http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/893.html
Tweet |
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%A9%9F%E9%96%A2
世界保健機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
WHOは、この項目へ転送されています。その他の用法については「Who」をご覧ください。
世界保健機関
各国語表記
World Health Organization(英語)
Organisation Mondiale de la Santé(フランス語)
世界卫生组织(中国語)
Всемирная организация здравоохранения(ロシア語)
Organización Mundial de la Salud(スペイン語)
منظمة الصحة العالمية(アラビア語)
WHO本部(スイス・ジュネーブ)
概要 専門機関
略称 英語: WHO
フランス語: OMS
代表 陳馮富珍
状況 活動中
活動開始 1948年
本部 スイス・ジュネーヴ
公式サイト World Health Organization(日本語)
World Health Organization(英語)
コモンズ United Nations World Health Organisation
Portal:国際連合
WHOの旗(蛇と杖のマークはギリシャ神話の医学神アスクレピオスに由来する)世界保健機関(せかいほけんきかん、英: World Health Organization、仏: Organisation Mondiale de la Santé)は、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関(国連機関)である。略称は英語: WHO、フランス語: OMSとされる。
1948年設立。本部はスイス・ジュネーヴ。設立日である4月7日は、世界保健デーになっている。
WHOにおける健康の定義は、「完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」(WHO憲章前文より)とされていて、かなり広い目標を掲げている。
そのために、病気の撲滅のための研究、適正な医療・医薬品の普及だけでなく、ベーシック・ヒューマン・ニーズ(BHN)の達成や健康的なライフスタイルの推進にも力を入れている。また組織の肥大化と共に企業との癒着構造が問題として指摘されている。
目次
1 WHOの活動内容
2 加盟国
3 歴代事務局長
4 新型インフルエンザ、パンデミック誤警告問題
5 付属機関
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
[編集] WHOの活動内容
世界保健機関憲章第1条「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的とする
情報の収集公開や国際基準の設定(国際疾病分類(ICD)の作成など)
多国間協力の推進
災害時緊急対策
感染症対策(痘瘡根絶、拡大予防接種対策)
都市に住む人の健康を守り、生活の質を向上させるため、WHO健康都市に対する取り組みの推進
[編集] 加盟国
地域事務局の所在地と管轄地域
アフリカ(コンゴ・ブラザヴィル)
アメリカ(アメリカ合衆国・ワシントンD.C.)
東地中海(エジプト・カイロ)
ヨーロッパ(デンマーク・コペンハーゲン)
東南アジア(インド・ニューデリー)
西太平洋(フィリピン・マニラ)2006年5月現在、193の国と地域が加盟している[1]。
右の図のように、世界に6つの地域事務局が置かれ、それぞれに管轄地域が与えられている。
[編集] 歴代事務局長
代 事務局長 任期 国
1 ブロック・チゾム 1948年 - 1953年 カナダ
2 マルコリーノ・ゴメス・カンダウ 1953年 - 1973年 ブラジル
3 ハルフダン・マーラー 1973年 - 1988年 デンマーク
4 中嶋宏 1988年 - 1998年 日本
5 グロ・ハーレム・ブルントラント 1998年 - 2003年 ノルウェー
6 李鍾郁 2003年 - 2006年 大韓民国
臨
時 アンデルス・ノルドストレム 2006年 - 2007年 スウェーデン
7 陳馮富珍 2007年 - (現職) 中国香港
[編集] 新型インフルエンザ、パンデミック誤警告問題
WHOマーガレット・チャン事務局長は「今、すべての人類が脅威にさらされている」として新型インフルエンザをすべての人類の脅威として広報を行った。その後、新型インフルエンザが弱毒性である事が発覚するも、顕著な感染や死亡の被害が著しい事態を想定した警告であるフェーズレベル6/6と警告し、パンデミック(世界的大流行)の宣言をした。 しかし「すべての人類の脅威」とまで宣言された新型インフルエンザは、他の季節性インフルエンザと大差ないレベルのインフルエンザでの被害も小さなものであった[2]。一連のWHOの誤報を重く見た欧州議会は、パンデミック宣言に至った経緯の調査に踏み出す事態となった。
欧州議会ボーダルク前保健衛生委員長は、WHOの宣言は偽のパンデミックであったとして問題提起をしている。WHOの意思決定には製薬会社の意向が大きく影響した可能性が高いとしている。製薬会社は研究所などで働く科学者へ大きな影響力を持っており、この事と今回WHOが広く科学者の意見を求めた事がその影響力を強める原因になったと語っている。一方、新型インフルエンザワクチン製造なども行い、世界最大規模の製薬会社であるグラクソ・スミスクライン社(英国)は、製薬会社がWHOのパンデミック宣言に影響を与えているなどの認識は誤りであるとインタビューに応えている。[3]
2010年1月になるとワクチンが世界的に余剰状態となり、キャンセルや転売が相次ぐ事態となっている。
[編集] 付属機関
WHO神戸センター国際がん研究機関(IARC)
WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター、WKC)
[編集] 脚注
[ヘルプ]
^ “世界保健機関 (WHO)”. 外務省国際機関人事センター. 2009年2月27日閲覧。
^ WHO declares first 21st century flu pandemic
^ Europe to Investigate WHO 'False Pandemic' Scandal
[編集] 関連項目
疾病及び関連保健問題の国際統計分類
パンデミック
根路銘国昭
アスクレピオスの杖
[編集] 外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、世界保健機関に関連するカテゴリがあります。
World Health Organization(日本語) - 世界保健機関(WHO)
World Health Organization(英語) - 世界保健機関(WHO)
International Agency for Research on Cancer(英語) - 国際がん研究機関(IARC)
台湾のWHO加盟
WHO西太平洋地域内における健康都市連合日本支部
表・話・編・歴国際連合
主要機関 総会(UNGA) · 安全保障理事会(UNSC) · 経済社会理事会(ECOSOC) · 信託統治理事会 · 事務局(事務総長) · 国際司法裁判所(ICJ)
主要事務所 本部ビル(在ニューヨーク) · ジュネーブ事務局 · ナイロビ事務局 · ウィーン事務局
総会の
補助機関 貿易開発会議(UNCTAD) · 開発計画(UNDP) · 環境計画(UNEP) · 人口基金(UNFPA) · 難民高等弁務官事務所(UNHCR) · 人間居住計画(UN-HABITAT) · 児童基金(UNICEF) · パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA) · 世界食糧計画(WFP) · 人権理事会(UNHRC) · 人権高等弁務官事務所(OHCHR) · エイズ合同計画(UNAIDS) · 国際連合大学(UNU) · 平和大学(UPEACE)
専門機関 食糧農業機関(FAO) · 国際民間航空機関(ICAO) · 国際農業開発基金(IFAD) · 国際労働機関(ILO) · 国際通貨基金(IMF) · 国際海事機関(IMO) · 国際電気通信連合(ITU) · 工業開発機関(UNIDO) · 教育科学文化機関(UNESCO) · 世界観光機関(UNWTO) · 万国郵便連合(UPU) · 世界銀行(WB)グループ · 世界保健機関(WHO) · 世界知的所有権機関(WIPO) · 世界気象機関(WMO)
国連決議 総会決議 · 安保理決議
その他 憲章(UN Charter) · 加盟国 · オブザーバー · 国連軍 · 国連大使 · 薬物犯罪事務所(UNODC)
関連項目 模擬国連 · 国連中心主義
「http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%A9%9F%E9%96%A2」より作成
カテゴリ: 世界保健機関 | 国際連合専門機関 | 医療関連の組織 | 健康都市連合 | 健康 | 公衆衛生 | 医学 | グローバル・ヘルス | ジュネーヴ
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。