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民主党代表選 〜 苛烈さを増すメディアの大本営発表(誰も通らない裏道)
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投稿者 判官びいき 日時 2010 年 9 月 02 日 16:12:15: wiJQFJOyM8OJo
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人間、追い込まれると本性が出るとはよく言われる。小沢一郎が民主党代表選に立候補を表明して以降の菅直人を見ていると、私はこの人物を長い間ずいぶんと過大評価していたんだナとつくづく思う。それにしても昨日の共同会見での菅直人には呆れてしまった。それは小沢一郎を口撃する論理がマスメディアとまったく同じだからである。とくに「政治とカネ」なる問題に対して検察の暴走という視点がまったくない点に、それは顕著に現れていた。
私が政権交代で期待したのは、当ブログでは何度も書いているように霞が関独裁政治からの脱却である。小沢一郎にはその視点が今も確実にあり、菅直人にはない。どころか、もはや菅は完全に「あちら側」の人間になっている。その菅直人を支持している蓮舫は、出演したテレビ番組で「(事業仕分けをやって)もっとお金が出てくるかと思ったら意外になかった」というようなことを言っていた。
たったあの程度のことをやっただけで早くもそのように結論付けるのであれば、それは返って支配者である官僚の思うツボであって、そもそもこの事業仕分けという「パフォーマンス」の絵図を描いていたのは官僚ではないかとさえ思えてくる。私が信頼するジャーナリストの田中良紹は、「表向きには絶対に言わないけれども、小沢、鳩山、菅の3人に限って言えば対立などしていなくて、ただ民主党の中を二つの勢力に分けてかつての自民党のように擬似政権交代をする構図を作っているだけなのではないか」という見方をしている。
実は私も菅政権ができるまではその可能性が高いと思っていた。しかし、政権を安定させるための最後にして必要不可欠だったピースである参議院選挙での大惨敗、過半数割れという事態に至って、やはり菅直人はいつの頃からかはわからないが(財務大臣の頃からである可能性が高いが、ひょっとしたらずっとそれ以前からかもしれない)、霞が関に完全に取り込まれたのだと思う。
さて、そうして迎えた代表選。昨年の衆議院選挙、そして参議院選挙であれだけ民主党を攻撃していたマスメディアの連中は、どこもかしこも菅直人を持ち上げることに必死である。テレビをつけるとどのチャンネルを見ても同じような顔ぶれが、これでもかと小沢一郎を貶める印象操作に必死だ。読売新聞の主筆なる肩書を持つ渡辺恒雄は「週刊誌はイエロージャーナリズム」と言って憚らない差別主義者だが、もはや新聞、テレビの報道こそがイエロージャーナリズムそのものである。
昨晩、私はNHKのニュース9という番組を見ていた。菅直人も出演したこの番組中、共同記者会見でのビデオを流す際、NHKは露骨な「編集」をした。それは普天間問題についての部分。記者会見では、菅がこの問題について「日米合意を白紙に戻すようなことはできない」というと、小沢が「ちょっと待って」といって「自分は白紙に戻すというようなことは言っていない」と反論している。ところがNHKでは小沢の発言を先に流し、その後に菅の発言を流した。つまり時系列を入れ替えたのである。これこそが「編集」という名の「作為」であり、世論操作のテクニックだ。
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