http://www.asyura2.com/10/lunchbreak41/msg/711.html
Tweet |
--------------------------------------------------------------------------------
【社会】 「100社応募…就職できない!」 学生ら15万人行き場なし…でも中小企業は人材不足。求職者「大手や公務員かがいい!」
1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2010/08/25(水) 12:55:19 ID:???0
・今春卒業した大学生の就職率は前年比で過去最大の下げ幅となるなど、就職事情は
厳しさを増している。政府は、新卒者の就職支援を検討する特命チームを首相官邸に
設置し、24日に初会合を開いたが、対策がどこまで実効性を持つかは未知数だ。加えて
止まらぬ円高が日本経済の前途に暗い影を落とす。卒業単位を取得していても留年を
認める希望留年制度や、既卒者対策に力を入れる大学も増えてはいるものの、就職難は
展望の見いだせない状況が続く。
「まさかこんな時期まで就職活動をしているとは思わなかった。友達もほとんど決まってない」
就職情報会社「アクセスヒューマネクスト」で24日開かれた合同会社説明会には、大学4年生
約400人が殺到した。参加した埼玉県内の女子学生(21)は、長期化する就職活動に
疲れた表情を隠せない。
この女子学生は100社以上に応募したが、内定どころか、面接に進めたのも5社だけ。
「最悪の場合は卒業後、派遣の仕事かアルバイトをしながら、就職先を探すしかない」
文部科学省が今月発表した学校基本調査速報によると、今春卒業した大学生の就職率は
60・8%で、前年からの下げ幅は過去最大のマイナス7・6%だった。進学も就職もしていない
進路未決定者は約8万7000人で、高卒も含め15万人近くが行き場がない。
高校生も大学生同様に厳しさを増しており、青森県内の高校の進路担当教諭は「求人数が
昨年よりもかなり減っている。今までは高卒を採用していた企業が就職難の大卒や短大卒を
採るようになった影響も大きい」と頭を抱える。
高校生、大学生を問わず、就職活動する側にとってのネックが、採用が事実上新卒者に
限られていることだ。
ここ数年は就職先が決まらなかった学生に対し、卒業単位を取得していても希望すれば
留年を認める大学が増えており、青山学院大や北九州市立大などが相次いで導入。
(>>2-10につづく)
http://mainichi.jp/life/today/news/20100825ddm003100068000c.html
2 :名無しさん@十一周年:2010/08/25(水) 12:55:38 ID:wIuTWx9N0
民主党不況のおかげだな!
3 :☆ばぐ太☆φ ★:2010/08/25(水) 12:55:47 ID:???0
(>>1のつづき)
より深刻なのが既卒者だ。今春、都内の私立大を卒業した男性(22)は昨年は春から
秋までメーカーなど十数社を受けたが、内定ゼロ。卒業後は「学校の支援もなくなり、
どの企業がいつ募集しているのか、どこに行けばそれが分かるのか、情報も少ない」と話す。
こうした状況に対応するため、既卒者への支援を継続する大学も増えている。
ただ、キャリア開発部キャリアカウンセラーの吉岡義信さんは「企業の求人は新卒中心。
いくら我々が頑張っても企業側が採用方針を変えない限り、既卒者の就職は厳しい」と
訴えている。
厳しい就職戦線の中、例年なら内定を出し終わっている夏以降も採用を続ける動きが
企業に広がりつつある。だが、こうした状況は優秀な人材獲得を狙う企業が採用活動を
柔軟化させているだけだ。採用数拡大を示すものではなく、就職難の打開策とは
なりえていない。
就職情報サービス「ディスコ」が7月に実施した企業調査では「引き続き採用活動を行う」
「秋採用・通年採用などとして新たに募集する」との企業はそれぞれ前年より1・5倍に増えた。
既卒者を「みなし新卒者」として採用する動きもある。日本IBMは大学卒業後1年半以内なら
新卒とみなして採用。12年春の採用からはさらに、卒業後2年以内を新卒とみなす計画だ。
しかし、毎日新聞が今春実施した企業アンケートでは、11年春採用を前年と「同水準」か
「減らす」と答えた企業が約6割に上り、抑制基調が続いていることを示している。
一方で、中小企業が人材確保に苦慮する状態が続く。ディスコの調査では、今年7月までの
採用結果の満足度を聞いたところ、従業員300人未満の中小企業で「質・量ともに満足」と
答えた企業は29・5%。昨年に比べ8ポイント近く悪化した。
就職支援会社「ブラッシュアップ・ジャパン」のアドバイザー、奥村極さん(30)は「就職が
決まらないのは不況のためだけでなく、企業側と学生のミスマッチもある」と分析する。
既卒者でも中小やベンチャー企業は採用意欲が高いが、求職者は不況下で安定志向を強め、
大手や公務員を目指す傾向が強いという。(以上、抜粋)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。