01. 2011年1月11日 20:00:02: 3UwMU4FfWs
ウェイン・マドセン・レポート(WMR)の記事をご紹介します。 これによると、ミサイルを発射したのはやっぱり中国だったという事のようです。 この記事は有料記事になっているので、余程自信があるんだと思いますけどね。Wayne Madsen: China Fired Missile Seen In Southern California Wayne Madsen: China Fired Missile Seen In Southern California ウェイン・マドセン:中国が発射したミサイルが南カリフォルニアで目撃された 2010年11月11日投稿 ワシントンDCを拠点とする独立調査報道記者のウェイン・マドセンは、月曜日に南カリフォルニア沖合の上空で目撃されたミサイルは中国のものであったという、11月10日付けの独占記事を(購読者に)配信している。北京の意向は、米国に警告を与えるためにその力を誇示する事なのだという。 ~Eowyn ペンタゴンとそれに組み込まれたメディアは、ロサンゼルス沖での中国の示威行動を隠蔽している ウェイン・マドセン・レポート(WMR) - 2010年11月10日 月曜日の夕方、中国海軍の晋(Jin=ジン)級弾道ミサイル原潜が拠点としている、海南島南岸の地下基地より秘密裏に展開し、南カリフォルニア沖合の公海上から大陸間弾道ミサイルを発射し、ロサンゼルス西の上空でその軍事力を誇示した。WMRの、日本を含むアジアの情報源によると、アジアの軍事機構と諜報機関は、オバマ大統領の10日間のアジア歴訪で出席が予定されている、ソウルで行われるG-20サミットの前日及び、東京で行われるアジア太平洋経済協力会議の前に、中国が米国にその能力を誇示する事を決定したと信じているという。 ロサンゼルス沖での中国のミサイルテストの報告は、オバマ大統領にとって二重の打撃となって現れた。ミサイル発射の翌日、中国の主要な格付け機関の大公国際資信評估有限公司(Dagong Global Credit Rating)は、米国の公的債務の格付けをAAからAプラスに格下げした。米国の金融評価の格下げに結びつけられたミサイルによる示威行動は、北京からワシントンに向けられた軍事力及び経済力の誇示であった。 国防省のみならず、連邦航空局(FAA)、北米航空宇宙防衛軍(NORAD)及び、アメリカ北方軍当局の正式な保護を受けている、マスコミのレポーターの支持を得た、ペンタゴンの情報操作マシーンは現在、夕方のラッシュアワーの真っ只中に、ジェット機が作った飛行機雲であるとして、KCBSのニュースヘリのカメラマン、ジル・レイバスが太平洋標準時午後5:00頃に撮影したミサイルの柱状噴出に関する説明を含む、様々な陰謀説を吐き出している。その他ペンタゴンが思い付いた隠蔽ストーリーは、実のところミサイルはアマチュアが作ったロケットであったというものや、目の錯覚だったというものがある。 ロサンゼルス国際空港、或いは同地域内の他の空港から飛び立ち、当該地域を飛行していた航空機の記録は無い。海軍及び空軍は、潜水艦、艦船、或いはヴァンデンバーグ空軍基地でもミサイル実験の類は行っていないと発表している。同様に海軍は、管轄する潜水艦による誤発射も認めていない。 ロンドンのJane'sを含むミサイル専門家は、柱状噴出は明らかにミサイルのものであり、恐らく潜水艦から発射されたものだと話している。WMRは、ミサイルが射程7,000マイル(11,263Km)のJL-2 ICBMの可能性があり、また太平洋を越え米国領土から離れた、北西方向に位置する晋級潜水艦から発射された事を突き止めた。晋級は同様のミサイルを12基搭載できる能力を有している。 海軍関係筋は、ミサイルが中国領土に影響を与えた可能性があり、また国家安全保障局(NSA)は恐らく、ミサイル発射及び、それに続く実験作戦中における、中国の遠隔計測信号を傍受している可能性がある事を明らかにしている。 アジアの諜報関係筋は、潜水艦は海南にある基地から、米国の対潜水艦戦の探知能力が太平洋北部や、中部におけるほど有効ではない南太平洋海域を通過し、その後北方海域へ転進しロサンゼルス沖に達したと考えている。前国防長官のドナルド・ラムズフェルドお気に入りのプロジェクトである、大陸間弾道ミサイル防衛システムに数十億ドルも費やしているペンタゴンは、中国の力の誇示によって面目丸つぶれとなった。 同様にホワイトハウスも、オバマ大統領がソウルと東京で行われる中国側との会見を前に、このミサイル問題を控えめに扱いたがっている。日本の情報関係筋によると、北京は中国が影響圏と考えている南シナ海と黄海で、米国とその同盟国が海軍演習を行った事に憤慨しており、また南カリフォルニアの人々の眼前でのミサイル発射は、中国海軍がアメリカ沿岸でも同じように機能する事へのデモンストレーションとなった。 米海軍にとって、中国の力の誇示は非常にバツが悪く、特にパールハーバーにある海軍の太平洋軍司令部にとっては、1941年12月7日に日本軍が真珠湾に駐留する艦隊を攻撃した事もあり、話題にして欲しくない話なのだ。 伝えられるところでは2002年、国家安全保障担当大統領補佐官であったコンドリーザ・ライスは、中国がロサンゼルスで核兵器を使用するという、1995年の発言に対する抗議のため、中国人民解放軍諜報部副参謀総長の熊光楷(Xiong Guankai)将軍を訪問した。熊は、そのような如何なるコメントも拒絶したが、彼のその話しは、時折「スターウォーズU」として触れられる、弾道ミサイル防衛網に追加の数十億ドルを垂れ流すのを議会に納得させる手助けをした。
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