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【2:890】【自動車】消えゆくスポーツカー 販売低迷、環境規制で苦戦 [10/07/20]
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1 名前:依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★ 2010/07/20(火) 11:44:03 ID:???
低燃費のエコカー人気の陰で、スポーツカーがこの夏、相次ぎ姿を消す。トヨタ自動車が
7月末でレクサスのスポーツクーペ「SC430」を、ホンダが8月末で「シビックタイプR
」の生産を終了する。マツダも6月末で「RX―8」の欧州向け生産をやめた。若者のあこ
がれだったスポーツカーも今は販売が低迷し、国内外での排ガス規制も強まり、苦戦している。
SC430は1981年に登場してバブル期などに人気を集めた「ソアラ」を引き継ぎ、
2005年夏に発売された。06年には月平均約130台売れたが、昨年は税込み710万円
という高価格もあって、月20台程度に低迷した。
ホンダは昨年6月末にスポーツカーの「S2000」の生産をやめたばかり。サーキット
走行もできる性能にしたシビックタイプRは、国内の排ガス規制が今年9月に強化され、その
基準を満たせないため、国内生産を終了する。
マツダのRX―8は04年に欧州で約1万8千台が売れたが、昨年は1128台に落ち込ん
だ。欧州は来年から排ガス規制が厳しくなるため、欧州向け生産をやめた。国内や北米向け
の生産は続ける。
スポーツカーは自動車メーカーが先端技術を競うシンボルだったが、最近は燃費や安全面に
競争の舞台が移った。また、乗車定員が少ない一方、価格は高く、エコカー補助金の対象にも
なりにくい。メーカーは売れる車種に生産を絞り込んでおり、販売が伸びないスポーツカーに
は厳しい目が向けられている。
スポーツカーが売れなくなった背景について、ガリバー自動車研究所の鈴木詳一所長は「
趣味的なクルマへの出費が削られているうえ、高価格化などもあって買いたくても持てない
状況になっている」とみる。携帯電話など若者の出費が多様化しているのに加え、一世を風靡
(ふうび)したトヨタの「スープラ」など数車種が02年の排ガス規制強化で姿を消し、選択
肢が狭まったのも追い打ちをかけたという。
ただ、トヨタは富士重工業と共同で価格を抑えたスポーツカーを11年末をめどに開発中
だ。ホンダは加速や操作性の良さをうたうハイブリッド車(HV)「CR―Z」を2月に発売
し、スポーツ感覚と低燃費の両立を目指す模索も始まっている。(若松潤)
ソース:asahi.com
http://www.asahi.com/business/update/0708/TKY201007080613.html
7月末で生産終了になるレクサス「SC430」
http://www.asahicom.jp/business/update/0708/images/TKY201007080627.jpg
8月末で生産終了となるホンダ「シビックタイプR」
http://www.asahicom.jp/business/update/0708/images/TKY201007080631.jpg
6月末で生産を終了したマツダの欧州向け「RX―8」
http://www.asahicom.jp/business/update/0708/images/TKY201007080628.jpg
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