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【政治】菅総理の脱官僚はどこに行ったのか 総理大臣の椅子のためには、平気で官僚と手を結ぶことがわかってしまった
1 :影の軍団ρ ★:2010/06/23(水) 10:20:54 ID:???0
菅直人新政権がスタートして、内閣支持率、民主党支持率ともに劇的なV字回復を示している。
あの麻生太郎さんでも首相就任直後は内閣支持率がアップしたのだから、まあ、驚くには当たらないが。
支持率アップの最大要因は、やはり小沢一郎前幹事長の影響力を排除した人事であろう。
組閣や党人事で露骨な"小沢排除"に打って出たのは、さすがに市民運動家出身で、
弱小政党からしぶとくステップアップしてきた菅氏らしい勝負手だ。
いわば、肉を切らせて骨を断つ戦法。外部からの「政治とカネ」に関する批判を
党内の対小沢闘争に転化させて、支持率アップと小沢排除による党内基盤強化という
一石二鳥を狙ったのである。おそらく今後は、自民党の弱点である企業団体献金の禁止を打ち出すに違いない。
ここまで菅総理が対小沢闘争で強気に出られるのは、財務大臣時代に何か
税務情報でも得たからかもしれない。財務省は国税庁を下部機関として持っており、
国税庁の人事は財務省キャリアが牛耳っている。このため、建て前としては財務大臣は
個別事案に介在しないことになっているが、現実には税務情報を得ることは容易だ。
ザル法である政治資金規正法違反では立件が難しくても、所得税法違反となれば
話は違ってくる。小沢氏の不動産関連疑惑については、政治資金規正法での調査とともに
所得税法の観点からも調査が行われていたと考えるのが自然であり、その情報が
仮に菅氏に流れていたとすれば、小沢氏は最大の弱点を最高権力者である首相に握られていることになる。
気になるのは、菅氏が財務官僚と"握った"可能性である。財務官僚が上司である
財務大臣に協力するのは当然だが、その際に、消費税の税率アップについての言質を
菅氏から取っているのではないか。ここが、菅政権の不安なところだ。
そういえば、菅総理は、民主党代表戦でも「脱官僚」に言及しなかった。
脱官僚は、小沢氏が合流する前のオリジナル民主党の合い言葉だし、
鳩山政権でも「官僚依存からの脱却」を旗印にしていたはずだ。
今回の組閣で菅総理はオリジナル民主党時代からの人員を要所に配置したが、
向かうべき方向としての脱官僚はどこに行ったのか。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/696
>>2以降に続く
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