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小沢一郎「李克強と習近平の権力闘争を様子見」、菅政権崩壊を待つ
2010年09月25日 23時19分01秒 | 政治
◆朝日新聞は9月25日付けの朝刊の社説(3面)で、「中国船長釈放、甘い外交、苦い政治判断」というタイトルをつけて、菅直人政権をかばっているのか、苦言を呈しているのか、まったく意味不明な論調を展開している。
その果てに「何より民主党政権に欠けているのは事態がこじれる前に率直な意思疎通ができるような政治家同士のパイプだ。急いで構築しなければならない」と述べている。民主党には、中国共産党1党独裁の北京政府の最高指導層にたくさんの太い人脈と深い信頼関係を築いている小沢一郎元代表がいるというのに、「率直な意思疎通ができるような政治家同士のパイプ」を「急いで構築しなければならない」というのは、一体どういうことか。小沢一郎元代表は、もはや民主党政治家ではないとでもいうのであろうか。不偏不党、公正中立な報道機関とは到底思えない。
ましてや、「急いで構築しなければならない」というのは、どういう感覚か。「政治家同士のパイプ」を、一日や二日で構築できるわけがない。まさに常識外れというものである。そんな泥縄式で、外交が成り立たはずはない。
それでなくても菅直人政権は、短命と言われているのに、経済オンチに加えて外交オンチのこの政権に、国民の生命身体財産を任せようと言うのが、大きな間違いである。ともかく朝日新聞の論説委員は、頭がおかしくなってしまっているとしか、言いようがない。
◆小沢一郎元代表は9月24日、ANAインターコンチネンタルホテル東京 (旧東京全日空ホテル=東京都港区赤坂1-12-33)地下1階 「 プロミネンス 」で、「第60回小沢一郎政経フォーラム 」を開いた。小沢一郎事務所は年4回、東京で「小沢一郎政経フォーラム」(政治資金パーティ)を開催し、小沢一郎元代表が挨拶、写真撮影など行っている。
第1部 <勉強会> は、11:00 から田中良紹氏(ジャーナリスト、TBS社会部、政治部記者)が、「 日本の政治構造をどう変えるか 〜 今こそ維新のはじまり」という 演題で講演。第2部 <懇親会>は、 12:00 から行われた。
小沢一郎元代表は、挨拶のなかで「20日間しか選挙期間がなく、マスコミのネガティブキャンペーンにやられた。みなさんにみなさんに大変ご迷惑をおかけした」「しばらく静かにしていると言ったが、すぐに騒いじゃったが、今回は本当に自然体で静かにし、充電期間にしたい」「天命が下るのを待って、その時がくれば、お国のために命を賭けてがんばりたい」などと語った。
◆この挨拶は、「しばらくは、雌伏してエネルギーを蓄えて、時が到来して天命を受ければ、再び立つ」と宣言したものと受け取られている。「自然体で静かにし」という言葉は、意味深長であり、「3つの意味」を含んでいる。
@小沢一郎前代表は、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した今回の事件の背景には、中国共産党1党独裁の北京政府の「ポスト胡錦濤」をめぐる権力闘争があるとみており、有力候補である李克強は自宅に招くほどの付き合いがあり、習近平は2009年末、天皇陛下に謁見の仲介をするなど親密な関係を築いており、2人の間に立ち板ばさみになっているので両者の権力闘争に巻き込まれるのは都合が悪い。
北京政府の国家最高指導者である胡錦濤国家主席と温家宝首相は、親日派である。しかし、2012年には、次の世代に交代しなければならない。
李克強は、国務院常務副総理=第一副首相。第17期中国共産党中央政治局常務委員。胡錦濤と同じ中国共産主義青年団出身で、胡錦濤直系の習近平とともに中国共産党第5世代の指導者の1人。
習近平は、国家副主席、第17期中国共産党中央政治局常務委員、中国共産党中央書記処第一書記、中国共産党中央党校校長。党内序列第6位。中国共産党の高級幹部の子弟等で特権的地位にいる者たちを意味するいわゆる「太子党」の1人で上海閥・江沢民前国家主席派=反日派、父は習仲勲=元国務院副総理。ポスト胡錦濤の最有力候補。
中国漁船による海上保安庁の巡視船に衝突事件は、上海閥の江沢民前国家主席が推し進めた反日教育を受けた世代が中心の習近平派が仕掛け、親日派の李克強(胡錦濤国家主席直系・温家宝首相も支持)を追い落とそうとした謀った企て。反日運動が広がると胡錦濤・温家宝体制が持たなくなる危険が高まり、北京政府は、菅直人政権に対して強硬手段に出た。小沢一郎政権誕生を期待していたが、実現しなかったことから、むしろ菅直人政権を攻撃しやすくなった。このため、胡錦濤・温家宝体制を守る目的で、当分の間、菅直人政権を悩まし続けるだろう。
A小沢一郎前代表は、菅直人政権が「脱小沢」を政権維持の大義名分にし、約80%の国民が「小沢一郎を役職に就けるべきではない」としていることを素直に受け止め「静かにして、菅直人政権の対中外交のお手並みを拝見、高見の見物としゃれ込む」ことに決めた。北京政府が、民主党内の小沢派と反小沢派の対立に楔を打ち、新中国派の小沢一郎前代表を助けようとしているのを知っているからである。
B小沢一郎前代表は、アメリカのオバマ政権が、何かと御しやすい菅直人政権と北京政府の間に、これもまた楔を打ち込み、離間させようと画策しているを読み取り、しばらくは、この陰謀の成り行きを見ようと決めた。小沢一郎政権が誕生しなかったので、親中国派の小沢一郎前代表は、幸い、胡錦濤、温家宝、李克強、習近平のだれとも親密な関係を損なわないで済んでいる。代表選で負けてよかったとも言える。
◆読売新聞は9月25日付け朝刊の政治面(4面)の囲み記事に菅首相の伸子夫人が24日に衛星放送「BS11」の番組収録で語った言葉を掲載している。
「一寸先は闇。国会が始まって、3月の予算まで持つのかどうか」
伸子夫人は、菅首相よりも、政治感覚が鋭い。菅伸子首相の方が正解とさえ感じるほどだ。小沢一朗政権が誕生すれば、民間枠で、厚生労働大臣として閣僚に抜擢してもいいくらいの人材である。何しろ、HIV患者の救済を厚生大臣だつた夫の尻を叩いて実現させたほどの賢女、猛女だからだ。おそらくは、充電中の小沢一郎前代表にとって最も手強い相手であることは、間違いない。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ロスチャイルド系フリーメーソンは2012年、中国から投資資金を引き上げ、国土を7つに分割し、覇権国家にはさせない
◆中国では、これから次々に「カントリーリスク」が発生する。日本国民、とくに企業経営者、社員は、「カントリーリスク」を回避しなければ、大損害を受ける危険が大となる。そのためには、世界を支配しているフリーメーソンの計画に目を向けて、とりわけ中国がどう料理されようとしているかを見極め、先手を打ってリスクをヘッジ(回避)する必要がある。13億人から20億人もの膨大な人口のある巨大市場の中国へ中国へと猫も杓子も中国に押しかける時代は、もはや終わっているのだ。以下、フリーーソン情報を提示しておこう。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
こちらも連載↓
「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.9
四王天延孝陸軍中将の名著「猶太思想及運動」〜板垣英憲が解説〜No.10
板垣英憲マスコミ事務所
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コメント
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Unknown (neco)
2010-09-26 00:11:07
菅の嫁、賢女ですかね?
賢女なファーストレディが鳩山元首相や小沢前幹事長の批判をしますか?
しかも3月の予算まで持たないってのは小沢氏が周囲に語っている話らしいですし、大方の見方もそんな感じですよね。
権力にしがみつきたい気持ちが強く、負けず嫌いで政権が崩壊した時に惨めになるのが嫌だから、逆にネガティブな事を言っているだけの臆病者にしか見えません。
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