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542 名前:無党派さん :2010/09/22(水) 20:09:27 ID:eMFCYNg3
小沢問題で検察リークに踊らされるメディアへの危惧
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/politics/2010012104-diamond.html
ニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーは、無批判に検察の捜査方針に追従する
日本の記者クラブの一連の報道姿勢を、昨年12月の紙面で痛烈に批判している。
〈記事の中で私は、記者クラブのことを「一世紀続く、カルテルに似た最も強力な利益集団の一つ」と
書きました。(略)
そのことを実感したのが、西松建設事件を巡る報道です。記者クラブによるほとんどの報道が検察の
リーク情報に乗るだけで、検察の立場とは明確に一線を画し、なぜこの時期に検察は民主党代表の
小沢氏をターゲットにしているのか、自民党の政治家は法律上問題のある献金を受けていないのか、
といった視点から独自の取材、分析を行う(記者クラブ)メディアはなかったように思います。西松建設
事件の時、私も東京地検に取材を申し込みました。しかし、「記者クラブに加盟していないメディアの
取材は受けられない」と拒否されました〉(「SAPIO」筆者インタビュー記事より)
確かに、小沢一郎も権力である。だが検察もまた国家権力である。なぜ日本のメディアは、双方の
言い分を公平に扱って、読者や視聴者に判断を委ねることをしないのか。なぜ日本の記者クラブは、
世界のジャーナリズムで当然に行われている権力報道のルールから逸脱することが許されるのか。
ファクラーのみならず、これは万国のジャーナリストたちが抱き続けてきた日本の記者クラブメディア
に対する共通の疑問である。
検察と司法記者クラブで作られる「官報複合体」の影響力は絶大だ。あらゆる事件に対してそこに
疑義を差し挟むことは許されない。とりわけ日本のメディアで仕事をする者は全員、その「権力複合体」
の前では、黙るか、傅くか、あるいは排除されるのかのいずれかしか道は残されていなかった。
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