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275 :無党派さん:2010/06/20(日) 16:35:16 ID:zPoi72+i
〈揺れる政党:中〉離れる票 食い止め必死 自民
http://www2.asahi.com/senkyo2010/localnews/TKY201006200134.html
国会が閉会した翌17日朝、自民現職の二之湯智氏(65)は、京都市議3人とともに京福電鉄(嵐電)北野白梅町
駅前に立った。午前8時、京都市内の気温はすでに23度。スーツにネクタイ姿の二之湯氏は、噴き出る汗を手で
ぬぐいながら訴えた。
「私たちは昨年8月に政権を失って以来、国民と対話を繰り返してきた。本当に反省し、一から出直す覚悟です」
2004年参院選は、年金の保険料引き上げなど当時の小泉純一郎首相の改革の手法に有権者が厳しい目を向
け、各地で自民現職が落選した。しかし、二之湯氏は地元議員や有力支持者・団体を回って約35万8千票で初
当選を果たした。早朝の街頭演説は「業界団体や地域のボスだけで選挙をやるのではない」と野党転落後の昨秋、
始めた。
■ ■
昨夏の衆院選で、自民は支持者や支持団体の「自民離れ」をいかに食い止めるかという課題に直面した。府医師
連盟は衆院選で、自民候補のほか民主の前原誠司氏(48)と山井和則氏(48)を推薦。府歯科医師連盟は二之
湯氏と共に、今回初めて民主現職の福山哲郎氏(48)に推薦を出すことを決めた。
保守の地盤とされてきた府北部にも「自民離れ」の兆しがある。二之湯氏は前回よりも精力的に街頭演説や講演
に回るが、丹後地方の元町議の一人は「演説会に100人も集まらなかった。このままでは共産に食われてしま
う」と危機感を強める。元漁業の男性(80)も「以前は集落のほぼ全世帯が自民支持だったが、今は半分くらい。
与党でないと意味がない」と話す。
276 :無党派さん:2010/06/20(日) 16:36:08 ID:zPoi72+i
昨年12月、府連は参院選の公認候補を決めようと、党員1万4050人による投票を実施した。返信したのは5065
人。組織力低下を印象づけた。昨夏の総選挙で落選した元衆院議員の清水鴻一郎氏(64)も「自分の意見を明確
に出せない」と自民に離党届を提出。その後、除名になった。参院選にはみんなの党から比例区で立候補する。
二之湯氏を支援する京都市議は「票をつなぎ留めることは歩かなできん。『どぶ板選挙』が大事だ」と、二之湯氏
を連れ支持者を回る。
■ ■
04年参院選比例区で、自民は府内で約28万7千票を得た。これを自民の基礎票と考えれば、選挙区で次点だ
った共産候補との差は約2万3千票に過ぎない。二之湯氏を押し上げた決め手は十数万票といわれる公明支持
者の票だったとみられる。だが、自公連立政権が崩壊した今、公明は民主とも自民とも距離を置く「第三極」を強
調する。
公明の動向のカギを握るのは、支持母体・創価学会と自民のパイプ役を果たしてきた野中広務元官房長官(84)
だ。4月11日の南丹市長選。野中氏が地元に入った直後、学会が佐々木稔納市長(55)支援で動き、大差で再
選を果たしたと言われる。今回も、野中氏は二之湯氏支援を頼んだという。7月11日投開票という日程が決まり、
二之湯氏側からのアプローチも始まった。学会関係者は対応の見極めを図る。
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