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http://www.chosunonline.com/news/20110317000013
記事入力 : 2011/03/17 08:25:39
東日本巨大地震:韓国、日本に戦略物資支援へ
政府はホウ酸52.6トン、ガス公社はLNG50万トン、SKはガソリン26万バレル
日本は史上初めて、韓国にホウ酸や液化天然ガス(LNG)など戦略物資の支援を要請した。大地震により、原子力発電所の安全や電力の供給に大きな問題が生じたためだ。日本政府が要請したホウ酸は、中性子を吸収し、原子炉内の核分裂を抑える。韓国にとっても、原発の点検や改修・補修のために欠かせない戦略物資で、備蓄を行っている。韓国政府は309トンのうち、6カ月分(256トン)を除く52.6トンを日本に支援することとした。
韓国ガス公社は東京電力に対し、火力発電所の燃料となるLNG50万トンを、スワップ(交換)形式で支援することとした。LNGは、通常10−20年の長期契約を行うため、現物市場ですぐに入手するのは難しい。50万トンは、日本の一般家庭が消費する電気を1週間程度まかなえる量だ。
SKイノベーション(旧SKエナジー)は日本最大の石油会社JX日鉱日石エネルギー(旧新日本石油)から、日本の一日の輸入量の半分近くに相当する原油200万バレルを優先購入することとした。その一方、日本の一日の消費量の25%に相当するガソリン26万バレルを支援(輸出)する計画だ。GSカルテックスも、JX日鉱日石エネルギーから合計100−150万バレルの石油製品供給要請を受け、最大限これに応える計画だ。
韓国政府は、民間航空機を利用して日本の被災地に生活必需品を提供する案など、過去最大規模の支援を検討している。しかし、今年の「地震国災難救護支援費」予算20万ドル(約1546万円)のうち15万ドル(約1160万円)を、先月地震が発生したニュージーランドの支援で使っており、現在韓国政府には日本を支援する余力がほとんどない状態だ。外交通商部(省に相当)は、関連部局に予備費を申請し、日本を支援する資金を用意する方針だ。
李性勲(イ・ソンフン)記者
【ニュース特集】東日本巨大地震
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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