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千人の小沢支援デモは無視、百人の中国デモを報じるマスコミ
2010-10-25 18:40:29 | 小沢一郎
中国での抗日デモは余程マスコミの好みに合っているのであろう。
連日、しっかり取り上げている。
こんな片田舎の集まりまできっちり報道されている。
中国 デモの拡大・過激化防止 (NHKニュース 10月25日)
中国では、24日、内陸部の甘粛省蘭州でおよそ100人から200人の若者らが、中心部で2回にわたって日本に抗議するデモを行いました。また、同じく内陸部の陝西省宝鶏でも学生らおよそ100人がデモを行いました。
これはNHKニュースであるが、これが産経となるとこうなってしまう。
「腐敗反対」「住宅高騰抑制しろ」中国反日デモに政府批判も
中国の甘粛省蘭州市と陝西省宝鶏市で24日、それぞれ数百〜1000人規模の反日デモがあり、若者らが「釣魚島(尖閣諸島)を守れ」「日本製品ボイコット」などと叫んで市内を行進した。
産経を相手にしてもしょうがないが、いい加減な連中である。
共通するのは反・中国、嫌・中国感情を煽り立てようという意図である。
その材料になるなら地球の片隅にまで探しに行こうという使命感には恐れ入る。
しかし10月24日、日本のど真ん中で1000人規模のデモがあったことを伝えるマスコミは皆無であったようだ。
「10・24検察・検審を糾弾するデモ」
ネットでの呼びかけに応じて各地から思い思いに集まった人たちがデモ行進をしたらしい。
(文藝評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』 )様より引用
京橋の小さな公園からスタートし、西銀座通り、数寄屋橋交差点、新橋の直前で右折、日比谷公会堂、日比谷公園へ……。
(中略)
さて、参加者は意外に多かったのではないか。800人から1000人ぐらいはいたのかもしれない。素人の手作りデモだったらしく、参加者の中には、あまりにも静かなデモで、しかも最後は集会もなく流れ解散ということで……
かつて検察に対する猛烈な批判の声が上がったことがある。
黄色ペンキぶっかけ事件である。
(東京佐川急便から金丸信へ行われた5億円の政治献金を巡り、)東京地方検察庁特別捜査部は金丸に事情聴取のための出頭を求めたが、金丸はこの要請に応じずに政治資金規正法違反を認める上申書を提出するにとどまった。結局、東京地検は金丸に事情聴取せずに1992年9月に同法違反で略式起訴し、金丸は東京簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けた。逮捕もなく事情聴取すらせず、5億円の賄賂に対する僅か罰金20万円というこの決着に、地検は国民から凄まじい批判を受け、検察庁の表札にはペンキがかけられた。(ウィキペディア 「東京佐川急便事件」)より
マスコミはこの黄色ペンキの映像を繰り返し放送し国民の怒りを煽り続けた。
この黄色いペンキは国民の怒りの象徴となってしまった。
国民の怒りと応援の声を背に受けた検察は今度は脱税で金丸を逮捕した。
今回、小沢不起訴への批判は、黄色ペンキではなく検察審査会が受け持っている。
日比谷交番焼き討ち事件以来、日本国民のメンタリティーは少しも変わっていないようだ。
しかし10月24日のデモこそ普通の市民の良識が検察批判となって現れた最初の画期的な事件である。
このデモでは、検察と一体となっているマスコミに対する批判のプラカードやシュプレヒコールもあったらしい。
他人への批判には先頭に立つが、自分への批判は完全無視するマスコミを考えれば、彼らの対応は当然すぎるものである。
今回のデモの主催者は第2回目のデモを計画しているらしい。
こういう市民の声が大きく広がっていくことを心から願うものである。
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