http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/596.html
Tweet |
次へ 前へ
「なぜ綱領を持とうとしないのか・政党としての弱点」
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/497.html
投稿者 カッサンドラ 日時 2010 年 9 月 20 日 10:13:54: Ais6UB4YIFV7c
民主党は結党以来、党の綱領を持っていない。また、持とうともしていない。政党は結党するとき党の憲法である「綱領」を作成して船出するが、これが無くても民主党は政権を取ってしまった。我々は「行き先の書いてない乗り合いバス」に乗ってしまったのだ。「何とかなる」と国民は騒がずに乗っているのは、行き先が書いてないからこそ各人が「どこどこへ着くはずだ」と勝手に判断して安心していられるからだろう。
「先に綱領を決めてしまうと、自由な議論が制限される」こんな考えの党員もいるのであろうか? それでは逆に聞きたい「議論して決まれば、それが何であっても実行するのか?」「行き先はその場その場で決めるのか?」「最後に崖から転落、なんてことはないんだろうな?」。
自民党から飛び出した人、元社会党の人、元市民活動家の人など多様な集団のため、ひとつの綱領を定めることなど実質不可能なのだ、という意見は民主党以外の党から聞こえる。しかし何かの目的のために結集したのだろう。その「目的」を綱領にはできないのか? 「大臣になりたい!」ではどうしようもないが、少なくとも最終到達点は同じではないのか。
民主党が安定期に入って最後に突かれる弱点は多分これだ、「ナチスも始めは綱領を持っていなかった」。確かに一旦綱領を定めてしまえば、綱領に異議を唱える党員は即除名だ。「仲良しサークル」にこれができようか? 結局民主党員が小沢氏を毛嫌いするのと綱領を持とうとしないことは、案外根は同じものかもしれない。最後まで「自由な議論」をしていたいのだ。何をやるかはその次なのだろう。しかし「どこを目指すかとその方法」はやはり決めておくべきだと思う。
拍手はせず、拍手一覧を見る
コメント
01. 2010年9月20日 11:17:46: gRihe63uFQ
民由合併時に綱領を作る話があったそうですが、当時の枝野政調会長が反対したためにその話は消えたのだそうです。
02. 2010年9月20日 11:35:20: 6Qifi87kmQ
モノサシ持てぬ政党では…/政治部長 藤田健
http://news.livedoor.com/article/detail/5010879/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。