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かつて日米大資本家階級にとって、一番扱い易い日本の大企業はJALだった。なぜならJALは、「言うことを聞く」企業だった。
具体的には、アメリカは自国の放漫財政の赤字ツケ廻しを日本政府とJALに対して行い、高価で燃費効率の悪いボーイング社製のジャンボ機購入を押し付けた。
また莫大な赤字を出すことが分かっていながら、先物の航空燃料取引をJALに押し付けたのも、日米大資本家階級である。
また日本の大企業は中央政府や、地方政府を裏で動かして、赤字必至の地方空港建設を乱発。JALやANAに無理矢理、路線運航を押し付けたことにより、一層赤字が増大した。
このような過程の中、アメリカの言うことを聞く菅内閣のもと、稲盛体制の「リストラ」で、職場の雰囲気は沈み、活気が失われ、下からの改革意欲が削がれていき、安全運航に対する物質的・精神的基盤が失われつつある。
これまでの「リストラ」で、1000億円以上の利益を出していながら、ここに来て更に「首切り」をJALが強行したことは、取りも直さず他の日本大企業が、労働者・勤労者の「首切り」を更に行う突破口となり、大資本家階級はそれを狙っている。
またアメリカの支配者階級の狙いは、少し立ち直らせたJALを今度はアメリカの航空会社の日本支社とし、中国やベトナムを含むアジア進出の足がかりとする。
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