http://www.asyura2.com/10/lunchbreak40/msg/431.html
Tweet |
http://www2.odn.ne.jp/~nihongodeasobo/jugemu/gion.htm
ぎおんしょうじゃのかねのこえ
しょぎょうむじょうのひびきあり
しゃらそうじゅのはなのいろ
じょうしゃひっすいのことわりをあらわす
おごれるひともひさしからず
ただはるのよのゆめのごとし
たけきものもついにはほろびぬ
ひとえにかぜのまえのちりにおなじ
祇園精舎とは
『平家物語』冒頭部分です
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
口語訳
祇園精舎の鐘の音には、
諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。
沙羅双樹の花の色は、
どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。
世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、
春の夜の夢のようである。
勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、
まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。
「耳なし芳一」で有名な「琵琶法師」が語ることで有名。番組でもタイトルのバックに「琵琶」がありますね。子供のとき、はじめて「耳なし芳一」のお話を聞いた夜は、怖くてトイレに行くことができなかったことを覚えています。番組監修の斉藤氏もその著書「声に出して読みたい日本語」の中で、この平家物語に触れ、「琵琶法師の語りの技は、聴いている平家の亡霊たちの肉体を揺さぶり、悲痛な叫びをあげさせる」とあります。亡霊の肉体を揺さぶるというのが凄い…
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。