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【diamond、小沢君なら官邸主導を実現できたかも】(ハゲタカ康弘すら、鳩菅が小結コンビと見抜いています)
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak39/msg/492.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 6 月 13 日 00:37:29: 4sIKljvd9SgGs
 

430 :無党派さん:2010/06/13(日) 00:28:22.03 ID:zvj34RZC
中曽根康弘元首相が示す“混迷政治脱出”への光  「政治家諸君、日本人であることの自信を持て!」
http://diamond.jp/articles/-/8408?page=3
小沢君なら官邸主導を実現できたかも   新首相の菅君は多面的過ぎて個性が弱い

――現役時代には、予算編成の見直しや税制改革を通じて、財政問題にも積極的に取り組みましたね。

「増税なき財政再建」を唱えて発足した第二臨調(第二次臨時行政調査会)は、予算編成権を大蔵省から取り上
げた初のケースでした。民主党は、今また同じようなことをやろうとしている。これについては評価できます。
 しかし、どこが主体になってやっているかが、国民には全く見えてこない。これまで、首相の指導力が見えてこなかったのです。
我々の時代には、税制改革などは首相の先権事項として進めるべきものだったが、今は違います。

――民主党も事業仕分けなどを通じて、財政健全化に向けた努力をしています。しかし、全体的な戦略が官邸からは
聞こえてきません。自民党との違いを出したいなら、予算や税制についても明確にする必要があるでしょうね。

 その通りですね。こういった問題は、官邸を中心とする高度な専門委員会が現実的に処理すべきでしょう。財務省が
主導するのではなく、首相直轄の附属機関に権限を集約していく。その意味では、今の国家戦略室も、名前だけで力
がないと言わざるを得ません。

――それに取り組むのは、並大抵のことではないでしょう。中曽根さんは以前、著書の中で「首相の思いは一種の狂気だ」
と語っていました。それくらい気概のある政治家はいるでしょうか?

 小沢君(小沢一郎・前民主党幹事長)ならある程度はできるでしょう。だけど、新首相の菅君(菅直人)は多面的過
ぎて個性が弱いから、少し不安が残る。
 私は国鉄改革をやったときに、まず国鉄総裁をクビにするところから始めました。財政改革も、それくらいの強い思いがな
いと実現できないでしょう。
 

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コメント
 
01. 2010年6月13日 12:24:24: zvFsbZHfYQ
【転換への挑戦】元首相・中曽根康弘 「コップの中の嵐」を脱して
2010.6.11 03:11
このニュースのトピックス:菅首相

 菅直人政権の誕生で、再び民主党は国民の期待を呼び戻した。遅すぎた退陣とはいえ、鳩山由紀夫前首相が小沢一郎前幹事長と心中したことが功を奏したようだ。

 しかし今回の交代は、国政の歴史的転換には値しない。民主党内部の権力闘争、つまり小沢勢力が退き、非小沢勢力が制覇しただけの「コップの中の嵐」にすぎないのだ。党内の同志を封じ込めることで党や首相(党首)の人気を上げる行為は邪道だ。自民党もやってきたことではあるが、残念ながら民主党も政権を取れば同じことを繰り返したことになる。

 菅首相は市民勢力を背景に生まれた「市民派政治家」であり、支持基盤はない。首相を誕生させたのも、政治目的を共有した同志の集まりではなく、「反小沢」という共通目標で集まった集合体でしかない。

 菅政権のよりどころは、党内の勢力よりも国民的支持にある。これだと、国民への気配りに相当なエネルギーを費やさざるを得ず、目指すべき政治というものに集中できなくなる。

 また、首相には指導力や牽引(けんいん)力も備わっていなければならないが、市民派政治家というものは政権を側(そば)で支える構成員に頼らざるを得ない傾向にある。しかも、政権の要となる仙谷由人官房長官も枝野幸男幹事長も党内に強力な支持基盤があるとはいえず、党内に強い基盤を持たない菅政権は突然に崩壊を迎えることもありうる。

 鳩山前首相には、一定の支持基盤に加え、小沢氏という強力な後ろ盾があった。それでも、鳩山氏は目指すべき日本の座標軸や主張を明確にできないまま国政を運営してきた。米軍普天間飛行場移設問題で足を取られると、小沢氏から離れて独自性を出そうとして、つまずいた。

 菅首相も、本格的政権を目指すなら、国民的支持に頼るばかりとはいかず、9月の民主党代表選を機に小沢氏の力を借りねばならないだろう。トップとしての目標は挙党一致である。

 「しばらく静かに」と菅首相から求められた小沢氏は、参院選が終わるまでは堪忍袋の緒を切らずに自重するだろう。しかし、小沢氏が整えてきた参院選に民主党が勝利すれば、同氏の発言力や権威は見直される。いつまでも小沢氏が自重する保証はない。

 小沢氏を政権に迎えることは、現体制との軋轢(あつれき)を生む。かといって、党内の支持基盤を持たない菅氏が、その後も「脱小沢」を続ければ、小沢氏は政権を揺さぶってくるだろう。

 政策課題も少なくない。

 民主党は子ども手当や高校授業料無償化など、いわゆるバラマキ政策を相次いで唱えた。これでは、財政がもたないのは自明のことだ。平成23年度予算編成は大問題になる。菅首相は消費税率引き上げに前向きとされるが、参院選で税率を具体的に打ち出していけるのか。普天間問題は、「県外移設」の約束を破り、元のもくあみに戻った。あらゆる手段を使って沖縄県民の信用を得ていく努力ができるのか。

 菅政権はこれらの矛盾を抱え込んだまま、政権を運営しなくてはならない。それが今後の政界全体にどう影響していくか、注視しなければならないだろう。(なかそね・やすひろ)

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100611/plc1006110311001-n1.htm


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