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2011年3月5日10時29分 朝日
http://www.asahi.com/business/topics/keizainavi/TKY201103040261.html
Q リニアの海外輸出計画があるようだね。
A JR東海は昨年1月、全米3カ所にリニアを、4カ所に新幹線を輸出することを目指す計画を発表した。同じ年の5月には米国のラフッド運輸長官が山梨実験線(山梨県都留市)でリニアに試乗し、「大変な技術を経験できた」と語った。売り込みは少しずつ進んでいる。
Q ただ、日本のリニア開業は2027年だ。
A JR東海の葛西敬之会長は昨年11月、日本外国特派員協会での講演で「米国で日本より早くリニアが完成することもありうる」と話した。官民一体のインフラ輸出を成長戦略に掲げる民主党政権も、国際協力銀行を通じた融資などで後押しする構えだ。
Q 輸出が実現する見通しは?
A JR東海はリニアの売り込み先として、ワシントン―ボルティモア(メリーランド州)間の65キロを第1候補に考えている。しかし、国土交通省によると、計画はまだ構想段階で、地元の州政府でもリニア方式の路線をつくるという意思統一はできていない。具体的なルートや開業時期のめども無いんだ。
Q 米国の政治情勢は懸念材料だね。
A オバマ政権は高速鉄道の建設を雇用創出の目玉事業に掲げていた。しかし、昨年秋以降、財政悪化を批判する共和党が盛り返し、各地の州知事選で共和党候補が当選している。JR東海が新幹線輸出を目指していたフロリダのほか、ウィスコンシン、オハイオの各州では、こうした新知事が高速鉄道計画の中止を表明した。リニア輸出の実現に大きく影響しそうだ。
(この項は信原一貴が担当しました)
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