http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/414.html
Tweet |
次へ 前へ
[永田町で一番面白い男] “今週の”仙谷官房長官は醜聞の犯人捜しと辞令@数ュで大忙し 『週刊ポスト』 9/17日号
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/655.html
投稿者 行雲流水 日時 2010 年 9 月 11 日 12:25:00: CcbUdNyBAG7Z2
「週刊ポスト」9.17日号
平成22年9月6日(月)発売
小学館 (通知)
[永田町で一番面白い男]“今週の”仙谷官房長官は醜聞の犯人捜しと辞令@数ュで大忙し
いまや総理大臣以上の貫録と権勢を見せつけ、番記者からも「これぞ二重権力」と皮肉をいわれるようになった仙谷由人・官房長官。
今週もその武勇伝をお伝えしよう──と思っていたら、ここにきて、ちょっと風向きが良くないようだ。
「小沢が出たいなら出ればいい。叩きつぶすだけだ」
最初は調子が良かった。小沢出馬の可能性が高まっていた8月下旬になっても、いつもの「誰でも呼び捨て口調」で強気だった。そしてついに俺の内閣≠ニアピールしたのか、8月27日の閣僚懇談会では、菅首相が入って来ても他の大臣のように立ち上がろうとせず、大物ぶりを見せつけた。余談ながら、「立たない大臣」といえば、安倍内閣の末期に多くの大臣が首相を馬鹿にして入室の際に起立せず、「閣議崩壊」と椰輸されたことが思い出される。菅氏も安倍氏同様に軽い神輿≠ニいうことか。
流れが変わったのは8月29日(日曜日)。この日の朝刊で朝日新聞は、仙谷氏の「政治とカネ」問題をスクープした。資金管理団体を含む仙谷氏の3つの政治団体体が、司法書士の息子と設立した不動産会社に「間借り」しており、その会社に総額320万円の政治資金が流れていたという問題である。同記事によれば、仙谷氏はわざわざ領収書の要らない「人件費」として支出するなど、偽装工作の疑いもあるという。
「これでもう小沢氏を政治とカネで批判することはできなくなった。仙谷長官の怒りはすさまじく、朝日の記者にも明らかに不機嫌な対応になった」(官邸番記者)
当然、「誰が書いた」と犯人捜しが始まったが、同記事は朝日は朝日でも、政治部とは仲の悪い社会部が書いたとされ、いかに大官房長官といえども、番記者を絞り上げて吐かせる≠アとはできなかったようだ。
その前後から、仙谷氏の発言が変化した。番記者との懇談や側近との会合でも、「俺のクビでも腹でも、いつでも切る覚悟はある」
と、得意の「長官辞令」を発したものの、自分の更迭宣言では、これまでのような凄味はない。
もっとも、本当に自身のスキャンダルで白旗を揚げるつもりかは、まだわからない。菅側近議員がこんな秘策を打ち明ける。
「仙谷さんは本気で辞める気などない。確かに大本営発表≠ニは違って菅さんは劣勢だが、仙谷さんは鳩山グループの切り崩しを進めている。入閣待望組の大畠章宏らとは以前から気脈を通じ、『小沢出馬を阻止できたらグループから3人入閣』と手形を切っていた。小沢出馬は止められなかったが、彼らはまだこっちに来る可能性がある」
手柄を立てれば3人大臣にしてやる───これでこそ「長官辞令」だ。まだまだ戦意は喪失していないと見てよさそうである。
ただし、鳩山グループに対しては疑心暗鬼に陥っている。ボスの鳩山前首相からして、さんざん「小沢説得」をチラつかせて菅陣営をぬかよろこびさせた挙げ句に仲介に失敗しただけでなく、「僕が菅さんを応援すれば小沢さんが党を割ってしまう、という変な理由で」(菅側近)小沢支持に回った。茶番劇の未に、「僕は何だったんでしょう」とトボケた発言も気に障ったに違いない。さらに仙谷氏を苛立たせているのがその側近、平野博文・前官房長官だという。
「実は、朝日が書いたスキャンダルは、鳩山政権時代に平野さんと親しかったフリーの記者が調べ回っていた話だ。官邸では平野リーク説≠ェ根強くある」(別の官邸番記者)
今度は平野官房長官の機密費疑惑が出たりして。
(写真)
電波障害、を起こした官邸の司令塔
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。