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民主党は政権交代の原点に立ち戻れ! ( メディアが作った「虚像・小沢一郎」 )
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投稿者 pochi 日時 2010 年 12 月 01 日 08:49:17: gS5.4Dk4S0rxA
民主党は政権交代の原点に立ち戻れ!
「日本一新の会」代表である平野貞夫さんの
臨時メルマガが出ました。
いつもなら「神秘の杜」へ転載するのですが
今回は特に小沢氏関係のことが書かれていますから
こちらへ転載します。
かなりの長文ですが
是非、最後までお読みくださると幸いです。
(インタビュー形式になっています)
ーーーーここからーーーー
民主党は政権交代の原点に立ち戻れ!
(月刊日本12月号より・転載許諾)
日本一新の会・代表 平野 貞夫
☆民主党が招いた憲政史上未曾有の危機
――民主党政権誕生以来一年以上経つが、現在、国会は膠着状態
にある。
平野
まず私は率直に、おわびをしなければならない。
衆議院事務局、参議院議員、そして小沢一郎氏のアドバイザ―、
政治研究家として歩んできた私の政治人生の目標は、日本において
「憲政の常道」が守られるような、健全な民主主義を根付かせることだった。
民意に基づき、政権交代可能な仕組みを作ることだった。
昨年夏の政権交代の意義は、まさにここにあった。
だが、ここまで民主党の面々が政権交代の歴史的意義を理解せず、
政治をあらゆる面で劣化させてしまうとは、想像していなかった。
こんな政党に政権を持たせるために、小沢氏と共に苦労してきたのかと思うと、
自分のことが情けなくなる。
75年生きてきて、これほど伍泥たる思いになったのは初めてだ。
現在は明治憲法発布以来、日本の憲政史上において未曾有の危機にある。
その本質とは、政治統治機能の喪失だ。
太平洋戦争中、大政翼賛体制下においてさえ
国家意志というものは存在したが、
現在は意志も政治理念もない、状況に流されるだけの政権にすぎない。
これも、菅直人や仙谷由人というような、
最低限の歴史観と倫理観のない人間が権力を握っているためだ。
――現体制が生まれた裏には何があったのか。
平野
もともと、菅氏には権力欲は過剰だが、
政治や政策に対して主体的意志はなかった。
ところが、大きく三つの動きが鳩山・小沢外しによる菅政権樹立を目論んだ。
一つは、
アメリカの影響だ。
遠からずドル崩壊の危機が訪れるが、
その際にドルを支えてくれるのは日本しかない。
アメリカにとっては、危機に備え、
日本に利用しやすい政権が存在したほうがありがたい。
その点で、菅氏は財務大臣を経験している間に手なづけてある。
一方、小沢氏が唱える「国民の生活が第一」という政治理念は、
アメリカにとっては厄介だった。
これは、小沢氏がアメリカ外しを行うという意味ではないが、
日本国民の税金は日本国民のために使うべきだということと同義であり、
アメリカドルを買い支えるためではない、ということを含意していた。
もちろん、アメリカ内部にも小沢とは話し合って協力したほうが良いという意見もあるし、
やはり切り捨てたほうが良いという意見もあり、一枚岩ではない。
ここに、国内の政局が絡んでくる。
すなわち、「政治とカネ」を契機として反小沢派が鳩山・小沢を追い落としにかかったのだ。
菅直人氏はケジメをつけられない人問で
国家のために何が必要か、そのためには誰が必要かということもわかっていない。
だから安直に小沢外しの御輿に乗ってしまう。
そしてそれを担いでいる仙谷由人氏は、
頭から爪先まで、政治的経済的私心しかない人間だ。
もともと6月時点で、小沢氏は菅総理による挙党一致体制を作り、
それによって参議院選挙を乗り切ろうと考えていた。
ところが仙谷氏らが小沢外しに動き、民主党は挙党一致体制を作ることができなかった。
昨年3月に西松建設事件に絡んで小沢氏の元秘書が逮捕されたが、
これは当時の麻生総理、森英介法務大臣らによる事実上の指揮権発動であり、
なんとしても政権交代をくいとめようという意志の表れだった。
実際、元秘書逮捕の数日前、森大臣に会った時、
「政治を悪くしたのは小沢氏、そして一番悪いのは平野さん、あんただよ」
と言われたが、これは小沢氏への指揮権発動を匂わせるものだった。
小沢氏は代表を辞任することで政権交代への機運を維持したが、
次に検察が目をつけたのが石井一副代表だった。
これを無理やり立件しようとしたのが村木事件の本質だ。
実際、検察が無理を行なったから前代未聞の証拠捏造事件となったのだ。
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