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http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2010/06/30/09.html
ビーナスまさか…世界82位に敗れ4強ならず
準々決勝で敗退した・ウイリアムず
Photo By AP
テニスのウィンブルドン選手権第8日は29日、英ロンドンのオールイングランドクラブで行われ、女子シングルス準々決勝で、第2シードのビーナス・ウィリアムズ(30)が世界ランク82位のツベタナ・ピロンコバ(22)にストレート負けする波乱があった。
第8シードのキム・クライシュテルス(27)も第21シードのベラ・ズボナレワ(25)に逆転負け。ピロンコバは4大大会初の4強進出。28日の男子シングルス4回戦では世界ランク82位の盧彦勲=ろ・げんくん=(26)が昨年準優勝のアンディ・ロディック(27)を破り、アジアの男子選手では95年松岡修造以来の8強入りとなった。
ウィンブルドン5度優勝のビーナス・ウィリアムズは、妹セリーナとの3年連続の決勝姉妹対決はならなかった。ダブルフォールト1回、凡ミス6回のピロンコバに対し、5回と29回と自滅。4大大会通算200勝を逃した。「今年は好調なスタートを切った」と4年連続決勝進出へ自信を見せていただけに、ショックを隠しきれなかった。
≪お疲れクライシュテルス逆手負け≫クライシュテルスが逆転負けで前回出場した06年以来の4強入りを逃した。第1セットは6―3で奪取。しかし、ズボナレワの深いストロークにミスが出始め、2セットを連取されてしまった。28日の4回戦でライバルのエナンに逆転勝ちしたが、2日連続の炎天下の試合で疲労が取れなかったようだ。
[ 2010年06月30日 ]
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