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02. 2010年6月19日 21:06:57: hfGdQA52ss
>>01コメント氏、「すごいねえ」と感嘆されているが、まだお若い方とお見受けする。現在刑務所収監中の、中高年累犯囚の多くがそれだよ。追い詰められ(食い詰め)ても、自ら自裁(自殺)できない、大半の普通の弱い人間にとって刑務所は最後の「駆け込み寺」なの。
刑務所をセーフティーネットとして利用せざるを得ない状況は、昨日今日始まった事じゃない。塀の向こうに堕ちた人間にとっても、また出所後彼らの面倒みる民生委員にもよく分っている話で、社会復帰、更生という文字は殆ど死語に近い。
俺が中部圏のN市でタクシー乗務員をしていた去年暮れの話だ。深夜同僚が市内で無線配車の客を、M県の焼肉で有名なM市まで上下(往復の意)した。途中車内での挙動がおかしいので、同僚は中途清算を要求、一旦クレジット・カードで清算したものの、今度はN市に戻れとの客からの要求。でN市に戻ったところ、最初客を乗せた付近で信号待ちの間に「乗り逃げ」されるという事案が発生した。
途方に暮れた同僚と運行管理者とのやり取りを傍で聞きながら、ああまたやられたかと思っていたら、なんと翌日、その客がのこのこ顔を出してきたのだ。車内に残した私物を返して貰いたいとの事。 紙バッグのことだが、中身はM刑務所服役中の「反省日記」と紙クズの類。運賃精算に用いたクレジット・カードはもちろん他人名義。出所したその日の犯行である。
受け入れる余地のないことわかっている実社会よりも、慣れ親しんだ、夜露を凌げて3食付きの「規則正しい健康的な生活」を選んだってことだね。
ここで問題は、人生の選択肢として、若者達が早々とその道を選ぶしかない状況に、現在あるってことだ。
俺の姪っ子がこの春国立大卒業したが、教職資格は持っているものの教師はやりたくないと、選んだ就職先が学習教材を販売する会社だ。体育会系の元気娘だが、本人不本意なのは傍からみていて分る。 もっともこの就職超氷河期の時代に、就職できただけでもOKと受け取るか、それとも、ふざけるんじゃねえと「このくそったれ時代」に怒りをぶつけるか。俺はもちろん後者だ。
若者の選択肢がない!
米国のように、若者達を戦争の消耗品として投入出来る社会と、それができない日本という国のこれからの在り方、考えてみようよ。
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