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朝日新聞よ、こんな社説しか出せないのならもうおしまいだ! (かっちの言い分)
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投稿者 判官びいき 日時 2010 年 8 月 22 日 14:46:49: wiJQFJOyM8OJo
http://31634308.at.webry.info/201008/article_20.html
今日のブログは最初、小沢批判広報担当の渡辺恒三が小沢氏の代表選挙出馬を牽制して、
『「小沢首相なら、指揮権発動よりひどい」民主・渡部氏
http://www.asahi.com/politics/update/0821/TKY201008210083.html』の記事を題材に、政党人、しかも同じ政党の仲間としては言ってはいけないことまで言いだしたことについて書こうと思っていたが、最大購読数を持つマスコミの一つである朝日新聞の昨日の社説に看過出来ない記事が載っていたので、これについて意見を述べることにした。
この21日付け社説に入る前に、同じく16日付けの朝日新聞の社説『党首選のあり方―政権交代時代にあわないhttp://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1』で、菅氏が首相に選ばれたのだから、9月にまた代表選挙をして首相を変えることは時代に合わないという意見であった。それに対して本ブログで反論の意見を述べた(http://31634308.at.webry.info/201008/article_15.html)。
今回また小沢氏の出馬が濃厚になってきたことを受けて、前回社説よりさらに一歩踏み込んだ小沢批判を展開し出した。以下がその社説である。
民主党代表選―なんのために戦うのかhttp://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
『この人たちはいったい何をやっているのか――。少なからぬ有権者があきれているに違いない。9月1日の民主党代表選告示に向け、党内各グループの駆け引きが激しくなってきた。困難な時代のかじ取りを担う指導者選びだというのに、あまりに内向きな主導権争いである。鳩山由紀夫前首相のグループが開いた研修会は、衆参両院議員約160人が集まり、小沢一郎前幹事長に立候補を促す決起集会のようであった。「反菅」だ、「脱小沢」だと、自民党政権時代にさんざん見せられた派閥中心の総裁選びを思い起こさせる。政権交代で民主党が手を切ったはずの「古い政治」そのものではないか。菅直人首相は就任わずか3カ月である。参院選敗北の責任はあるにしても、実績を残すだけの時間がたっていないし、退かなければならないほどの失政もない。民意も続投支持が多い。なにより首相交代は総選挙による、という政権交代時代の原則をまたぞろないがしろにするべきではない。それでも、民主党が代表選をするのなら、その意味はどこにあるのか。政権担当後の迷走でぼやけてしまった政策路線を定め直し、再出発の土台固めをすることにしかあるまい。具体的には、財源不足で行き詰まった昨年の衆院選マニフェストを大胆に見直すのか、それとも文字通りの実現にこだわるのか。菅首相が提起した消費税の引き上げ論議に踏み出すのか、それとも棚上げするのか、である。互いに相いれない二つの潮流を整理できないままでは、だれが首相であっても力強い政権運営はおぼつかない。ねじれ国会の下で不可欠な、野党との話し合いに臨む足場も定まらない。 2週間にわたる代表選で、党員・サポーターも参加して徹底した政策論争を行う。そのうえで勝敗が決すれば、あとは一致結束して政策を遂行する。民主党が進むべき道はそこにある。寄り合い所帯で出発した民主党は、亀裂を恐れるあまり外交・安全保障など意見が割れるテーマで党内論議を怠ってきた。もう逃げは許されない。菅首相はマニフェストや消費税に対する考えを封印し、争点をぼかそうとしているふしがある。これはいただけない。正式な立候補表明では対立をいとわず、堂々と信念を語ってほしい。小沢氏周辺では「小沢首相」待望論が勢いを増しているという。しかし、政治とカネの問題や強権的な政治手法で政権交代への幻滅を招き、今の苦境を招いたのは小沢氏ではないか。政治資金では、いまだに国会で何の説明もしていない。検察審査会の判断次第では強制起訴の可能性も残る。けじめをつけないままの立候補は、民主党政権からの民心のさらなる離反を招くだけだろう』
この社説は、いろいろ脚色がなされているが、一番言いたいことは首相は菅氏のままでよく、小沢氏はいろいろ問題があるから代表選挙に出るなということである。これが朝日新聞の総意である。朝日新聞も随分と落ちたというか、耄碌(もうろく)したものである。それこそ今民主党の中、というか日本の中でグズグズ煮えたぎっているマグマの動きが分かっていない。きっとその動きがわかっているからこそマグマに水を掛けるが如く、このような社説を書いていると思う。
このようなことをやったら新聞もおしまいであると言っておく。我が家では朝日新聞を購読していたが、このような自分(朝日新聞)が偉く、頭の悪い国民は記事を読んで言う事を聞けという「思い上がった」論調に嫌気がさして購読を止めた。まさに正解であったが、まだこういう社説を読まされて、騙されている読者は不幸である。
上記の社説の中で、「この人たちはいったい何をやっているのか――。少なからぬ有権者があきれているに違いない。」と言っているが、再度言うがこのようなことを言う新聞社に呆れを通り越して怒りを感じる。9月に党員・サポーターを含めた正式の代表選挙をやることは既定の事実として、菅氏が代表に選ばれたときから分かっていたのである。
田中真紀子氏が菅氏のことを9月までの暫定首相でしょうと言ったことに現れている。これは正論である。35万人の党員・サポーターはやっと自分達が参加出来る選挙に胸を膨らましているはずである。つまり、それで選ばれた人が本当の民主党の代表で、首相であると。
朝日新聞が「少なからぬ有権者が呆れている」と代表選挙直前の今の時点でこんなことを言うなら、菅氏が代表になった時点で、9月の代表選挙は意味が無いので止めるべきと言うべきである。さらに言えば、この社説は35万の党員・サポーターへの冒涜である。怒りを感じる。
この「少なからずの有権者」とは誰のことか?これは朝日新聞の首脳陣だけでないのか?民主党が与党になってから35万人の党員サポーターも初めて参加する正真正銘の代表選挙である。逆に言えば今までの選挙自体が不完全なものでないか。「反菅」、「脱小沢」と言って争っているのは自民党時代と同じというが、「反菅」、「脱小沢」と言って勝手にマスコミが騒ぎ立ているだけはないか。
また対立候補がそれぞれ当選するために数を競うのは民主主義の常道ではないか?朝日新聞は何をしろといいたいのか?また菅氏が選ばれるように波風を立たせないように無名な対立候補を立ててお茶を濁せばいいと言っているのか。社説の中でいろいろ屁理屈を言っているが、結局言いたいのは「菅直人首相は就任わずか3カ月である。
参院選敗北の責任はあるにしても、実績を残すだけの時間がたっていないし、退かなければならないほどの失政もない。民意も続投支持が多い。」だから代表選挙は行わず無投票で穏便に菅氏を代表に選べと言っているだけである。
極めつけは、小沢氏は、「政治資金では、いまだに国会で何の説明もしていない。検察審査会の判断次第では強制起訴の可能性も残る。 」と言って、菅氏の対抗馬に出るなということである。少なくとも小沢氏以外なら文句は言わないということである。要するに小沢氏が原点に戻る政治をやると言っていることが余程恐ろしいし、また社の利益に適わないということである。
政治資金の話は検察で3回も事情聴取して起訴出来ないことは明らかにされている。またこの資金の流れはネット社会では十分な説明がついている。マスコミが国民に正確に説明していないのは、マスコミがいつまでも小沢氏に対して「政治とカネ」の攻撃ネタを手放したくないからである。これが正義面したマスコミのずるさである。
小沢氏も国会で必ずしも説明したくないとは言っていない。昨日も書いたが代表選挙に勝って4回目の事情聴取を受けて、首相になる前に何らかを説明すると思われる。そうしてほしい。検察審査会と小沢氏の出馬と結び付けることは憲法の下では許されない。なぜなら、万歩下がって素人集団の検察審査会が例え起訴相当と議決しても「推定無罪」である。
これは憲法の下で「推定無罪」の人の出馬を拒むことは出来ない。これは万人に保障されている。言論を最重要とするマスコミがこのような常道を隠ぺいすることは日本もおしまいである。
また小沢氏の支持率が低いから首相になるべきではないというのも当たらない。マスコミの世論調査の支持率の操作も国民に分かってしまった。マスコミは支持率を金科玉条の如く、また葵の印籠のごとく使っているが、支持率が低いから政権を交替すれという考えは使い尽されてしまった。
今回の代表選挙は、朝日新聞は敢えてやる意味がないような世論を作ろうとしているが、全く逆である。今回の代表選挙は、昨年の夏の政権交代の原点に戻すか、またそれまでの延長政治に戻すかどうかの総選挙に匹敵する選挙である。余談だが菅氏が35万人の党員サポーターが参加するから世論を代表する投票がなされると言ったという。確かにその通りである。マスコミが1000人程度の電話調査でお茶を濁している調査とは違う。
朝日新聞が上記のように菅氏への支持の方向に世論を操作したいのは分かるが、今回投票する党員サポーターの多くはマスコミが急に鳩山・小沢政権を叩き出してから危機感をもって党員サポーターになった人が多いはずである。言わんとすることは、マスコミの卑劣さをもっともよく学習した人達が怒りを持って投票するということを一言付け加えておく。つまりマスコミが書きたてていることと真逆の行動を取る事を!
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コメント
01. 2010年8月22日 15:38:06: BDDFeQHT6I
こんな記事を読まされると小沢さんが政権を取ったら「いの一番に」マスコミ利権の剥奪を実行しなければと心底思う、小沢さんも心の中は煮えくり返る臣だろう。
記者クラブ制度の廃止、クロスオーナーシップの禁止、電波利権のオープン化による電波使用料の適正化と放送業界の参入障壁の排除、新聞テレビ広告の2社寡占状態の排除、新聞・書籍の再販価格の廃止、新聞発行部数の水増し排除などなど徹底的にやる必要がある。
日本のこのひどい状況の元凶は報道機関の情報操作である、権力側の不正や不都合が報道機関により意図的に国民に知らされないことにある。
放送倫理検証委員会(BPO)の下部組織に偏向番組を監視する機関を設ける必要もありそうだ。
02. 2010年8月22日 15:46:23: JiuafC5wMQ
菅総理と大手マスメディアの狙いは、既得利権確保である。社会の木鐸としての機能が大手マスメディアから消え去ってしまっている。国民はマスメディア報道を信用してはいけない。すべてではないと思うが各社は競って創作して大嘘を報道しているのである。第二次世界大戦に突入してしまったのも社会の木鐸を失い暴走してもっともらしく煽ったのである。菅総理と大手マスメディアの日本は本当におかしな国になってしまった。
03. 2010年8月22日 15:49:29: kbjD6Oqr1Y
電通のコメント推奨者だけが、テレビに出ます。
政治屋の特Aは、こいつと生方に、レンホー。
昨日のテレビ東京の収録を電通が、
他局に通知して、終了後にインタビュー。
仕切りは、朝日の渡部インタビュー。
電通と朝日の連携です。
このように、談合で、世論を作る。
電通は、諸悪の根源。
04. 2010年8月22日 15:54:09: MdWuVphD6M
菅・小沢ではない第三の候補の出馬を望む。
原口総務相、小沢鋭仁環境相らは、出馬せよ。
もっと、若手(40代)が出馬してもよい。
数人くらい出て、代表戦を実施し、経済政策や社会保障政策などを語ってほしい。
05. 2010年8月22日 16:11:35: oKnKZaxOzs
マスコミが民主党・小沢元代表を批判するのは良いが 印象操作が多すぎるのと
頭が悪すぎるというか同じパターンが多いのには呆れる。
日本の談合マスコミだけだろ、重箱の隅を楊枝でほじくり大事な問題をおろそかに
させているのは。
何故 菅直人がダメで小沢総理待望論があるのか、という内容に踏み込まない。
5年前の小泉竹中の郵政選挙でも内容に踏み込まず 改革派 vs 抵抗勢力
の馬鹿げた構図で旧勢力=小泉自民マスコミが旨くB層ら有権者をだました。
旧勢力は、この歪んだ成功体験が忘れられないのだろう。
06. 2010年8月22日 16:17:01: lFtrGPhedw
朝日とかその変節が笑える。
以前のマスゴミは無投票再選は民主主義的でないと叩きまくってただろ?
だから、対抗馬立てて民主主義的にやろうと言ってるだけ。
07. 2010年8月22日 16:18:39: WxCuzEvGcI
小沢さんに対する朝日をはじめとするマスコミのネガキャンがひどくなってくるのは、小沢さんが出馬すると圧勝すると読んでの危機感の表れ、地に墜ちたマスコミの最期の悪あがきであろう。
08. 2010年8月22日 16:23:37: E76UyhDxMM
NHKに対して総務大臣の原口はこの1年なにをしてたのか?
ロシアのプーチンのように真っ先にマスゴミを押さえるのが政権交代の筋であり
本筋なのだ。
アメリカは政権交代すると、官僚もすべて入れ替えるのが当たり前で、そうでなければうまくシステムとして機能しないのは明らかになった。
今まで60数年間自民党に独裁的に支配され、官僚、マスゴミ、警察、公安、すべては未だに自民政権の息がかかった人事で政治家だけが交代しても、それは本当の意味での政権交代にはならないのを国民は深く認識しなければならない。
マスゴミを変えるににはまずNHKから始めないといつまでたっても同じことを繰り返すだけだろう。 我々ができることは声を上げることである。
国民一人一人がNHKに対して偏向報道の抗議の声を上げることが、NHKにとって一番
困るのは国民の抗議の声ではないだろうか?
国民一人一人が声を上げることに民主主義の意義がある。
09. 2010年8月22日 16:23:41: lFtrGPhedw
まあ、小沢氏が首相になれば鳩山内閣で続けていたように会見はフルオープンになるだろう。
もちろんそれは各省庁の閣僚や党側も全てフルオープンになり記者クラブはなくなるだろう。
小沢氏は記者クラブがないのが当たり前と思ってる(こんなのがあるのは日本だけだし)
マスゴミもガクブルだな。
しかも、小沢氏は幹事長時代官房機密費は全てオープンにし国民に公開すべきと言ってるのでマスゴミと金の問題が怖い(笑)
10. 2010年8月22日 17:10:20: dqzcJZhVIc
官房機密費まみれの大手マスゴミの連中は小沢さんが総理大臣になるのが死ぬほど
怖いのだろう
11. 2010年8月22日 17:10:26: fEYiVE3nvI
今日、ファミレスで食事をしたのですが、レジの脇に読売新聞が積まれていて「グッドモーニングキャンペーン“ご自由にお持ち帰りください”無料お試し1週間受付中!」ですと。
もはやマスゴミ新聞は、お金を払って買うのではなく、無料になりました。
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