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新聞屋の脳味噌なんてこのレベルです。ある全国紙直系広告代理店での爆笑秘話 「独りファシズム」
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投稿者 憂国青年烈士会 日時 2010 年 8 月 03 日 18:12:23: yqRdGXrwwb7i.
「独りファシズム」http://alisonn.blog106.fc2.com/blog-entry-165.htmlより転載
Cherry Bomb
新聞屋というのが、どれほどのバカかという話をしてみたいと思います。自分は昔から書評やら音楽評で小遣い稼ぎをしていましたが、10年ほど前ひょんなきっかけで、某全国紙系列の編集長を1年程やることになったわけです。系列と言っても、出世競争に敗れた本社のジジイが天下り用に作った広告会社ですから傍流もいいところで、看板一流、中身五流といった按配でしょうか。役員には○○新聞社員が名を連ね、社長と社員数名は地元の広告会社から引き抜いた連中です。ちなみに自分は20年近くシステム事業を通じ国内外の取引先、関連企業、競合他社と本当に様々な人間や組織と邂逅を重ねてきましたが、はっきり言ってこれほどのバカ集団をいまだかつて見たことがありません。
最初に驚いたのは社内でネットを利用していなかったことです。10年前と言えば、中小企業でもとっくにネットはインフラ化されてた時代です。これがなけりゃ編集なんて仕事はできませんから、回線の引き込みを進言してようやくネット環境が整いました。が、そこの社長ってのはそれまでインターネットに触れたことがなかったようで、Google検索して「おーっ!こりゃすごいわw」とか絶叫してる始末です。ちなみにサイバーエージェントがこの頃既に上場していましたから、時間軸の乖離値が半端じゃありません。ITの知識に乏しいことは百歩譲って許容するにしても、社長、取締役と肩書きがついている連中ですら、財務諸表はおろか、月次試算表の読み方がわからないというのには唖然でした。広告屋の脳味噌なんてのは、本当このレベルです。
発行する媒体を専売店の宅配網に乗じて只配りしてもらい、小所帯が僅かな広告費で糊口をしのいでいましたけど、そんな商売が長く続くわけはありません。なんせ部数は公称3割くらい水増しの上、セグメントに直接配布とのたまわりながらデタラメにポスティングするだけ、事実上の広告詐欺です。当然クライアントはどんどん離れていきました。おまけに営業力は脆弱で媒体刊行に必要な最低原資どころか、社員の給料分すら稼げない状態です。一流新聞社の系列と言えど所詮は地方の零細企業ですから、本来なら夜討、朝駆のドブ板営業で新規開拓にあけくれるのが常道ですが、それもしようとしません。挙句、半年ほどでジリ貧となり、結局、みかねて編集担当だった自分が営業に出て日銭を稼ぐはめになりました。ちなみに自分は広告の営業なんてド素人でしたが、たかだか1週間程度の「片手間セールス」で各媒体毎、数百万円の契約をあっさりゲットしましたから、いかに連中が絶望的な無能かということです。
その当時から新聞社は斜陽化し、「紙」の商売なんて先が見えていましたので、内部留保があるうちにネットへ広告事業をシフトすべきだと提言を繰り返しました。が、毎度の答は「新聞がインターネットに抜かれるぅ?そんなこと本気で思ってるんですか?( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \」ですから、救いようがありません。結局、驕りや慢心、不勉強が身を滅ぼします。周知の通り、昨年ネット広告は7000億円規模に達し新聞を追い抜きました。あまりにバカすぎて1年の任期後とっと辞めましたが、以降、同社の媒体は次々と廃刊。事業所を数倍に増やしたようですが、ビジネスモデルに変わりはありませんから、どこでやっても創刊、廃刊の繰り返しです。10年以上こんな調子ですから累積赤字も莫大な額に達していることでしょう。役員様ってのは超高学歴者ばかりでしたが、東大出のインテリに商売やらせても所詮この程度、ってことです。
辻希美のブログアクセス数が1日1000万PVとのことですが、これは読売新聞1面の閲覧数を上回ります。広告効果はもちろん、多方向から実測データを得られるわけですから、当然クライアントの評価も新聞とは比較になりません。コンテンツは「お弁当のオカズはウインナー!」くらいのもんですけど、虚偽報道で国民を扇動する似非ジャーナリズムに比べりゃよっぽど罪がなく健全です。いずれにしろ、莫大な資本を擁するマスメディアを20歳そこそこの小娘がパソコン1台、しかもゼロコストで、いとも簡単に凌駕したわけですからイノベーション恐るべし。つうか、旧媒体のクロスメディアにとっちゃ、テロみたいなもんでしょうな。
アナロジー的には、AK−47マシンガンで武装した一個大隊を、風呂上りのギャルが髪を乾かしついでに端末キーを叩きAGM−62精密誘導ミサイル一発でぶっ飛ばす、みたいな、痛快きわまる時代の到来ですw
(以上引用)
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コメント
01. 2010年8月04日 07:56:48: 6i9UrJsHdU
とはいえ、ネットが新聞やTVに変わる広告媒体になり得るかどうかは
ちと疑問で。
ネット広告は今のところ試行錯誤中で、効果的な広告が出来てるとは
言い難いし。バナー広告とかただウザイだけですからね。
あと、ネットのコンテンツは無料が当たり前になっているので、ネット上で
コンテンツを有料販売するというのはかなり難しい。利益を出すには、
やっぱり書籍やDVDなどにして売らないと駄目なんですよね。
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