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【2:46】【社会】首相の「ぶら下がり取材」…居丈高と威厳を取り違えるようでは、この政権の前途も怪しい
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1 名前: ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★ 2010/06/28(月) 08:12:35 ID:???0 PLT(12556)
今の首相公邸が官邸だったころ、つまり、旧官邸時代の首相番記者の仕事は、
警備が厳しくなった今では信じられないほど最高権力者に生で密着できて、
面白かった記憶がある。
番記者は執務室の前にたむろして、食事の時からなにから移動するたびに金魚のふんよろしく
付き従い、言葉を引き出す。一言一句はその時々の首相の心境や公式・非公式コメントとしてメモ帳に記録された。
つきまとわられる側は煩わしかったろうが、悪いことばかりでもなかったはずだ。
若くともキャリアある記者は敬意をもって接したから、伝えられる首相像には
自然と威厳が備わっていたようにも思う。
それでも中曽根康弘氏のようにテレビのぶら下がりを好んだ首相もいた。
「いいことをしゃべっても新聞に出るとおかしくなる。一番いいのはテレビカメラに
向かって直接語りかけることだ」などと言って。
時は移り、菅直人首相がそのぶら下がりを制限する挙に出た。前任の首相が冗舌発言で
行き詰まったのを教訓としてのことらしい。
威厳なき首相の輩出と心の動揺も映すデジタル映像は無縁でないと感じていたから、
ぶら下がり制限に目くじら立てるつもりはないが、秘書官のせりふ「どうせ答えないので
朝の公邸前取材は許可しない」は、えらそうでいただけない。
居丈高と威厳を取り違えるようでは、この政権の前途も怪しい。
*+*+ 東京新聞 2010/06/28[08:12:35] +*+*
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2010062802000053.html
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