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刑事局長:「検察審査会の会議録を公開しない規定はない」答弁・・・アレ?
2010-10-12 13:52:59 | 検察・メディア
本日の予算委員会で、川内議員の質問に、法務省刑事局長が「検察審査会の会議録を公開しないという規定はない」の答弁があったが、二見伸明氏が「The JOURNAL」に寄稿”「日本の良識・朝日の暴論「小沢、辞職せよ」の狙い ── むしろ、小沢を自由奔放に働かすべきだ」”で、第5検察審査会との電話やり取りの内容と齟齬がありますね。
アレ?、アレ?ですね。
当方は、本日の予算委員会の中継をラジオで聞いていて、川内議員が検察審査会法では、会議録の作成は規定されているが、ある限定でも公開すべきではないかという質問に、法務省刑事局長が『会議録を公開しないという規定はない』と答弁し、法務大臣は、「法務大臣としては、公開は許容できないが、個人的には考える所がある」と答弁し、一時国会が、「アレ!、アレ?・・・・・」の雰囲気が伝わってきました。
一方、二見伸明氏が「日本の良識・朝日の暴論「小沢、辞職せよ」の狙い ── むしろ、小沢を自由奔放に働かすべきだ」で、10月6日に、第五検察審査会に電話した「やり取りの概要」は以下の通りとして、
・・・・・・・・・ 引用開始 ・・・・・・・・・
”「Q「9月7日に補助員に委嘱された吉田繁実弁護士は、どこの弁護士会に所属するのか」
A「東京第二弁護士会です。私たちは、審査に関することは非公開なので、何も言えない。吉田さんが補助員に委嘱されたことは、8日の朝日の記事で知った」
Q「吉田さんが補助員に委嘱されたことは知らなかったのか」
A「ノーコメントです。朝日の記事では7日というので、朝日の情報を申し上げた」
Q「7日から14日までの一週間、何回審査したか」
A「ノーコメントです」
Q「審査の中身を聞いているのではない。審査した日時くらい教えてもいいのではないか」
A「審査に関することは、一切、ノーコメントです」
Q「会議録はあるのか」
A「ありません」
Q「会議をしたという証拠もないというわけだ」
A「ノーコメントです」
Q「法律の専門家でも膨大な資料を解析するには年内いっぱいかかるといわれている。一週間でどう説明したのか。また、素人の審査員は理解出来たのか。補助員が、ある意図をもって、審査員を誘導することも可能なのではないか」
A「ノーコメントです」
Q「審査した場所は」
A「検察審査会の建物の中ですが、会議室名は教えられません」
Q「補助員が決まるまで、職員が審査員の審査の手伝いをしたのか、それとも、審査しなかったのか」
A「ノーコメントです」
Q「平均年齢は、前回34.2歳、今回は30.9歳と、非常に若い。何か作為があった疑いも感じられる」
A「偶然の一致です」
Q「小沢さんの弁護士は、議決には重大な瑕疵があると指摘している。承知しているか」
A「書類は東京地裁に送付したので、争いがあれば、公判でやってもらいたい。我々は審査員が作成したものを、誤字脱字をチェックするだけだ」
Q「職員は審査に陪席するのだろう。(『陪席する』とのこと)。誤字脱字をチェックする以上、作文は読んでいるはずだ。であれば、作文に際し、審査の対象になっていないものを、潜り込ませることは出来ないと、助言しなかったのか」
A「我々は審査員の作ったものを、誤字脱字をチェックして了承し、受け取るだけだ」
Q「会議録も記録もない。これでは会議を開いた証拠もないし、まともな審査が行われたという保証もない。11人の審査員は幽霊かもしれない。平均年齢だけを公表したのは、勘ぐれば、審査員は幽霊ではないということを示す小細工かもしれない」
A「そんなことはないと思う」」”
と、第5検察審査会は、「会議録はありません」と回答したと書いています。
第5検察審査会は「会議録はない」とし、国会では、「会議録の作成することは法律で定められている」とし、刑事局長は『会議録を公開しないという規定はない』と回答し、法務大臣は、「法務大臣としては、公開は許容できないが、個人的には考える所がある」と答弁し、川内議員も「アレ?」という感じで、予算委員会に、「会議録を提出」を要請し、別な質問に移りました。
検察審査会の運営は、公開が制限されているが、ネットでは、守秘義務を在るといわれる検察審査会の審査員経験者の体験談が複数ヒットし、検察審査会の運営は、不可解な内容が多々ありますね。
宮崎 学氏が『小沢一郎へのアドバイス その3』で、強制起訴となり、裁判で検察官役を務める指定弁護士として、第二東京弁護士会が五十嵐紀男、若狭勝、吉田繁実の3人を推薦するとし、小沢一郎氏側に助言をしていますが、小沢一郎氏側の動きは鈍いという印象ですね。
当方は、小沢一郎氏の親派でなく、「長い物に巻かれろ」の適当な人間であるが、本ブログ「小沢一郎氏:権力闘争とし、断固闘うには、・・・自己変身が不可欠」で、小沢一郎氏も従来のスタイルを変えることが賢明と書きました。
あいば達也氏のブログ「世相を斬る」のエントリー”『24日の小沢支持デモ、「日本一新の会」はどこまで関わっているのか?』”ではないが、小沢一郎氏側の闘い方に不安を覚えますね。
従来のスタイルを変え、自ら、前面に出なければ、大きな潮流を変えることは難しいと思いますね。
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