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毎日新聞 2月3日(木)20時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110203-00000090-mai-soci
小沢一郎・民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書3人の公判前整理手続きが3日、終了した。初公判は7日、東京地裁(登石郁朗裁判長)で開かれる。検察側が請求し、石川議員に裏金を渡したと供述したとされる中堅ゼネコン「水谷建設」元社長(53)や、弁護側が申請した同社元会長(65)ら計12人の証人採用が決まった。
【伊藤直孝、山本将克】
公判で検察側は、虚偽記載は土地購入の原資となった小沢元代表の手持ち資金4億円を隠すためだったと主張し、背景事情として水谷建設からの裏金授受を立証する方針。
一方、元秘書らの弁護側は、元代表の手持ち資金4億円は「仮の借り入れ」に過ぎず、その後、預金を担保に元代表が融資を受けた4億円を借入金として収支報告書に記載していることなどから「手持ち資金は記載する必要がなかった」などと無罪主張する方針。捜査段階で起訴内容を認めたとされる石川議員の供述の任意性や信用性も争う。
弁護側が申請した水谷建設元会長は捜査段階で裏金授受を示唆する供述をしたが、現在は周囲に「記憶があいまいだった」などと述べているとされる。
公判は月2〜4回、計17回開かれ結審の予定。6月20日に論告求刑、7月20日に最終弁論を行い、判決は秋ごろの見通しだ。
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