http://www.asyura2.com/10/lunchbreak40/msg/487.html
Tweet |
現在は資本主義社会。資本主義社会は、労働者の日々の労働により資本家階級が利潤を手に入れる社会であり、資本家階級と労働者階級とに分かれ、その中間には中間層と呼ばれる勤労者管理職層や、自営業者、独立自営農民層等が形成されている。
資本家階級は自己の支配と権益維持のために、資本家階級の利益を直接代弁する政党として自民党を育成してきた。と同時に、中間層と呼ばれる階層を取り込む「手代」政党を育成してきた。
その際に用いられた理論が二大政党制であり、大資本家階級は一方で、直結の自民党を育成すると同時に、もう一方で中間層「手代」を育成。それがこんにちの民主党執行部である。
ところで従来の自民党+公明党の日米大資本家本位自公路線で、階級格差が拡大・深化し、国民生活が破綻に追い込まれた結果、昨年9月に民主党中心政権が樹立した。
本当は、日米大資本家階級「手代」であるはずだった鳩山内閣が、国民生活重視の改革に着手し、対米独立路線を歩み始めたことに危機感を覚えた日米大資本家階級は、米軍普天間基地問題を利用すると同時に、裏で社民党執行部を利用して、邪魔な鳩山連立政権を瓦解させた。
今回の菅直人内閣は、もう明確に日米大資本家階級「手代」としての姿を露にし、裏に潜む日米大資本家階級は第二自民党になりつつある現民主党執行部を利用して、従来からの権益維持を画策する。
1.第二自民党化した現民主党執行部と、自民党の一部との連立。
2.民主党と、かねて育成してきた「手代」政党、たとえば「みんなの党」との連 携。
いずれにせよ、裏に潜む日米大資本家階級は、「直結」自民党や、「手代」民主党等を裏で操りながら、生存を図る。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。