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85 :無党派さん:2010/06/24(木) 16:32:35 ID:Ir6gczQF
ダラダラ全文記事なんていらない――Webメディアの死角
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1006/24/news005.html
抜粋
通信社記者として特殊なキャリアを持つ筆者が現状の“会見全中継”や“会見全文”などの
記事に接すると、どうしても先の国会テレビ担当の苦痛が鮮明によみがえってしまう。
つまり、通常であれば担当記者なりデスクなりが“ボツ”とするような内容までがダラダラと
流れているからに他ならない。
閉鎖的な記者クラブの開放を勝ち取ったフリージャーナリストや新興のWebメディアをくさ
すつもりは一切ない。今まで一般に知られていなかった会見の様子を広範な層の読者に
対し、詳細に伝えることには意義があると筆者も考える。
ただ、そろそろ「なにがニュースなのか」を検討し、読者に提供する「編集」の作業が必要だ
と筆者は考えるのだ。
筆者が見るところ、ニュース判断という編集作業を経た記事や動画を提供しているフリーの
ジャーナリストやメディアはごくごく一部。あとは、閉鎖的な記者クラブの扉をこじ開け、会見
に出ること自体が目的化した内容のダラダラ原稿や動画が大半だ。
全文記事や全中継が支持を集め、商売になると考えていれば、既存の新聞やテレビがとっ
くにビジネスにしていたはずだろう。記者クラブの開放問題はあと1〜2年の間に解決するは
ず。その後は、読者の興味をいかに引きつける原稿や映像を提供できるかが、新興Webメデ
ィアの生き残りのカギを握ることになりそうだ。
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