崎は、北朝鮮が求めているのは今の態勢、安全の保障をしてほしいことだといい、行程表を同意して、中国や韓国が裏書きをしていく作業だという。

奥薗は、南北首脳会談で金正恩委員長と文在寅大統領の対話で、とにかく速度が大事であると強調しており、大統領に就任して1年の段階で後戻りできない形で制度化できる思いが強く出ているという。米朝首脳会談に韓国の直接的な影響は難しいが、南北で戦争が起こるのを防ぐため和解の流れを定着させなければならないため側面支援をしていく流れだという。

岡本行夫は「米朝首脳会談の成功を祈る」とした上で、今回の開催・日程・場所の決定について「両者の思惑が一致したということでは」と話した。久保文明は板門店開催はアメリカの譲歩の印象を与えかねないなどといったことが朝鮮半島での開催を避けた理由だろうと予想。

シンガポールは両国と信頼関係があることなどから選ばれたのだろう等と話した。礒崎敦仁はこれまでの北朝鮮政治の振る舞いから、会談開催決定が北朝鮮にとってサプライズであったとわかると指摘した。また北朝鮮の「拉致問題は解決済み」という見解について礒崎は、アメリカ、韓国批判が北朝鮮で消えたことの裏返しでもあると話した。

◆中朝関係の展開について、

中朝関係の展開について、国分はそれほど一枚岩ではないが、制裁に中国が加わったことが背景にあるという。北にとって、最大の目的は米朝首脳会談であるという。我々にとっては北の全面的な核の放棄が保証されるかどうか、検証できるか、不可逆的かいうことなど、方向性を見せられるかが焦点だという。ある種の妥協も可能性にはあるが、核の全面放棄を失ってはならないという。

岡本は、莫大な予算で核開発をここまで続けてきた金正恩の巧妙な戦略がしたたかだという。中国が提案する在韓米軍の削減は自分たちにとって重要なテーマだという国分の質問に、久保はトランプ大統領自身がこういうことになる前に在韓米軍撤退は考えにあったといい、アメリカ側はすぐに言い出すことはなく北朝鮮も求めない可能性があるという。韓国でも物議を醸した在韓米軍について、奥薗は在韓米軍問題は、米韓の同盟の問題で、米朝との会談では関係ないといい火消しを図ったという。

中国外務省は、開催地決定について「前向きな進展があったことを歓迎する。重要な一歩を踏み出せるよう期待している」と述べているが、中国はどう考えているか。国分良成は、本音は出遅れて相当焦っている、ただ北朝鮮は中国の影響力が大きくなりすぎることに対して慎重だろうとはよくわかると話した。韓国大統領府は両指導者の大胆な決定に敬意を示すとし、米朝首脳会談を歓迎。

奥薗秀樹は、韓国は朝鮮半島問題の当事者としてドライバーズシートにポジションをとらなくてはならないと考えているなどと指摘した。

アメリカ・ホワイトハウス高官は、会談は1日のみの予定で、他の国の首脳が加わる可能性については「あり得るがわからない」としている。久保文明は、中国・習近平が加わることも話しがないわけではないが可能性は低いだろうと予想した。

◆米朝の交渉がどこまで進んでいるか ?

米朝の交渉がどこまで進んでいるかを紹介。先週、北朝鮮の金委員長は中国の大連を訪問。ことし3月に続き習近平国家主席と会談。この会談で金委員長は、関係国が敵視政策と安全保障上の脅威を取り除けば核保有の必要はなく非核化を実現できると表明、関係国が段階的に歩調を合わせた措置を取り平和が実現することを望むと述べ、非核化に一定の条件をつける考えを強調。

これを受け、習首席は、トランプ大統領と電話で会談、ホワイトハウスによると両首脳は北朝鮮が核・ミサイル開発放棄まで制裁継続が重要だという認識で一致、一方で中国国営メディアによると最終的な非核化に向け北朝鮮の要求にも応じるべきだと伝えた。

こうした中、米朝の直接的な協議も行われている。アメリカ・ポンペイオ国務長官が北朝鮮を訪れ金委員長と会談。北朝鮮国営メディアは満足の行く合意に達したと伝え、ポンペイオ長官は非核化のため大胆な行動を取れば協力する用意があると述べ、対応次第では見返りを与える考えを示した。
会談後の10日、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人が帰国した。これを受け、安倍総理大臣とトランプ大統領が電話で会談、両首脳はすべての大量破壊兵器やあらゆる弾道ミサイルの完全な廃棄と拉致問題への解決に向けて緊密に連携していくことを確認した。

久保は、アメリカ側は、核廃棄を望んでおり、北朝鮮側は制裁解除を望んでいることから、両者が重視していることには相当違いがあると指摘した。礒崎は、北朝鮮問題に関するいずれの問題も、ある程度譲歩の用意があるからこそ会談を開催するのだろうと述べた。

金正恩政権を持続させるための手段として考えてきた核が重荷になっている部分もあるとも解説した。国分は中国は朝鮮戦争の問題には当然関わってくるだろうと指摘。

岡本はここから数年かかる長い交渉になると予想。中距離ミサイルが日本だけをカバーしていることから、日本の対応が問われるとも指摘した。

◆北朝鮮が拘束していたアメリカ人を解放した思惑について

北朝鮮が拘束していたアメリカ人を解放した思惑について礒崎は、米朝首脳会談前から解放を求めており、北朝鮮としてはアメリカの条件として出していたという。4月20日に経済と核を同時に進める並進路線を取り下げ、交渉ではなく自ら動かしたものであるという構図を作りつつあるという。

北朝鮮に対するアメリカの提案について久保は、速やかな核ミサイル廃棄を担保できるための手段について話し合いが行われているといい、今のところ予備交渉がポンペイオ国務長官の下で行われ、彼の判断でこのまま会談を行うよう進言しており、北朝鮮はランクを上げた交渉に肯定的な印象だという。
行程表について国分は、強い制裁や政策を取ったことに効果があったとして、在韓米軍に関連して中国がどこまで加わるかの点もあるが、中国は中朝首脳会談で経済の方に建設を移すことを歓迎しているとして影響力を保持したいが、これまで中国を議長国としてうまくいかなかったためアメリカ中心にやってもらうことがより良いという。

米朝首脳会談に向けたアメリカの強気な姿勢に岡本は、言葉の上のことでアメリカは冷静に見ており、完全な形での検証、ミサイルについては開発計画の恒久放棄では意味がなく、今までの作ったミサイルを解体することまで進むかどうか、すでに作った既存の核兵器を廃棄するかどうかの3つの点を見ることで金委員長の本気度が見えるという。

◆日中韓首脳会議について

先週東京で日中韓首脳会議が行われ、共同宣言が発表された。北朝鮮情勢をめぐっては、国際的協力と包括的解決によってのみ明るい未来がひらけるとし、“完全で検証可能かつ不可逆的な核・ミサイル放棄”などが明記された国連安保理決議に北朝鮮が従うことを求める。また拉致問題をめぐっては、中韓両国の首脳が日本と北朝鮮の間の拉致問題の早期解決を希望するとの文言が盛り込まれた。

3カ国首脳会議で、拉致問題について成果文書に初めて明記されたこととなる。

岡本は開催について「自然の流れだった。会議が行われないことのほうが異常だった」と話した。

しかし日中の前進可能性があったにも関わらず進展はなかったとし、「残念」と低く評価した。国分は中韓の関係がこれまで3カ国協議が開かれなかった要因ではないかと指摘した。

また、中国が焦っていると指摘した。奥薗は、韓国は板門店宣言に対する支持を日中両国から得て米朝首脳会談に臨むことができれば存在感を示すこともでき政権の維持にもメリットがあると説明した。

米朝の仲を取ってきた韓国かどう関わるかについて、奥薗は韓国としてやれることをやっていき信頼関係を作り上げたいという思いで、その一つとして朝鮮戦争の終戦宣言があるという。停戦協定は米中朝で調印しているが、韓国は調印していないため、まずは米朝の終戦宣言をして、南北の間での終戦宣言、そこに中国、ロシアを加えて平和協定の締結が思惑にあるという。

日中首脳会談は安倍首相の年内訪中とその後の習近平国家主席の訪日で調整された。また防衛当局者による「連絡メカニズム」の運用も開始で合意。両国の民間企業が経済協力を推進することでも一致した。
一方、日韓首脳会談では、元徴用工や慰安婦をめぐる問題などに適切に対処し未来志向の関係を発展、両国首脳が相互に訪問する“シャトル外交”を推進することなどを確認した。

今の日中関係について国分は、共同声明で悠久の歴史という言葉に、中国はそこまでして妥協したという驚きがあり、また東シナ海の共同開発を認めたことに驚いたという。これは李首相や習首席の決断と思われるが、中朝会談以前の3年前から対日外交は変わっているという。

理由には、国内の権力闘争のなかで反日派を倒したことから歴史問題に対する言及が減ったことや、日本外交の強さがあるという。これからの関係について岡本は、習近平政権とは対話可能で、中国経済もアメリカの副収入に対して日朝韓の共同が必要であり、日中関係改善の大きなチャンスで重要であると話す。

日韓首脳会談について奥薗は、安倍総理が歴史、安全保障と経済を切り離して考え、困難な問題をマネジメントすることが重要で、日韓パートナー宣言20週年に向けたまとめ、シャトル外交を再稼働させる合意があり、外枠を固めてから慰安婦などの各論に取り組む意志があるという。

来月12日の米朝首脳会談に先立ち、今月22日には米韓首脳会談、26日には日ロ首脳会談、来月8〜9日にはG7が行われる。米朝首脳会談までの各国の動きについて岡本は、影響力を誇示したい習近平首席や、安倍総理は日本をいかに怒らせずに合意を成功と呼べるようにするかどうか、韓国は千載一遇のチャンスであるなどというなかで、日本が拉致問題をどう解決していくか難しい局面に立つ可能性があるという。

アメリカの手について久保は、ポンペイオ氏指示の下で予備交渉が行われているが、高めの要求に北朝鮮がどれだけ動くか見極める作業が続くという。どれだけアメリカが本気であるか分からないが、検証が焦点となっているという。

また、トランプ大統領が不満足な合意であれば出ていくといい、不満足な合意はできないという側面もあるという。
北朝鮮の展開について礒崎は、国内的には大きく核問題に踏み込むのであればアメリカが二度と北朝鮮を攻撃しないという白旗を上げたという論理作りをしておくことと、トランプ大統領は非核化にこだわり北朝鮮の国内を変えずに取引できるチャンスで北朝鮮はスピード感を持って物事を決める方向を持っているという。

国分は、中国の影響力の拡大も懸念されるが限界はある、日中では外交が動いているが東シナ海の現状からきちんと見て話さなければいけないという。
日韓での展開について奥薗は、韓国としては国内の政治基盤が強いとは言えないムンジェイン政権として米朝首脳会談は失敗できないと強調しており、安倍総理の北朝鮮に対する国交正常化の明言は経済建設に総力を注ぎ込めることで日本にとって出番が回る時がくるという。
日朝首脳会談の検討について岡本は、各国の中で日本は拉致問題だけ存在しており日本独自の考え方を貫くべきだという。

(参考資料)

自公政治家・NHK等は、隠蔽するが、北朝鮮の深層・真相は ?

2015年、韓国の名目GDPは、北朝鮮の約45倍である。

逆の表現では、北朝鮮の名目GDPは、韓国の45分の1であり、超貧乏である。

北朝鮮の国民は、いまだに飢え、多くの場合、栄養失調に陥っている。

日本の名目GDPは、韓国の約3倍(北朝鮮の135倍)である。米国の名目GDPは、日本の約4.4倍(北朝鮮の約594倍)である。

軍事力を無理やり数値化するとして、私見で米国を100とするならば、ロシア50、中国20、印英仏7〜9、日本5、独韓伯土など3〜4、北朝鮮2といったところでしょう。

(-Yahoo!知恵袋:2016/6/819:45:09より抜粋・転載)

 

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