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サーチナ 2月2日(水)17時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110202-00000092-scn-kr
ロシアのバサルギン地域発展相は1日、北方領土を含むクリル列島(千島)の開発プロジェクトを韓国の投資企業に提案し、現在は韓国が検討していることを明らかにした。韓国メディアが2日、インタファクス通信の報道を引用し伝えた。
31日から2日間の日程でクリル諸島を訪問した地域発展相は、サハリン州で記者会見を開き「韓国企業にクリル諸島に関する投資プロジェクトのリストを提出し、回答を待っている」と発言。現在は韓国側がプロジェクトに対する具体案を準備していると説明した。
記者会見に同席したサハリン州のホロシャビン知事は、韓国がホテル業や、水産物加工、鉱業、建設業などに関心を示したとし、投資協力について一定の方向性が決まったと話した。
バサルギン氏は、2025年までの新たな極東地域の経済発展計画を、4月までに準備すると表明。計画案にはクリル諸島を含むことも明らかにした。
ロシア政府はクリル諸島社会経済発展計画(2007―15年)を進めており、バサルギン地域発展相は計画の状況確認で視察した。31日には国後島を訪れ、新しく建設された埠頭や住居、暖房施設などを見て回った。
韓国メディアは、今回の訪問は2010年11月のメドベージェフ露大統領、12月のシュワロフ第1副首相、2011年1月のブルガコフ国防次官の訪問に続くものだと報道。これに対し日本はロシアに抗議したと、日本側の反応を伝えた。
(編集担当:新川悠)
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