http://www.asyura2.com/10/lunchbreak39/msg/907.html
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2010/06/27(日) 18:42:44 ID:50tducBU
>>134
あんたがちょっと前に語っていたタイムリーな話が、ダイヤモンドにあったよ。
消費税引き上げのしわ寄せは末端に?中小下請けの悲哀と「益出し」に奔走する日本企業の未来 2010/6/25 ダイヤモンドオンライン
http://diamond.jp/articles/-/8551
中小下請けメーカーを苦しめる 「3たたき」の商慣習
大手メーカーの甲社と長く取引している中小下請けメーカーの乙社は、甲社の新製品に合わせて取引総額100万円での部
品製造を請け負った。甲社からのコスト削減要求は厳しく、100万円の受注価格は乙社として採算ギリギリである。
乙社が消費税込みで105万円の見積書を提出しようとしたところ、甲社からは「消費税分は当然のサービス(値引き)だ」とダメ出しされた。
泣く泣く消費税込みで100万円の見積書を提出したところ、甲社からは「バカな見積書を出しては困る。100万円から消費税5%を差し引いた95万円が、当社からの発注価格だ」と言い渡された。
これで驚いてはいけない。実際に甲社から乙社へ振り込まれた金額は、95万円よりも数百円少なかった。甲社に問い合わせたところ
「銀行の振り込み手数料だ」と返答された。振り込み手数料を下請け側が負担するのは「商慣習」なのだそうである。
このような価格交渉を「3たたき」と呼ぶことがある。乙社から納入された部品について、甲社のほうから難癖を付けたり、検収遅れを言い訳にしたりして支払いを遅延させる行為を含めると「4たたき」や「5たたき」になる場合もある。
中小の下請けメーカーは常に、叩かれ続けるのだ。
消費税率が例えば10%に引き上げられた場合、10%相当のサービス(値引き)を強要される中小企業は、死活問題になるであろう。
役所に訴え出ればいい、などというのは、実務を知らない人々の評論だ。
上記の話は、甲社が期日に支払いを行なってくれたので、「まだマシなほう」なのである。現実はもっと厳しい。(続く・・・
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