http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/502.html
Tweet |
2010年12月12日
名前:しんぼ峰孝
日本共産党糸魚川市議会議員
http://m-shimbo.sblo.jp/article/42063213.html
11日(土)のテレビニュースで、除雪費も事業仕分けされると報じられていました。ムダが多いということのようですが、まず頭に浮かんだのは、はたして仕分け人は雪国生活を知っている人間だろうか、ということでした。
山に降る雪は、夏場の水を供給してくれる大切な資源ですが、住宅地に降る雪は春がくれば融けてしまい、除雪費を他に使うことができれば良いのにといつも思います。予算を排水溝に捨てているような感じもしますが、除雪費は地域社会を動かしていくのに欠かせないものです。
仕分け人は、雪の降り方を知っているのでしょうか。地域担当の業者や市職員は、雪が降っても降らなくても、朝7時までに道路を通勤できる状態にするために、早朝3時には出動できるように毎日待機しています。冬の間の気苦労は大変なものです。降雪は自然現象ですので、工場でモノをつくるようなわけにはいきません。出動の道路積雪量が15pとか20pとか市町村ごとに決められていますが、5pしかないから出動しなくて良いのかというと必ずしもそうはなりません。降り続けば朝7時に30p以上になることもあります。1回除雪しても通勤時までにかなり積もることもあります。日中積もる場合もあります。昨冬は大変でした。
ムダを削るのは当然です。しかし、現地を見ないで削るのだけはやめてほしい。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。